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公開番号
2025072408
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2025008813,2020174946
出願日
2025-01-22,2020-10-16
発明の名称
画像形成システム、画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ネクスト
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250430BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数の情報処理装置がアクセス可能な状況下でリモート表示制御を実行する場合でも、画像形成装置の動作に悪影響が生じるのを抑制する。
【解決手段】MFP10に備えられたコントローラ11は、複数のPC30,50,51いずれかにリモート画面を表示させるリモート表示制御を実行する。コントローラ11は、複数のPC30,50,51いずれかによりリモート表示制御の開始要求が行われており、かつ以前の要求によってリモート表示制御がすでに実行されていることが判断されていない場合、リモート表示制御の開始要求を行ったPCを対象とするリモート表示制御を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置と、複数の情報処理装置と、判断処理部と、を備える画像形成システムであって、
前記画像形成装置に備えられたコントローラは、前記複数の情報処理装置いずれかにリモート画面を表示させるリモート表示制御を実行し、前記リモート画面は、前記画像形成装置のユーザインタフェースに表示されている操作画面に対応する画面であり、
前記判断処理部は、前記リモート表示制御の開始要求が行われている場合に、以前の要求によって前記リモート表示制御がすでに実行されているか否かを判断し、前記開始要求は、前記複数の情報処理装置いずれかからの要求であり、
前記コントローラは、
前記複数の情報処理装置いずれかにより前記開始要求が行われており、かつ以前の要求によって前記リモート表示制御がすでに実行されていることが前記判断処理部により判断されていない場合、前記開始要求を行った前記情報処理装置を対象とする前記リモート表示制御を実行し、
前記複数の情報処理装置いずれかにより前記開始要求されており、かつ以前の要求によって前記リモート表示制御がすでに実行されていることが前記判断処理部により判断されている場合、前記開始要求を行った前記情報処理装置を対象とする前記リモート表示制御を実行しない画像形成システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、
前記リモート表示制御を実行する場合、前記リモート画面を、前記情報処理装置のブラウザで表示させるための画面データを作成し、作成された前記画面データを前記情報処理装置に送信し、
前記以前の要求によって前記リモート表示制御がすでに実行されていることが前記判断処理部により判断されている場合、前記画面データを、前記開始要求を行った前記情報処理装置に送信しないことにより、前記情報処理装置を対象とする前記リモート表示制御を実行しない請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記コントローラは、前記情報処理装置からの要求に応じて、前記画像データを当該情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置は、前記以前の要求によって前記リモート表示制御がすでに実行されていることが前記判断処理部により判断されている場合、前記コントローラに、前記画面データの送信を要求しない請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記判断処理部は、前記情報処理装置が、前記画像形成装置に対して前記開始要求を行ったことを契機に、前記以前の要求によって前記リモート表示制御がすでに実行されているか否かを判断する請求項1又は2に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記判断処理部は、
前記リモート表示制御が、現在実行されているか否かを前記コントローラに問合せ、
前記問合せに伴う前記コントローラからの返信に応じて、前記以前の要求によって前記リモート表示制御がすでに実行されているか否かを判断する請求項1~4のいずれか一項に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記情報処理装置は、
前記以前の要求によって前記リモート表示制御がすでに実行されていることが前記判断処理部により判断されていない場合、前記画像形成装置に対してアクセスIDの発行を要求し、
前記コントローラにより発行された前記アクセスIDと共に、前記開始要求を行い、
前記コントローラは、前記アクセスIDに基づいて、前記情報処理装置の認証が成功した場合に、前記情報処理装置を対象とする前記リモート表示制御を実行する請求項1~5のいずれか一項に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記コントローラは、前記以前の要求によって前記リモート表示制御がすでに実行されていることが前記判断処理部により判断されている場合、前記アクセスIDを前記情報処理装置に対して発行しない請求項6に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記コントローラは、判断プログラムを前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置は、前記コントローラにより送信された前記判断プログラムを実行することで、前記判断処理部として機能する請求項7に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記コントローラは、前記情報処理装置のブラウザで表示させるためのWebページデータを作成し、前記Webページデータを前記ブラウザに送信し、前記判断プログラムは、前記Webページデータに含まれており、
前記情報処理装置は、前記ブラウザにより前記判断プログラムを解釈することで、前記判断処理部として機能する請求項8に記載の画像形成システム。
【請求項10】
前記コントローラは、前記情報処理装置に、前記リモート表示制御に係る処理を実行させるための実行プログラムを前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置は、前記コントローラにより送信された前記実行プログラムを実行することで、前記リモート画面を、前記情報処理装置のブラウザで表示させるための画面データを前記画像形成装置から受信し、前記情報処理装置のブラウザに前記リモート画面を表示させる前記請求項9に記載の画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置のユーザインタフェースに表示された画面を、遠隔の情報処理装置に表示する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像形成装置と、情報処理装置とを備える画像形成システムが記載されている。画像形成システムでは、画像形成装置のユーザインタフェースに表示された画面を、遠隔の情報処理装置に表示させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-10265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像形成装置が、複数の情報処理装置にアクセス可能な状況下では、画像形成装置のユーザインタフェースに対して、複数の装置からリモート操作が行われると、画像形成装置の動作に悪影響が生じることが懸念される。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みたものであり、画像形成装置のユーザインタフェースを、複数の情報処理装置がアクセス可能な状況下でリモート表示する場合でも、画像形成装置の動作に悪影響が生じるのを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本発明は、画像形成装置と、複数の情報処理装置と、判断処理部と、を備える画像形成システムに関する。画像形成装置に備えられたコントローラは、複数の情報処理装置いずれかにリモート画面を表示させるリモート表示制御を実行する。リモート画面は、画像形成装置のユーザインタフェースに表示されている操作画面に対応する画面である。判断処理部は、リモート表示制御の開始要求が行われた場合に、以前の要求によってリモート表示制御がすでに実行されているか否かを判断する。リモート表示制御の開始要求は、複数の情報処理装置いずれかからの要求である。コントローラは、複数の情報処理装置いずれかにより開始要求が行われており、かつ以前の要求によってリモート表示制御がすでに実行されていることが判断処理部により判断されていない場合、リモート表示制御の開始要求を行った情報処理装置を対象とするリモート表示制御を実行し、複数の情報処理装置いずれかにより開始要求されており、かつ以前の要求によってリモート表示制御がすでに実行されていることが判断処理部により判断されている場合、リモート表示制御の開始要求を行った情報処理装置を対象とするリモート表示制御を実行しない。
【0007】
上記構成では、画像形成装置のコントローラは、複数の情報処理装置いずれかによりリモート表示制御が実行されている場合は、新たな情報処理装置によりリモート表示制御に対して開始要求が行われても、開始要求を行った情報処理装置を対象とするリモート表示制御を実行しない。これにより、1台の画像形成装置が複数の装置を対象とするリモート表示制御を実行することを防止し、画像形成装置の動作に悪影響が及ぶのを防止することができる。
【0008】
本発明は、種々の形態により実現することが可能であり、画像形成システムの発明以外にも、画像形成システムを構成する画像形成装置の発明としても実現することができる。
【発明の効果】
【0009】
1台の画像形成装置が複数の装置を対象とするリモート表示制御を実行することを防止し、画像形成装置の動作に悪影響が及ぶのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成システムの構成図。
リモート表示制御を開始する際の処理を説明するタイミングチャート。
リモート表示制御を開始する際の処理を説明するタイミングチャート。
EWS画面を説明する図。
図2のS17で実行される処理の手順を説明するフローチャート。
リモート表示制御が実行できない場合にPCに表示される画面を説明する図。
図2のS21で実行される処理の手順を説明するフローチャート。
PCに表示される画面を説明する図。
MFPのユーザIFに表示される画面を説明する図。
管理者によりリモート表示制御が禁止された場合に、PCに表示される画面を説明する図。
リモート画面を説明する図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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