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公開番号
2025078202
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190612
出願日
2023-11-08
発明の名称
車両前部構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B62D
25/08 20060101AFI20250513BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】空気の漏れを防いで熱交換部に走行風を効率よく導入しつつ、製造コストの削減も図る車両前部構造を実現する。
【解決手段】車両前部構造は、冷却水が循環されるラジエータ12と、空調装置のコンデンサ14と、車両の前部に設けられ、走行風を車内側に導くダクト16と、を備え、前記ダクト16は、前記ラジエータ12および前記コンデンサ14の外周部を覆うように設けられ、側面に薄肉化された切れ目で区切られた脆弱領域24が複数形成され、1つ以上の前記脆弱領域24が離脱されて生じた空間部分26に、前記コンデンサ14の配管18が通されている、ことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
冷却水が循環されるラジエータと、
空調装置のコンデンサと、
車両の前部に設けられ、走行風を車内側に導くダクトと、
を備え、
前記ダクトは、
前記ラジエータおよび前記コンデンサの外周部を覆うように設けられ、
側面に薄肉化された切れ目で区切られた脆弱領域が複数形成され、
1つ以上の前記脆弱領域が離脱されて生じた空間部分に、前記コンデンサの配管が通されている、
ことを特徴とする車両前部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両前部構造に関し、特に、走行風を車内側に導くダクトとその周辺部材の構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
車両のフロントルームには、エンジンやモータを冷却するためのラジエータや、空調装置の冷凍サイクルで使用する冷媒を冷却するためのコンデンサなどの熱交換部が搭載される。そして、従来から、これらの熱交換部を効率的に冷却するために、ダクトやその周辺部材の構造を工夫した車両前部構造がある。
【0003】
例えば、特許文献1には、ダクト部をシュラウドに一体形成した車両のフロントエンド構造が開示されている。特許文献1の構造によれば、切り欠きや隙間を通って空気がラジエータを迂回して流れることがないため、組付け工数を増やすことなく、ラジエータの冷却機能の向上が可能とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-237628号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ダクトを通じて走行風を適切に熱交換部に導入できれば、熱交換部の効率的な冷却が可能だが、それと同時に、当該走行風がダクトの隙間などから漏れるのを防ぐことも考慮する必要がある。例えば、空気の漏れにより空気抵抗計数(CD値)が増加した場合、燃費性能が低下し、その結果、CO2排出量の増加にもつながるためである。また、ダクトの設定に関しては、製造コストの面から部材の共通化が図れるとよい。
【0006】
そこで、本明細書では、空気の漏れを防いで熱交換部に走行風を効率よく導入しつつ、製造コストの削減も図る車両前部構造を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書で開示する車両前部構造は、冷却水が循環されるラジエータと、空調装置のコンデンサと、車両の前部に設けられ、走行風を車内側に導くダクトと、を備え、前記ダクトは、前記ラジエータおよび前記コンデンサの外周部を覆うように設けられ、側面に薄肉化された切れ目で区切られた脆弱領域が複数形成され、1つ以上の前記脆弱領域が離脱されて生じた空間部分に、前記コンデンサの配管が通されている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本明細書で開示の車両前部構造によれば、ダクトはラジエータおよびコンデンサの外周部を覆うように設けられるため、ラジエータおよびコンデンサに効率的に走行風を導くことができる。また、コンデンサの配管の位置に合わせてダクトの空間部分を形成できるため、車種ごとにコンデンサの配管の構成が異なる場合であっても、ダクトを共通化でき製造コストが削減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る車両前部構造を概略的に示す側面図である。
図1のダクトの構成を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して車両前部構造について説明する。なお、各図において、「Fr」、「Up」、および、「Rh」は、それぞれ、車両前方、上方、および、右側方を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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