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公開番号2025109585
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003569
出願日2024-01-12
発明の名称車両用灯具
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F21S 45/00 20180101AFI20250717BHJP(照明)
要約【課題】灯具内に設けられている光源ユニットのリサイクル性に優れた車両用灯具を得る。
【解決手段】光源ユニット14を収容して支持するハウジング20と、ハウジング20に接合されることで光源ユニット14が収容されている空間を閉空間とするレンズと、を備えた車両用灯具10であって、光源ユニット14は、レンズと対向する基板16を有し、ハウジング20は、レンズの法線方向から見て基板16と重なる領域の外方側に脆弱部28を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光源ユニットを収容して支持するハウジングと、
前記ハウジングに接合されることで前記光源ユニットが収容されている空間を閉空間とするレンズと、
を備え、
前記光源ユニットは、前記レンズと対向する基板を有し、
前記ハウジングは、前記レンズの法線方向から見て前記基板と重なる領域の外方側に脆弱部を有する車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
光源を保持するハウジングに形成されたレンズ装着壁の外周囲を覆ってレンズが装着された車両用灯具において、レンズ装着壁の上端面にレンズの段差面を対向させるとともに、その上端面と段差面との間に接着剤を塗布してハウジングとレンズとを接合一体化し、かつレンズに係合爪を形成し、その係合爪を、ハウジングに形成した孔部からレンズ装着面側とは反対側の裏面に臨ませてハウジングに形成した被係合部に係止させるように構成したものは、従来に提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-076512号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両用灯具では、灯具内への水や異物の進入を防止するために、ハウジングとレンズとを接着剤や超音波溶着等によって接合している。しかしながら、ハウジングとレンズとが接着剤や超音波溶着等によって接合されていると、灯具を廃棄するときに、灯具内に設けられている光源ユニット(基板や電子部品)を取り出してリサイクルすることが困難になる。このように、灯具内に設けられている光源ユニットのリサイクル性を向上させる観点においては、未だ改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、灯具内に設けられている光源ユニットのリサイクル性に優れた車両用灯具を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車両用灯具は、光源ユニットを収容して支持するハウジングと、前記ハウジングに接合されることで前記光源ユニットが収容されている空間を閉空間とするレンズと、を備え、前記光源ユニットは、前記レンズと対向する基板を有し、前記ハウジングは、前記レンズの法線方向から見て前記基板と重なる領域の外方側に脆弱部を有している。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、ハウジングに収容されて支持されている光源ユニットは、ハウジングに接合されることで光源ユニットが収容されている空間を閉空間とするレンズと対向する基板を有している。そして、このハウジングは、レンズの法線方向から見て基板と重なる領域の外方側に脆弱部を有している。したがって、車両用灯具を廃棄するときに、その脆弱部を破断すれば、ハウジングを、光源ユニット(基板)を支持する側とレンズが接合されている側とに分離することが可能となる。これにより、光源ユニットのリサイクル性が向上される。
【発明の効果】
【0008】
以上のように、本発明によれば、灯具内に設けられている光源ユニットのリサイクル性に優れた車両用灯具を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る車両用灯具の一例としてのライセンスプレートランプを構成するハウジング側を示す概略正面図である。
本実施形態に係る車両用灯具の一例としてのライセンスプレートランプを一部拡大して示す概略平断面図である。
本実施形態に係る車両用灯具の一例としてのライセンスプレートランプが2つに分離された状態を示す概略平断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車両上方向、矢印FRを車両前方向、矢印LHを車両左方向とする。したがって、以下の説明で、特記することなく上下、前後、左右の方向を記載した場合は、車両における上下、前後、左右を示すものとする。また、左右方向は、車幅方向と同義である。
(【0011】以降は省略されています)

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