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公開番号
2025079773
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2024060936
出願日
2024-04-04
発明の名称
ホログラフィック投影装置
出願人
達運精密工業股ふん有限公司
,
DARWIN PRECISIONS CORPORATION
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
G02B
30/56 20200101AFI20250515BHJP(光学)
要約
【課題】ホログラフィック投影装置を提供する。
【解決手段】ホログラフィック投影装置は、ディスプレイアセンブリと反射アセンブリとを備える。ディスプレイアセンブリには、表示面があり、その表示面は水平視角と垂直視角とを有する。ディスプレイアセンブリは、条件1または条件2を満たすコリメート映像光線を生成することができる。条件1:コリメート映像光線が水平視角と垂直視角における半値全幅≦35°である。条件2:コリメート映像光線の前記半値全幅≧45°の範囲における輝度がコリメート映像光線の最大輝度の2%以下である。反射アセンブリは、コリメート映像光線の伝達経路上に設置される。反射アセンブリは、光透過性基板と複数の反射素子とを有する。光透過性基板は表示面に対して傾斜している。反射素子は光透過性基板上に設置され、コリメート映像光線を投影位置に反射させることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ディスプレイアセンブリと、反射アセンブリと、を備えるホログラフィック投影装置であって、
前記ディスプレイアセンブリは、水平視角と垂直視角とを有する表示面を備え、以下の条件1,2を満たすコリメート映像光線を生成するためのディスプレイアセンブリであり、
条件1は、前記コリメート映像光線が前記水平視角における第1半値全幅≦35°であり、且つ、前記垂直視角における第2半値全幅≦35°であって、
条件2は、前記コリメート映像光線が前記第1半値全幅≧45°の範囲に第1輝度を有し、且つ、前記第2半値全幅≧45°の範囲に第2輝度を有しており、前記第1輝度と前記第2輝度がそれぞれ前記コリメート映像光線の最大輝度の2%以下であり、
前記反射アセンブリは、前記コリメート映像光線の伝達経路上に設置され、前記表示面に対して傾斜している光透過性基板と、前記光透過性基板上に設置され、前記コリメート映像光線を投影位置に反射させるための複数の反射素子を有する反射アセンブリと、を備えることを特徴とするホログラフィック投影装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記ディスプレイアセンブリは、光源モジュールと、コリメーションモジュールと、表示パネルとを備え、前記光源モジュールが前記表示パネルに対向するように設置され、且つ、前記コリメーションモジュールが前記光源モジュールと前記表示パネルの間に設置されており、前記表示面が前記表示パネルの裏側の前記コリメーションモジュールの側に位置し、前記コリメーションモジュールが前記光源モジュールから生成された光線をコリメート光線に変換し、前記表示パネルが前記コリメート光線を前記コリメート映像光線に変換することを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック投影装置。
【請求項3】
前記光源モジュールが複数の発光素子を備え、前記コリメーションモジュールが複数のコリメートレンズを備えており、各前記複数のコリメートレンズが各前記複数の発光素子に対向するように設置されていることを特徴とする請求項2に記載のホログラフィック投影装置。
【請求項4】
前記複数の発光素子はそれぞれ1つの頂面を有し、且つ、前記複数の頂面がそれぞれ前記複数のコリメートレンズに向かっており、前記複数の頂面と前記複数のコリメートレンズとの間の距離がそれぞれ50mm以下である請求項3に記載のホログラフィック投影装置。
【請求項5】
前記ディスプレイアセンブリは、光源モジュールと、導光板と、逆プリズムシートと、表示パネルとを備え、前記導光板は連結された入光面と出光面を有し、前記光源モジュールは前記入光面に対向し、前記逆プリズムシートは出光面に対向しており、前記表示パネルは前記逆プリズムシートの裏側の前記出光面の側に設置され、前記表示面は前記表示パネルの裏側の前記逆プリズムシートの側に位置しており、前記光源モジュールは光束を生成し、前記導光板は55°~80°の出射角度で前記出光面から出射される前記光束を導くことを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック投影装置。
【請求項6】
前記導光板は更に底面を有し、前記底面は前記出光面に対向し、複数の雑散光微細構造を有しており、各前記複数の雑散光微細構造は複数の第1の表面と複数の第2の表面とを有し、前記複数の第1の表面と前記複数の第2の表面は前記底面に接続され、前記複数の第1の表面は前記導光板の前記入光面の側に向いており、且つ、前記複数の第2の表面は前記導光板の前記入光面の前記側の裏側に向いており、各前記複数の第1の表面と前記底面との間には複数の第1夾角があり、且つ、各前記複数の第2の表面と前記底面との間には複数の第2夾角があり、各前記複数の第1夾角の角度は各前記複数の第2夾角の角度よりも小さい請求項5に記載のホログラフィック投影装置。
【請求項7】
前記逆プリズムシートは板体と複数のプリズム柱とを有しており、前記複数のプリズム柱は前記板体の前記導光板に向かっている面に位置し、且つ、各前記複数のプリズム柱の軸方向は前記面に沿って延びており、各前記複数のプリズム柱の前記板体の裏側には複数の頂角があって、各前記複数の頂角の角度が60°~75°の間である請求項5に記載のホログラフィック投影装置。
【請求項8】
前記板体は更に第1側面と第2側面とを有し、前記第1側面と前記第2側面は前記面の対向する両側に位置し、互いに対向しており、前記第1側面は前記第2側面に比べて前記光源モジュールに近く、各前記複数のプリズム柱は三角柱を備え、更に前記面に連結される複数の第1底角と複数の第2底角とを有し、各前記複数の第1底角は各前記複数の第2底角よりも前記第1側面に近く、且つ、各前記複数の第1底角の角度は各前記複数の第2底角の角度以上である請求項7に記載のホログラフィック投影装置。
【請求項9】
前記表示面に対向するように設置され、前記表示面から発せられる映像光線を前記コリメート映像光線に変換するための光格子を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック投影装置。
【請求項10】
前記反射アセンブリは2面コーナーリフレクタアレイを備え、前記複数の反射素子は、それぞれ前記光透過性基板上に立つように配置されており、前記コリメート映像光線を前記投影位置に反射させるための複数のマイクロミラーを備えていることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック投影装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、投影装置、特にホログラフィック投影装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ホログラフィック投影技術は、立体映像を空中に投影し、その立体映像が空中に浮かんでいるような効果を生み出すことができる。更に、実際の必要に応じて、前記立体映像に回転、移動、拡大縮小などの特殊効果を追加することができ、視覚効果も追加できる。そのため、ホログラフィック投影技術は商品ディスプレイやエンターテイメントショーなどで運用するのに適している。しかし、従来のホログラフィック投影装置から投影される立体映像には、通常、ノイズ映像が伴い、ノイズ映像は立体映像の両側によく現れ、視聴体験に影響を与えてきた。
【発明の概要】
【0003】
本発明は、ノイズ映像の問題を改善するためのホログラフィック投影装置を提供する。
【0004】
前記目的の一部または全部または他の目的を達成するために、本発明の提供するホログラフィック投影装置は、ディスプレイアセンブリと反射アセンブリとを備える。ディスプレイアセンブリには、表示面があり、その表示面は水平視角と垂直視角とを有する。ディスプレイアセンブリは、条件1または条件2を満たすコリメート映像光線を生成することができる。条件1:コリメート映像光線が水平視角における第1半値全幅≦35°であり、且つ、垂直視角における第2半値全幅≦35°である。条件2:コリメート映像光線が第1半値全幅≧45°の範囲で第1輝度を有し、且つ、第2半値全幅≧45°の範囲で第2輝度を有する。第1輝度と第2輝度がそれぞれコリメート映像光線の最大輝度の2%以下である。反射アセンブリは、コリメート映像光線の伝達経路上に設置される。反射アセンブリは、光透過性基板と複数の反射素子とを有する。光透過性基板は表示面に対して傾斜している。反射素子は光透過性基板上に設置され、コリメート映像光線を投影位置に反射させることができる。
【0005】
本発明の一実施例において、前記ディスプレイアセンブリは、例えば光源モジュール、コリメーションモジュール、表示パネルを備える。光源モジュールは、表示パネルに対向するように設置され、コリメーションモジュールは光源モジュールと表示パネルの間に設置される。表示面は、表示パネルのコリメーションモジュールに背を向ける側に設置される。コリメーションモジュールは、光源モジュールが生成した光線をコリメート光線に変換し、表示パネルはコリメート光線をコリメート映像光線に変換することができる。
【0006】
本発明の一実施例において、前記光源モジュールは、複数の発光素子を備え、コリメーションモジュールは複数のコリメートレンズを備える。各コリメートレンズは、各発光素子に対向するように設置される。
【0007】
本発明の一実施例において、前記発光素子は、それぞれが頂面を有し、且つ、その頂面はそれぞれコリメートレンズに向かって設置されている。頂面は、それぞれがコリメートレンズと間隔を空けて設置され、その間隔は、例えばそれぞれ50mm以下である。
【0008】
本発明の一実施例において、前記ディスプレイアセンブリは、光源モジュールと、導光板と、逆プリズムシートと、表示パネルと、を備える。導光板は、連結した入光面と出光面を有する。光源モジュールは入光面と対向し、逆プリズムシートは出光面と対向する。表示パネルは、逆プリズムシートの出光面に背を向ける側に設置され、表示面は表示パネルの逆プリズムシートに背を向ける側に設置される。光源モジュールは光束を生成でき、導光板は55°~80°の出射角度で出光面から出射される光束を導くことができる。
【0009】
本発明の一実施例において、前記導光板は更に底面を有する。底面は出光面に対向し、複数の雑散光微細構造を有する。各雑散光微細構造は第1の表面と第2の表面を有する。第1の表面と第2の表面は底面に連結する。第1の表面は導光板の入光面側に向かっており、第2の表面は導光板の前記入光面側に背を向けて配置されている。各第1の表面と底面の間には第1夾角があり、各第2の表面と底面の間には第2夾角がある。各第1夾角の角度は、例えば、各第2夾角の角度よりも小さい。
【0010】
本発明の一実施例において、前記逆プリズムシートは、板体と複数のプリズム柱を有する。プリズム柱は、板体の導光板に向かっている面に位置し、各プリズム柱の軸はその面に沿って延びている。各プリズム柱の板体に背を向ける側には頂角があり、各頂角の角度は例えば60°~75°の間である。
(【0011】以降は省略されています)
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