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公開番号2025095253
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211147
出願日2023-12-14
発明の名称画像読取装置及び画像形成システム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類H04N 1/04 20060101AFI20250619BHJP(電気通信技術)
要約【課題】測色計の測色精度低下を抑制可能な画像読取装置及び画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像形成システム1が備える画像読取装置30は、画像が形成された記録媒体を搬送する複数の搬送路を備える搬送部34と、画像を読み取る読取部32と、画像を測色する測色計Cを備える測色部33と、を備え、搬送部34は、読取部32よりも搬送方向下流側に第1搬送路35、第2搬送路36及び第3搬送路37を備え、第2搬送路36及び第3搬送路37の経路長は、第1搬送路35の経路長よりも長く、測色部33は、第2搬送路36又は第3搬送路37に設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像が形成された記録媒体を搬送する複数の搬送路を備える搬送部と、
前記画像を読み取る読取部と、
前記画像を測色する測色計を備える測色部と、を備え、
前記搬送部は、前記読取部よりも搬送方向下流側に第1搬送路、第2搬送路及び第3搬送路を備え、前記第2搬送路及び前記第3搬送路の経路長は、前記第1搬送路の経路長よりも長く、
前記測色部は、前記第2搬送路又は前記第3搬送路に設けられる画像読取装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第2搬送路及び前記第3搬送路は、前記第1搬送路から分岐して、前記第1搬送路との分岐部から搬送方向下流側で前記第1搬送路に合流する請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記第3搬送路は、前記第2搬送路から分岐している請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記第1搬送路は、入口部から出口部に向けて直線状に形成され、
前記第2搬送路は、前記第1搬送路に対して上下方向下方に迂回するように設けられ、
前記第3搬送路は、前記第2搬送路に対して上下方向下方に迂回するように設けられる請求項3に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記第1搬送路は、入口部から出口部に向けて直線状に形成され、
前記第2搬送路は、前記第1搬送路に対して上下方向下方に迂回するように設けられ、
前記第3搬送路は、前記第1搬送路に対して、前記第2搬送路よりも下流側で上下方向下方に迂回するように設けられる請求項2又は3に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記測色計による測色対象の記録媒体を、前記第2搬送路及び前記第3搬送路のうち、前記測色部が設けられた搬送路で搬送し、前記測色計による測色対象でない記録媒体を、前記第1搬送路から前記第3搬送路のうち、前記測色部が設けられていない搬送路で搬送するように前記搬送部を制御する制御部を備える請求項1から4のいずれか一項に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記読取部による読み取り対象でなく、かつ、前記測色計による測色対象でない記録媒体を、前記第1搬送路で搬送するように前記搬送部を制御する請求項6に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記読取部は、記録媒体の第1面の画像を読み取る第1スキャナーと、記録媒体の前記第1面と対向する第2面の画像を読み取る第2スキャナーと、を備える請求項1から4のいずれか一項に記載の画像読取装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記読取部による読み取り対象であって、かつ、前記測色計による測色対象でない記録媒体を、前記第2搬送路及び前記第3搬送路のうち、前記測色部が設けられていない搬送路で搬送させる請求項6に記載の画像読取装置。
【請求項10】
記録媒体に画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置で画像が形成された記録媒体を搬送する請求項1から4のいずれか一項に記載の画像読取装置と、を備える画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置により画像が形成された記録媒体を搬送する搬送路と、当該画像を読み取るスキャナーと、当該画像を測色する測色計と、を備える画像読取装置が知られている。
【0003】
画像読取装置においては、読み取った画像の良否を検査、判断したり、画質等を判断したりするために所定の時間を要する。そこで、スキャナー及び測色計の搬送方向下流側に、当該所定の時間を用紙搬送中に確保するための迂回経路を設ける構成が知られている。しかしながら、スキャナー及び測色計の下流側に迂回経路を設けると、スキャナーから出口までの搬送方向(画像読取装置の正面に向かって横方向)の長さが長くなり、搬送方向のサイズが大型化するという課題を有する。
【0004】
そこで、例えば特許文献1には、スキャナーの下流側に、用紙搬送路の一部を迂回する迂回経路を設け、当該迂回経路に測色計を設けた画像読取装置が記載されている。このような画像読取装置であれば、スキャナーから出口までの搬送方向の長さを短くできて小型化できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-061559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の発明では、スキャナーのみを使用する場合も、測色計を設けた迂回経路で記録媒体を搬送する必要がある。すると、測色しない記録媒体の当該迂回経路の通過により、測色計の上下流に配置されたローラーの摩耗が早まったり、測色計に傷が付いたり、異物が付着したりすることで、測色計の測色精度が低下するおそれがある。一般的に測色計には高い測色精度が求められるため、被写界深度に対する許容範囲が狭い。また、傷や異物の付着による影響も大きいため、測色を必要としない時は極力、測色計の位置を通紙させないことが望ましい。
【0007】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、測色計の測色精度低下を抑制可能な画像読取装置及び画像形成システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像読取装置であって、
画像が形成された記録媒体を搬送する複数の搬送路を備える搬送部と、
前記画像を読み取る読取部と、
前記画像を測色する測色計を備える測色部と、を備え、
前記搬送部は、前記読取部よりも搬送方向下流側に第1搬送路、第2搬送路及び第3搬送路を備え、前記第2搬送路及び前記第3搬送路の経路長は、前記第1搬送路の経路長よりも長く、
前記測色部は、前記第2搬送路又は前記第3搬送路に設けられる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置であって、
前記第2搬送路及び前記第3搬送路は、前記第1搬送路から分岐して、前記第1搬送路との分岐部から搬送方向下流側で前記第1搬送路に合流する。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像読取装置であって、
前記第3搬送路は、前記第2搬送路から分岐している。
(【0011】以降は省略されています)

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