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公開番号2025102490
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219958
出願日2023-12-26
発明の名称情報提供装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250701BHJP(信号)
要約【課題】納車の進捗状況に関してユーザが不満を感じる可能性を低減する。
【解決手段】情報提供装置20は、あるユーザU1が購入した車両VHが出荷されてから納車されるまでの車両VHの移動軌跡を示す進捗データを取得し、取得された進捗データをユーザU1の端末装置30に出力する制御部を備える。制御部は、移動軌跡に含まれる1つ以上の区間のうち、所定の第1条件を満たす区間を第1区間として検出し、検出された第1区間について、進捗データで示される移動軌跡上における第1区間の表示態様を変更する制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
あるユーザが購入した車両が出荷されてから納車されるまでの前記車両の移動軌跡を示す進捗データを取得し、取得された進捗データを前記ユーザの端末装置に出力する制御部を備える情報提供装置において、
前記制御部は、前記移動軌跡に含まれる1つ以上の区間のうち、所定の第1条件を満たす区間を第1区間として検出し、検出された第1区間について、前記進捗データで示される移動軌跡上における前記第1区間の表示態様を変更する制御を行う、情報提供装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記車両が納車される地点を目的地とし、前記第1条件として、前記1つ以上の区間のそれぞれについて、前記移動軌跡の進行方向が前記目的地に向かう方向と異なるかどうかを判定する、請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記車両の移動速度をモニタし、前記第1条件として、前記1つ以上の区間のそれぞれについて、前記車両の移動速度が閾値未満であるかどうかを判定する、請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記車両が納車されるまでの予定を示すスケジュールデータを取得し、取得されたスケジュールデータと前記進捗データとを比較した結果に基づいて、前記第1条件とは異なる第2条件を満たす区間を第2区間として検出し、検出された第2区間について、前記進捗データで示される移動軌跡上における前記第2区間の表示態様を変更する制御を更に行う、請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項5】
前記進捗データで示される移動軌跡には、前記1つ以上の区間のそれぞれを前記車両が通過した通過時期が記録されており、
前記スケジュールデータで示される予定には、前記1つ以上の区間のそれぞれを前記車両が通過する予定時期が含まれ、
前記制御部は、前記第2条件として、前記1つ以上の区間のそれぞれについて、前記スケジュールデータで示される予定時期よりも、前記進捗データで示される移動軌跡に記録された通過時期が後であるかどうかを判定する、請求項4に記載の情報提供装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報提供装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、自動車メーカに属する情報提供装置とユーザが所有するユーザ端末とを利用してオンラインで車両情報を提供する車両情報提供装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-297954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザが購入した納車前の車両について、納車の進捗状況を購入者であるユーザに提供することが考えられる。納車の進捗状況に関する情報として、納車前の車両を搬送中の移動軌跡をユーザの端末装置に表示する場合に、例えば、車両が工場からユーザが契約したディーラーの店舗まで搬送される間の移動軌跡に、当該店舗から遠ざかる区間、又は車両の移動速度が遅い区間など、一見して不審に感じ得る区間が存在すると、ユーザはそれをシステム側が認識しているのか分からず、不満を感じる可能性がある。車両の搬送に遅延などが生じた区間についても同様である。
【0005】
本開示の目的は、納車の進捗状況に関してユーザが不満を感じる可能性を低減することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る情報提供装置は、
あるユーザが購入した車両が出荷されてから納車されるまでの前記車両の移動軌跡を示す進捗データを取得し、取得された進捗データを前記ユーザの端末装置に出力する制御部を備える。
前記制御部は、前記移動軌跡に含まれる1つ以上の区間のうち、所定の第1条件を満たす区間を第1区間として検出し、検出された第1区間について、前記進捗データで示される移動軌跡上における前記第1区間の表示態様を変更する制御を行う。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、納車の進捗状況に関してユーザが不満を感じる可能性を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係るシステムの構成を示す図である。
本開示の実施形態に係る情報提供装置の構成を示すブロック図である。
本開示の実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。
本開示の実施形態に係るシステムの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図を参照して説明する。
【0010】
各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。本実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)

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