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公開番号
2025103132
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220267
出願日
2023-12-27
発明の名称
交換式バッテリ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
50/271 20210101AFI20250702BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】バッテリケース内の空間効率を向上可能な交換式バッテリを提供すること。
【解決手段】本開示に係る交換式バッテリは、複数の電池セルが積層された直方体形状のセルスタックと、セルスタックを収容するケースと、を備えた交換式バッテリであって、ケースは、セルスタックを支持する底板を含み、且つ、セルスタックの側面に沿って延在する断面L字型の第1部材と、第1部材に対向配置されて第1部材と角筒形状の本体部を形成すると共に、セルスタックの側面に沿って延在する断面L字型の第2部材と、本体部の一方の開口端を閉じる第1蓋部と、コネクタを有し、本体部の他方の開口端を閉じる第2蓋部と、を備え、セルスタックは、第2部材の側板よりも第1部材の側板に寄って配置され、ケースには、セルスタックの上方に空間領域が設けられ、第1部材の側板のうち空間領域に張り出した領域と、第2部材の天板とが、締結部材によって締結されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電池セルが積層された直方体形状のセルスタックと、
前記セルスタックを収容するケースと、
を少なくとも備えた、車両に着脱可能に装着される交換式バッテリであって、
前記ケースは、
前記セルスタックを支持する底板を含み、且つ、前記セルスタックの側面に沿って延在する断面L字型の第1部材と、
前記第1部材に対向配置されて前記第1部材と角筒形状の本体部を形成すると共に、前記セルスタックの側面に沿って延在する断面L字型の第2部材と、
角筒形状の前記本体部の一方の開口端を閉じる第1蓋部と、
外側に突出して前記車両に接続可能に形成されたコネクタを有し、角筒形状の前記本体部の他方の開口端を閉じる第2蓋部と、
を備え、
前記セルスタックは、前記第2部材の側板よりも前記第1部材の側板に寄って配置され、
前記ケースには、前記セルスタックの上方に空間領域が設けられ、
前記第1部材の側板のうち前記空間領域に張り出した領域と、前記第2部材の天板とが、締結部材によって締結されている、
交換式バッテリ。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記空間領域は、前記セルスタックにおいて発生したガスを逃がす排煙領域である、
請求項1に記載の交換式バッテリ。
【請求項3】
前記複数の電池セルの電圧を測定する電圧測定装置を含む電子装置をさらに有し、
前記電子装置は、前記セルスタックと、前記第2部材の側板と、の間に設けられている、
請求項1に記載の交換式バッテリ。
【請求項4】
前記交換式バッテリは、長手方向にスライドして車両に着脱され、
前記第1蓋部は、引手を有し、
前記第2蓋部は、取手を有する、
請求項1に記載の交換式バッテリ。
【請求項5】
前記本体部の上面には、前記本体部の長手方向にリブ溝が延設されており、
前記取手は、不使用時に前記リブ溝に収容される、
請求項4に記載の交換式バッテリ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、交換式バッテリに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両に着脱可能に装着される交換式バッテリが開示されている。特許文献1に開示された交換式バッテリでは、複数の単セルによって構成されるバッテリコアパック(セルスタック)がケースに収容されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-169337号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
関連技術の交換式バッテリでは、ケースを形成する複数の部材同士を締結する締結部材のセルスタックへの干渉を防ぐために、セルスタックを締結部材から離してケース内に配置する必要があり、ケース内の空間効率に改善の余地がある。
【0005】
本開示は、以上の背景に鑑みなされたものであり、バッテリケース内の空間効率を向上させることが可能な交換式バッテリを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる交換式バッテリは、複数の電池セルが積層された直方体形状のセルスタックと、前記セルスタックを収容するケースと、を少なくとも備えた交換式バッテリであって、前記ケースは、前記セルスタックを支持する底板を含み、且つ、前記セルスタックの側面に沿って延在する断面L字型の第1部材と、前記第1部材に対向配置されて前記第1部材と角筒形状の本体部を形成すると共に、前記セルスタックの側面に沿って延在する断面L字型の第2部材と、角筒形状の前記本体部の前端の開口部を閉じる第1蓋部と、コネクタを有し、角筒形状の前記本体部の後端の開口部を閉じる第2蓋部と、を備え、前記セルスタックは、前記第2部材の側板よりも前記第1部材の側板に寄って配置され、前記ケースには、前記セルスタックの上方に空間領域が設けられ、前記第1部材の側板のうち前記空間領域に張り出した領域と、前記第2部材の天板とが、締結部材によって締結されている。この交換式バッテリは、ケースを形成する複数の部材の領域のうち、ケース内の上部に設けられる空間領域に張り出した領域同士が、締結部材によって締結される。それにより、この交換式バッテリは、締結部材の干渉を受けずにセルスタックをケースの一方の側板に寄せて配置することができる。それにより、例えば、セルスタックとケースの他方の側板との間には、バッテリ監視装置等の電子装置を配置するのに十分な空間領域が確保される。つまり、この交換式バッテリは、締結部材のセルスタックへの干渉を防ぎつつ、空間効率を向上させることができる。
【発明の効果】
【0007】
本開示により、バッテリケース内の空間効率を向上させることが可能な交換式バッテリを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1にかかる交換式バッテリの外観を示す概略斜視図である。
実施の形態1にかかる交換式バッテリの前端に設けられたフロントケースの周辺を拡大した概略斜視図である。
実施の形態1にかかる交換式バッテリの後端に設けられたリアケースの周辺を拡大した概略斜視図である。
実施の形態1にかかる交換式バッテリの組み立ての流れを示すフローチャートである。
実施の形態1にかかる交換式バッテリの組み立ての流れを説明するための概略斜視図である。
実施の形態1にかかる交換式バッテリの組み立ての流れを説明するための概略斜視図である。
実施の形態1にかかる交換式バッテリの概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
【0010】
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1にかかる交換式バッテリ1の外観を示す概略斜視図である。交換式バッテリ1は、バッテリパック、バッテリモジュールなどとも呼ばれ、例えば、電気を動力源としてモータ走行する電気自動車等の車両に着脱可能に装着される。交換式バッテリ1は、例えば、作業者が電気自動車に対して挿抜しやすいように小型化及び軽量化されている。なお、作業者は、作業ロボットなども含む。
(【0011】以降は省略されています)
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