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公開番号
2025102498
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219977
出願日
2023-12-26
発明の名称
チップ部品
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01F
27/00 20060101AFI20250701BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】外力に対する耐性を高めること。
【解決手段】チップ部品は、基板20と、基板20の上に形成された第1絶縁層30と、第1絶縁層30内に形成された第1~第5キャパシタと、第1絶縁層30の上に形成された第2絶縁層40と、第2絶縁層40内に形成され、第1~第5キャパシタと電気的に接続された第1コイルLAおよび第2コイルと、第1~第5キャパシタ、第1コイルLA、および第2コイルのうち少なくとも第1~第5キャパシタのいずれかに電気的に接続された外部電極110と、第2絶縁層40を覆うとともに外部電極110の側面を覆い、外部電極110の上面を露出する封止樹脂120と、を含む。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板の上に形成された第1絶縁層と、
前記第1絶縁層内に形成されたキャパシタと、
前記第1絶縁層の上に形成された第2絶縁層と、
前記第2絶縁層内に形成され、前記キャパシタと電気的に接続されたコイルと、
前記キャパシタおよび前記コイルのうち少なくとも前記キャパシタに電気的に接続された外部電極と、
前記第2絶縁層を覆うとともに前記外部電極の側面を覆い、前記外部電極の上面を露出する封止樹脂と、
を含む、チップ部品。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記外部電極は、前記第2絶縁層の上に設けられている
請求項1に記載のチップ部品。
【請求項3】
前記第2絶縁層は、前記基板の厚さ方向から視て、前記外部電極とは異なる部分に形成された窪み部を含み、
前記封止樹脂は、前記窪み部に入り込んでいる
請求項1に記載のチップ部品。
【請求項4】
前記第2絶縁層は、
前記基板の厚さ方向において前記基板寄りに配置された第1絶縁膜と、
前記第1絶縁膜に積層され、前記コイルが設けられた第2絶縁膜と、
前記第2絶縁膜に積層された第3絶縁膜と、
を含み、
前記窪み部は、前記基板の厚さ方向において前記第3絶縁膜を貫通しており、
前記外部電極は、前記第3絶縁膜の上に設けられている
請求項3に記載のチップ部品。
【請求項5】
前記外部電極は、前記基板の厚さ方向と直交する第1方向において互いに離隔して配列された複数の外部電極を含み、
前記窪み部は、前記複数の外部電極のうち前記第1方向に隣り合う外部電極の間に設けられている
請求項3に記載のチップ部品。
【請求項6】
前記封止樹脂は、前記外部電極の前記側面の全体を覆っている
請求項1に記載のチップ部品。
【請求項7】
前記封止樹脂は、前記第2絶縁層の側面を覆っている
請求項1に記載のチップ部品。
【請求項8】
前記第3絶縁膜は、前記基板の厚さ方向から視て、前記窪み部内に延び、前記封止樹脂と係合する係合部を含む
請求項4に記載のチップ部品。
【請求項9】
前記係合部は、
前記窪み部を構成する前記第3絶縁膜の側面から突出する第1部分と、
前記第1部分から連続して設けられ、前記基板の厚さ方向から視て前記第1部分と交差する方向に延びる第2部分と、
を含む
請求項8に記載のチップ部品。
【請求項10】
前記封止樹脂は、前記第2絶縁層の側面を覆う側面カバー部を含み、
前記外部電極は、前記基板の厚さ方向から視て前記第2絶縁層の側面よりも外方において前記側面カバー部に設けられている
請求項1に記載のチップ部品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、チップ部品に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、キャパシタおよびインダクタを含むLC回路を備えるチップ部品が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-205342号公報
【0004】
[概要]
ところで、チップ部品では、外力に対する耐性が求められることがある。
【0005】
本開示の一態様のチップ部品は、基板と、前記基板の上に形成された第1絶縁層と、前記第1絶縁層内に形成されたキャパシタと、前記第1絶縁層の上に形成された第2絶縁層と、前記第2絶縁層内に形成され、前記キャパシタと電気的に接続されたコイルと、前記キャパシタおよび前記コイルのうち少なくとも前記キャパシタに電気的に接続された外部電極と、前記第2絶縁層を覆うとともに前記外部電極の側面を覆い、前記外部電極の上面を露出する封止樹脂と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、一実施形態のチップ部品の電気的構成を示す回路図である。
図2は、一実施形態のチップ部品の構成を模式的に示す概略断面図である。
図3は、一実施形態のチップ部品の斜視図である。
図4は、図3のチップ部品の分解斜視図である。
図5は、図3のF5-F5線のチップ部品の断面斜視図である。
図6は、図3のチップ部品の第1絶縁層の第1絶縁膜の上の電極構造および第1~第4ビアの一例を示す概略平面図である。
図7は、第1絶縁層の第2絶縁膜の上の電極構造および接続電極の一部の一例を示す概略平面図である。
図8は、図7のF8-F8線で基板および第1絶縁層を切断した断面図である。
図9は、図7のF9-F9線で基板および第1絶縁層を切断した断面図である。
図10は、図7のF10-F10線で基板および第1絶縁層を切断した断面図である。
図11は、図7のF11-F11線で基板および第1絶縁層を切断した断面図である。
図12は、図3のチップ部品の接続電極の再配線層およびビアの一例を示す概略平面図である。
図13は、コイルおよび接続電極の一部の一例を示す概略平面図である。
図14は、コイル、第2絶縁層の第3絶縁膜、および外部電極の一例を示す概略平面図である。
図15は、図14のF15-F15線で基板、第1絶縁層、第2絶縁層、第3絶縁層、および第1外部電極を切断した断面図である。
図16は、図14のF16-F16線で基板、第1絶縁層、第2絶縁層、第3絶縁層、および第3外部電極を切断した断面図である。
図17は、図14のF17-F17線で基板、第1絶縁層、第2絶縁層、第3絶縁層、および第2外部電極を切断した断面図である。
図18は、図14のF18-F18線で基板、第1絶縁層、第2絶縁層、第3絶縁層、および第3外部電極を切断した断面図である。
図19は、チップ部品の平面図である。
図20は、図19のF20-F20線でチップ部品を切断した断面図である。
図21は、一実施形態のチップ部品の例示的な製造工程を示す断面図である。
図22は、図21に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図23は、図22に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図24は、図23に示す工程に続く製造工程を示す第3絶縁層の一部を拡大した断面図である。
図25は、図24に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図26は、図25に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図27は、図26に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図28は、図27に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図29は、図28に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図30は、図29に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図31は、図30に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図32は、図31に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図33は、図32に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図34は、図33に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図35は、図34に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図36は、図35に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図37は、図36に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図38は、図37に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図39は、図38に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図40は、図39に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図41は、図40に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図42は、図41に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図43は、図42に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図44は、図43に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図45は、変更例のチップ部品におけるコイル、第2絶縁層の第3絶縁膜、および外部電極の一例を示す概略平面図である。
図46は、変更例のチップ部品におけるコイル、第2絶縁層の第3絶縁膜、および外部電極の一例を示す概略平面図である。
図47は、変更例のチップ部品におけるコイル、第2絶縁層の第3絶縁膜、および外部電極の一例を示す概略平面図である。
図48は、変更例のチップ部品の平面図である。
図49は、図48のF49-F49線で変更例のチップ部品を切断した断面図である。
図50は、図49の一部を拡大した断面図である。
図51は、変更例のチップ部品の例示的な製造工程に示す断面図である。
図52は、図51に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図53は、図52に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図54は、図53に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図55は、図54に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
図56は、図55に示す工程に続く製造工程を示す断面図である。
【0007】
[詳細な説明]
以下、添付図面を参照して本開示におけるチップ部品のいくつかの実施形態を説明する。なお、説明を簡単かつ明確にするために、図面に示される構成要素は、必ずしも一定の縮尺で描かれていない。また、理解を容易にするために、断面図ではハッチング線が省略されている場合がある。添付の図面は、本開示の実施形態を例示するに過ぎず、本開示を制限するものとみなされるべきではない。
【0008】
以下の詳細な記載は、本開示の例示的な実施形態を具体化する装置、システム、および方法を含む。この詳細な記載は本来説明のためのものに過ぎず、本開示の実施形態またはこのような実施形態の適用および使用を限定することを意図しない。
【0009】
本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、所望の選択肢の「1つ以上」を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が2つであれば「1つの選択肢のみ」または「2つの選択肢の双方」を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば「1つの選択肢のみ」または「2つ以上の任意の選択肢の組み合わせ」を意味する。
【0010】
本明細書において使用される「Aの寸法(深さ、幅、長さ)がBの寸法(深さ、幅、長さ)と等しい」または「Aの寸法(深さ、幅、長さ)とBの寸法(深さ、幅、長さ)とが互いに等しい」とは、Aの寸法(深さ、幅、長さ)とBの寸法(深さ、幅、長さ)との差が例えばAの寸法(深さ、幅、長さ)の10%以内の関係も含む。
(【0011】以降は省略されています)
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