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公開番号
2025101167
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217811
出願日
2023-12-25
発明の名称
断路器操作構造
出願人
中国電力株式会社
代理人
個人
主分類
H01H
33/42 20060101AFI20250630BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】断路器を操作する作業者の労力を軽減できるとともに、安定した操作を実現可能な断路器操作構造を提供する。
【解決手段】軸回転する駆動シャフト21を備える断路器2の断路器操作構造であって、駆動シャフト21の外周に配設される第一の歯車3と、駆動シャフト21を回動させるための棒であって、第一の歯車3よりピッチ円直径が大きい第二の歯車41が一端に設けられるとともに、第二の歯車41の回転中心となる位置に回動孔42が設けられた操作棒4と、断路器2に配設され、操作棒4の回動支点となる回動ピン5と、を備え、第二の歯車41は、回動ピン5が回動孔42に挿入された状態で第一の歯車3と噛合する、ことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軸回転する駆動シャフトを備える断路器の断路器操作構造であって、
前記駆動シャフトの外周に配設される第一の歯車と、
前記駆動シャフトを回動させるための棒であって、前記第一の歯車よりピッチ円直径が大きい第二の歯車が一端に設けられるとともに、前記第二の歯車の回転中心となる位置に回動孔が設けられた操作棒と、
前記断路器に配設され、前記操作棒の回動支点となる回動軸と、を備え、
前記第二の歯車は、前記回動軸が前記回動孔に挿入された状態で前記第一の歯車と噛合する、
ことを特徴とする断路器操作構造。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記断路器が前記第二の歯車の回動範囲を規制するストッパを備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の断路器操作構造。
【請求項3】
前記断路器に、前記操作棒が投入操作の位置にあることを示す第一の目印部と、前記操作棒が開放操作の位置にあることを示す第二の目印部と、を備える、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の断路器操作構造。
【請求項4】
前記第一の歯車と前記回動軸が既設の断路器に設けられる、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の断路器操作構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、軸回転する駆動シャフトを備える断路器の操作構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
発変電所には、変圧器、遮断器等の主要機器を送電線等から切り離すための断路器が設けられている。断路器は、電気機器の点検や補修などで電源から切り離す目的で、充電された電路を開閉分離するために用いられる開閉機器である。発変電所では、定期点検を行う際に、遮断器や負荷開閉器で負荷電流を遮断後、断路器を開放することで送電線等から点検機器を切り離して停電状態にして、点検作業が行われる。そして、点検作業終了後、断路器を投入することで、点検機器を通電状態に戻す。
【0003】
一般に、断路器によって電路を開閉する方式としては、直動式と回転式とがあり、回転式では、鉛直姿勢の駆動シャフトを操作棒等で回動させることにより操作する技術が知られている(例えば、特許文献1の図3参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-032878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、図5に示すような従来の回転式の断路器の断路器操作構造101では、駆動シャフト21の外周面の径方向の対象位置に一対のピン部材211が設けられおり、このピン部材211に操作棒104を係合させて、作業者が手で操作棒104を回動することによって駆動シャフト21を回動させる。この断路器操作構造101に用いられる操作棒104は、図4に示す通り、金属製の長尺部材であり、一端に駆動シャフト21を収納可能な大きさの引っ掛け部1041を備え、引っ掛け部1041に形成された凹部を駆動シャフトのピン部材211に係合させ、操作棒104を回動することによって、駆動シャフト21を回動させる。この場合、断路器2を開放状態から投入状態又は投入状態から開放状態に切替えるためには、作業者が長くて重い操作棒104を180度回動しなければならず、多大な労力が必要となる。しかも、操作棒104の引っ掛け部1041が断路器2の駆動シャフト21から外れないように注意しながら操作しなければならず、作業者への負担が大きい。
【0006】
そこでこの発明は、断路器を操作する作業者の労力を軽減できるとともに、安定した操作を実現可能な断路器操作構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、軸回転する駆動シャフトを備える断路器の断路器操作構造であって、前記駆動シャフトの外周に配設される第一の歯車と、前記駆動シャフトを回動させるための棒であって、前記第一の歯車よりピッチ円直径が大きい第二の歯車が一端に設けられるとともに、前記第二の歯車の回転中心となる位置に回動孔が設けられた操作棒と、前記断路器に配設され、前記操作棒の回動支点となる回動軸と、を備え、前記第二の歯車は、前記回動軸が前記回動孔に挿入された状態で前記第一の歯車と噛合する、ことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、駆動シャフトの回動軸が操作棒の回動孔に挿入された状態で、駆動シャフトの外周に配設される第一の歯車と、操作棒の一端に設けられた歯車であって、第一の歯車よりピッチ円直径が大きい第二の歯車とが噛合するため、操作棒を回動すると断路器の駆動シャフトが回動する。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の断路器操作構造において、前記断路器が前記第二の歯車の回動範囲を規制するストッパを備える、ことを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の断路器操作構造において、前記断路器に、前記操作棒が投入操作の位置にあることを示す第一の目印部と、前記操作棒が開放操作の位置にあることを示す第二の目印部と、を備える、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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