TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025103781
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221407
出願日
2023-12-27
発明の名称
チャージポンプ回路
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02M
3/07 20060101AFI20250702BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】昇圧比を連続的に、かつ低損失で変更することができるチャージポンプ回路を提供すること。
【解決手段】チャージポンプ回路は、充電スタンドと、電池と、第一コンデンサと、互いに直列接続され、充電スタンドと並列接続されたリアクトルおよび第二コンデンサと、第一FET、第二FET、第五FET、第六FETと、互いに直列接続され、かつ充電スタンドと並列接続された第三FETおよび第四FETと、互いに直列接続され、かつ充電スタンドと並列接続された第三コンデンサおよび第四コンデンサと、制御部と、を備え、制御部が、昇圧比1倍モードと昇圧比2倍モードとを所定の順序で実施することにより、昇圧比1.5倍モードを実施し、昇圧比1.5倍モードと昇圧比1倍モードとを所定の順序で実施する、または昇圧比1.5倍モードと昇圧比2倍モードとを所定の順序で実施することにより、昇圧比1~2倍の間で任意の昇圧を実施する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
充電スタンドと、
前記充電スタンドと直列接続された電池と、
前記充電スタンドと並列接続された第一コンデンサと、
互いに直列接続され、かつ前記充電スタンドと並列接続されたリアクトルおよび第二コンデンサと、
前記充電スタンドに接続された第一FET、第二FET、第五FETおよび第六FETと、
互いに直列接続され、かつ前記充電スタンドと並列接続された第三FETおよび第四FETと、
互いに直列接続され、かつ前記充電スタンドと並列接続された第三コンデンサおよび第四コンデンサと、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
昇圧比1倍モードと昇圧比2倍モードとを所定の順序で実施することにより、昇圧比1.5倍モードを実施し、
前記昇圧比1.5倍モードと前記昇圧比1倍モードとを所定の順序で実施する、または前記昇圧比1.5倍モードと前記昇圧比2倍モードとを所定の順序で実施することにより、昇圧比1~2倍の間で任意の昇圧を実施する、
チャージポンプ回路。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第一FETは、前記充電スタンドに対して逆方向に直列接続され、
前記第二FET、前記第五FETおよび前記第六FETは、前記充電スタンドに対して順方向に直列接続されている、
請求項1に記載のチャージポンプ回路。
【請求項3】
前記制御部は、前記第一FETをオンとし、前記充電スタンドからの直流電流を、前記第一FET、前記第五FET、前記電池、前記第六FET、前記第二FETに流すことにより、前記昇圧比1倍モードを実施する請求項1に記載のチャージポンプ回路。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第一FETをオンとし、前記充電スタンドから前記第一コンデンサにチャージされた電荷を、前記第二コンデンサに遷移させるモードAと、
前記第一FETをオフとし、前記第二コンデンサにチャージされた電荷を、前記第三コンデンサおよび前記第四コンデンサに遷移させるモードDとを、
所定の順序で実施することにより、前記昇圧比1倍モードを実施する、
請求項1に記載のチャージポンプ回路。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第一FETをオンとし、前記充電スタンドから前記第一コンデンサにチャージされた電荷を、前記第二コンデンサに遷移させるモードAと、
前記第一FETをオフ、かつ前記第三FETをオンとし、前記第二コンデンサにチャージされた電荷を、前記第四コンデンサに遷移させるモードBと、
前記第一FETをオン、かつ前記第三FETをオフとし、前記充電スタンドから前記第一コンデンサにチャージされた電荷を、前記第二コンデンサに遷移させるモードAと、
前記第一FETをオフ、かつ前記第四FETをオンとし、前記第二コンデンサにチャージされた電荷を、前記第三コンデンサに遷移させるモードCと、
所定の順序で実施することにより、前記昇圧比2倍モードを実施する、
請求項1に記載のチャージポンプ回路。
【請求項6】
前記制御部は、
前記第一FETをオンとし、前記充電スタンドから前記第一コンデンサにチャージされた電荷を、前記第二コンデンサに遷移させるモードAと、
前記第一FETをオフ、かつ前記第三FETをオンとし、前記第二コンデンサにチャージされた電荷を、前記第四コンデンサに遷移させるモードBと、
前記第一FETをオン、かつ前記第三FETをオフとし、前記充電スタンドから前記第一コンデンサにチャージされた電荷を、前記第二コンデンサに遷移させるモードAと、
前記第一FETをオフとし、前記第二コンデンサにチャージされた電荷を、前記第三コンデンサおよび前記第四コンデンサに遷移させるモードDと、
前記第一FETをオンとし、前記充電スタンドから前記第一コンデンサにチャージされた電荷を、前記第二コンデンサに遷移させるモードAと、
前記第一FETをオフ、かつ前記第四FETをオンとし、前記第二コンデンサにチャージされた電荷を、前記第三コンデンサに遷移させるモードCと、
前記第一FETをオン、かつ前記第四FETをオフとし、前記充電スタンドから前記第一コンデンサにチャージされた電荷を、前記第二コンデンサに遷移させるモードAと、
前記第一FETをオフとし、前記第二コンデンサにチャージされた電荷を、前記第三コンデンサおよび前記第四コンデンサに遷移させるモードDと、
所定の順序で実施することにより、前記昇圧比1.5倍モードを実施する、
請求項1に記載のチャージポンプ回路。
【請求項7】
前記制御部は、前記昇圧比1.5倍モードと前記昇圧比1倍モードとを所定の順序で実施することにより、昇圧比1~1.5の間で任意の昇圧を実施する請求項1に記載のチャージポンプ回路。
【請求項8】
前記制御部は、前記昇圧比1.5倍モードと前記昇圧比2倍モードとを所定の順序で実施することにより、昇圧比1.5~2倍の間で任意の昇圧を実施する請求項1に記載のチャージポンプ回路。
【請求項9】
前記制御部は、前記リアクトルおよび前記第二コンデンサによって構成されるLC共振器の共振周波数に伴う周期において、前記第二コンデンサの電流が0のときに、各モードを切り替える請求項3から請求項8のいずれか一項に記載のチャージポンプ回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、チャージポンプ回路に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、入力電圧を昇圧して出力する複数の昇圧セル群に切替手段を設けることにより、各昇圧セル群を直列、並列または直並列の接続構成に変えることができる昇圧回路が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-350439号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1で開示された技術では、例えば昇圧比1.5倍のような昇圧比2倍未満の昇圧を実現することができず、また逆方向の降圧を行うこともできない。また、例えば複数の昇圧比を選択するような技術も存在するが、昇圧比を連続的に変更(可変させる)することは困難である。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、昇圧比を連続的に、かつ低損失で変更することができるチャージポンプ回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るチャージポンプ回路は、充電スタンドと、前記充電スタンドと直列接続された電池と、前記充電スタンドと並列接続された第一コンデンサと、互いに直列接続され、かつ前記充電スタンドと並列接続されたリアクトルおよび第二コンデンサと、前記充電スタンドに接続された第一FET、第二FET、第五FETおよび第六FETと、互いに直列接続され、かつ前記充電スタンドと並列接続された第三FETおよび第四FETと、互いに直列接続され、かつ前記充電スタンドと並列接続された第三コンデンサおよび第四コンデンサと、制御部と、を備え、前記制御部が、昇圧比1倍モードと昇圧比2倍モードとを所定の順序で実施することにより、昇圧比1.5倍モードを実施し、前記昇圧比1.5倍モードと前記昇圧比1倍モードとを所定の順序で実施する、または前記昇圧比1.5倍モードと前記昇圧比2倍モードとを所定の順序で実施することにより、昇圧比1~2倍の間で任意の昇圧を実施する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、昇圧比を連続的に、かつ低損失で変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るチャージポンプ回路の回路構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係るチャージポンプ回路において、昇圧比1倍の実現方法1を説明するための図である。
図3は、実施形態に係るチャージポンプ回路において、昇圧比1倍の実現方法2を説明するための図である。
図4は、実施形態に係るチャージポンプ回路において、昇圧比1倍の実現方法2におけるモードの切り替えタイミングを説明するための図である。
図5は、実施形態に係るチャージポンプ回路において、昇圧比2倍の実現方法を説明するための図である。
図6は、実施形態に係るチャージポンプ回路において、昇圧比2倍の実現方法におけるモードの切り替えタイミングを説明するための図である。
図7は、実施形態に係るチャージポンプ回路において、昇圧比1.5倍の実現方法を説明するための図である。
図8は、実施形態に係るチャージポンプ回路において、昇圧比1~1.5倍、昇圧比1.5~2倍の実現方法を説明するための図である。
図9は、実施形態に係るチャージポンプ回路において、降圧比0.5倍の実現方法を説明するための図である。
図10は、実施形態に係るチャージポンプ回路を、充電専用回路として構成した場合の回路構成の一例を示す図である。
図11は、実施形態に係るチャージポンプ回路を、給電専用回路として構成した場合の回路構成の一例を示す図である。
図12は、実施形態に係るチャージポンプ回路において、電池を二つ設けた場合の回路構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態に係るチャージポンプ回路について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
(回路構成)
実施形態に係るチャージポンプ回路の構成について、図1、図2、図3および図5を参照しながら説明する。実施形態に係るチャージポンプ回路は、チャージポンプ式の昇降圧回路である。実施形態に係るチャージポンプ回路は、例えば電気自動車(BEV:Battery Electric Vehicle)や燃料電池自動車(FCV:Fuel Cell Vehicle)に搭載される大電力DCDCコンバータ等に適用される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
車両
今日
トヨタ自動車株式会社
電極触媒
今日
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
今日
トヨタ自動車株式会社
インバータの制御装置
今日
トヨタ自動車株式会社
長尺塗工シートの検査方法
今日
トヨタ自動車株式会社
システム及び情報処理装置
今日
豊田合成株式会社
乗員保護装置
今日
トヨタ自動車株式会社
エアバッグ制御装置、方法およびプログラム
今日
個人
恒久電源開発の装置
13日前
キヤノン株式会社
電源装置
6日前
株式会社竹中工務店
避雷設備
6日前
ダイハツ工業株式会社
溶接装置
13日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
15日前
北勢工業株式会社
保護管
20日前
株式会社ダイヘン
充電装置
20日前
ダイハツ工業株式会社
ロータ構造
20日前
愛知電機株式会社
ステータおよびモータ
13日前
愛知電機株式会社
ステータおよびモータ
13日前
愛知電機株式会社
ステータおよびモータ
13日前
サンデン株式会社
モータ制御装置
13日前
株式会社エスイー
上載物の支持装置
6日前
因幡電機産業株式会社
充電システム
13日前
AGC株式会社
太陽電池モジュール
6日前
矢崎総業株式会社
電池切替装置
15日前
住友金属鉱山株式会社
遮熱装置
今日
三菱電機株式会社
回転子および電動機
6日前
ダイハツ工業株式会社
絶縁紙成型装置
9日前
スズキ株式会社
車両用モータ構造
13日前
株式会社IJTT
オイル冷却装置
13日前
多摩川精機株式会社
逆起電圧可変モータ
8日前
株式会社ジェイテクト
モータ装置
2日前
三菱電機株式会社
束線器具
16日前
住友重機械工業株式会社
回転電機
9日前
日産自動車株式会社
光電変換装置
6日前
株式会社ゲットクリーンエナジー
発電機
6日前
三菱電機株式会社
ゲート駆動装置
20日前
続きを見る
他の特許を見る