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公開番号2025104919
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223103
出願日2023-12-28
発明の名称半導体記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H05K 7/14 20060101AFI20250703BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】一実施形態は、部品点数の削減を図ることができる半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】一実施形態の半導体記憶装置は、筐体と、基板と、半導体メモリとを有する。前記筐体は、第1部材と、第2部材とを有する。前記第1部材は、係合部と、第1固定部とを有する。前記係合部は、前記筐体の内部に配置され、前記基板の厚さ方向に延びた第1部分と前記第1部分から前記第1面に沿う第1方向に延びた第2部分とを含む。前記第1固定部は、締結部材が取り付けられる。前記第2部材は、受け部と、第2固定部とを有する。前記受け部は、前記第1方向とは反対の第2方向に開放された挿入空間を含み、前記第1部材に対して前記第2部材が前記第2方向に移動されることで前記第2部分が前記挿入空間に挿入されて前記係合部と係合する。前記第2固定部は、前記係合部と前記受け部とが係合した状態で前記締結部材により前記第1固定部に固定される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
収容空間を有した筐体と、
前記収容空間に配置され、第1面を有した基板と、
前記第1面に設けられた半導体メモリと、
を備え、
前記筐体は、第1部材と、前記第1部材と組み合わされる第2部材とを有し、前記収容空間は、前記第1部材と前記第2部材との間に形成され、
前記第1部材は、前記筐体の内部に配置され、前記基板の厚さ方向に延びた第1部分と前記第1部分から前記第1面に沿う第1方向に延びた第2部分とを含む係合部と、締結部材が取り付けられる第1固定部とを有し、
前記第2部材は、前記第1方向とは反対の第2方向に開放された挿入空間を含み、前記第1部材に対して前記第2部材が前記第2方向に移動されることで前記第2部分が前記挿入空間に挿入されて前記係合部と係合する受け部と、前記係合部と前記受け部とが係合した状態で前記締結部材により前記第1固定部に固定される第2固定部とを有した、
半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1方向および前記基板の厚さ方向とは交差した方向を第3方向とする場合、
前記第1部材は、前記基板の厚さ方向から前記基板に面する第1主壁と、前記第1主壁の前記第3方向の端部から前記基板の厚さ方向に延びた第1側壁と、前記第1主壁の前記第3方向の他端部から前記基板の厚さ方向に延びた第2側壁とを有し、
前記第1部分は、前記第1主壁から前記基板の厚さ方向に延びており、
前記第2部分は、前記第1側壁および前記第2側壁から離れた位置で、前記第1部分から前記第1方向に延びている、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記第2部材は、前記第1主壁とは反対側から前記基板に面する第2主壁を有し、
前記受け部は、前記第2主壁から前記基板の厚さ方向に延びた第3部分と、前記第3部分から前記第3方向に延び、前記第2主壁とは反対側から前記第2部分に面する第4部分とを含む、
請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記第4部分は、前記第2部分と接する接触部を有し、
前記接触部は、前記第1方向に進むに従い前記挿入空間が狭くなるように前記第1方向に対して傾斜している、
請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第2部分は、前記第4部分と接する接触部を有し、
前記接触部は、前記第2方向に進むに従い前記第2部分が厚くなるように前記第1方向に対して傾斜している、
請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記第3部分は、第1接触部を有し、
前記第4部分は、前記第1接触部と接する第2接触部を有し、
前記第1接触部と前記第2接触部とのうち一方は、前記第1方向に対して第1角度で傾斜し、
前記第1接触部と前記第2接触部とのうち他方は、前記第1方向と平行である、
請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記第3部分は、第1接触部を有し、
前記第4部分は、前記第1接触部と接する第2接触部を有し、
前記第1接触部と前記第2接触部とのうち一方は、前記第1方向に対して第1角度で傾斜し、
前記第1接触部と前記第2接触部とのうち他方は、前記第1方向に対して前記第1角度とは異なる第2角度で傾斜している、
請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記締結部材は、前記第1方向に沿って配置されたねじ部材であり、
前記第1固定部は、前記ねじ部材が挿通される挿通孔を有し、
前記第2固定部は、前記第1固定部と前記基板との間に配置され、前記挿通孔に通された前記ねじ部材が係合する係合孔を有し、
前記ねじ部材を締め付け方向に回転させることで前記第2部材に作用する力の方向は、前記第2部分と前記第4部分との間に生じる接触力が大きくなるように前記第1部材に対して前記第2部材が移動する方向と一致する、
請求項6または請求項7に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記第4部分は、前記第2主壁から前記挿入空間を挟んで設けられる、
請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記第1側壁と前記第2部分との間には、第1隙間が設けられ、
前記第3部分の少なくとも一部は、前記第1隙間に配置されている、
請求項3または請求項9に記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
筐体と、筐体内に配置された基板と、基板に設けられた半導体メモリとを有した半導体記憶装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第8480186号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一実施形態は、部品点数の削減を図ることができる半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態の半導体記憶装置は、筐体と、基板と、半導体メモリとを有する。前記筐体は、収容空間を有する。前記基板は、前記収容空間に配置され、第1面を有する。前記半導体メモリは、前記第1面に設けられている。前記筐体は、第1部材と、前記第1部材と組み合わされる第2部材とを有する。前記収容空間は、前記第1部材と前記第2部材との間に形成される。前記第1部材は、係合部と、第1固定部とを有する。前記係合部は、前記筐体の内部に配置され、前記基板の厚さ方向に延びた第1部分と前記第1部分から前記第1面に沿う第1方向に延びた第2部分とを含む。前記第1固定部は、締結部材が取り付けられる。前記第2部材は、受け部と、第2固定部とを有する。前記受け部は、前記第1方向とは反対の第2方向に開放された挿入空間を含み、前記第1部材に対して前記第2部材が前記第2方向に移動されることで前記第2部分が前記挿入空間に挿入されて前記係合部と係合する。前記第2固定部は、前記係合部と前記受け部とが係合した状態で前記締結部材により前記第1固定部に固定される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態の半導体記憶装置を示す斜視図。
第1実施形態の半導体記憶装置を一部分解して示す斜視図。
第1実施形態のベースを示す斜視図。
第1実施形態のベースを示す図。
図3中に示された一点鎖線F5で囲まれた領域を拡大して示す斜視図。
第1実施形態のカバーを示す斜視図。
第1実施形態のカバーを示す図。
図6中に示された一点鎖線F8で囲まれた領域を拡大して示す斜視図。
図1中に示された半導体記憶装置のF9―F9線に沿う断面図。
図1中に示された半導体記憶装置のF10―F10線に沿う断面図。
第1実施形態の半導体記憶装置を示す正面図。
第1実施形態の半導体記憶装置の製造方法を説明するための断面図。
第1実施形態の第1変形例の半導体記憶装置を示す断面図。
第1実施形態の第2変形例の半導体記憶装置を示す断面図。
第2実施形態のベースを示す斜視図。
第2実施形態のカバーを示す斜視図。
第2実施形態の半導体記憶装置の一部を拡大して示す断面図。
第2実施形態の半導体記憶装置の製造方法を説明するための斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態の半導体記憶装置を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本出願で「平行」、「直交」、または「同じ」とは、それぞれ、「略平行」、「略直交」、または「略同じ」である場合を含み得る。本出願で「接続」とは、機械的な接続に限定されず、電気的な接続を含み得る。すなわち「接続」とは、対象物と直接に接続される場合に限定されず、別の部材を間に介在させて対象物と接続される場合を含み得る。
【0008】
本出願では、+X方向、-X方向、+Y方向、-Y方向、+Z方向、および-Z方向は、以下のように定義される。+X方向、-X方向、+Y方向、および-Y方向は、後述する基板21の第1面21a(図2参照)と平行な方向である。+X方向は、後述する筐体10の第1端部10aから第2端部10bに向かう方向である(図1参照)。-X方向は、+X方向とは反対の方向である。+X方向と-X方向とを区別しない場合は、単に「X方向」と称する。+Y方向および-Y方向は、X方向とは交差する(例えば直交する)方向である。+Y方向は、後述する筐体10の第3端部10cから第4端部10dに向かう方向である(図1参照)。-Y方向は、+Y方向とは反対の方向である。+Y方向と-Y方向とを区別しない場合は、単に「Y方向」と称する。
【0009】
+Z方向および-Z方向は、X方向およびY方向とは交差する(例えば直交する)方向であり、基板21の厚さ方向である。+Z方向は、筐体10の第1主壁11から第2主壁12に向かう方向である(図1参照)。-Z方向は、+Z方向とは反対の方向である。+Z方向と-Z方向とを区別しない場合は、単に「Z方向」と称する。以下では、-Z方向側を「下」、+Z方向側を「上」と称する場合がある。ただしこれら表現は、説明の便宜上のものであり、重力方向を規定するものではない。-X方向は、「第1方向」の一例である。+X方向は、「第2方向」の一例である。Y方向は、「第3方向」の一例である。
【0010】
(第1実施形態)
<1.半導体記憶装置の全体構成>
図1から図12を参照し、第1実施形態の半導体記憶装置1について説明する。半導体記憶装置1は、例えばSSD(Solid State Drive)のようなストレージデバイスである。半導体記憶装置1は、ホスト機器と接続され、ホスト機器の記憶装置として使用される。ホスト機器は、パーソナルコンピュータ、モバイル機器、ビデオレコーダ、または車載機器などであるが、これら例には限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

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