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公開番号2025105114
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223425
出願日2023-12-28
発明の名称情報表示システム、情報表示方法、コンピュータプログラムおよび作業車両
出願人株式会社クボタ
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60K 35/81 20240101AFI20250703BHJP(車両一般)
要約【課題】作業車両のメータパネルに表示される情報により、オペレータの利便性を高める。
【解決手段】ある実施形態に係る作業車両用の情報表示システムは、デジタルディスプレイを有するメータパネルユニットと、メータパネルユニットの動作を制御する制御装置とを備える。制御装置は、作業車両の原動機の回転数を第1回転数に維持する設定下において、原動機の回転数を一時的に第1回転数よりも大きい第2回転数に上昇させるモードをオンにするスイッチの操作をユーザが行った場合、制御装置は、原動機の回転数を第2回転数に上昇させることを示す情報をデジタルディスプレイに表示させる。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
作業車両用の情報表示システムであって、
デジタルディスプレイを有するメータパネルユニットと、
前記メータパネルユニットの動作を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記作業車両の原動機の回転数を第1回転数に維持する設定下において、前記原動機の前記回転数を一時的に前記第1回転数よりも大きい第2回転数に上昇させるモードをオンにするスイッチの操作をユーザが行った場合、
前記制御装置は、前記原動機の前記回転数を前記第2回転数に上昇させることを示す情報を前記デジタルディスプレイに表示させる、情報表示システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記情報として前記第2回転数の値を前記デジタルディスプレイに表示させる、請求項1に記載の情報表示システム。
【請求項3】
前記第2回転数の値は目標回転数の値である、請求項2に記載の情報表示システム。
【請求項4】
前記メータパネルユニットは、前記原動機の前記回転数を示すタコメータを有し、
前記メータパネルユニットの前記情報の表示位置は前記タコメータとは異なる、請求項1または2に記載の情報表示システム。
【請求項5】
前記制御装置は、
前記ユーザが前記スイッチを操作し続けている間、前記第2回転数を目標回転数として前記原動機の前記回転数を制御し、
前記ユーザが前記スイッチの操作をやめると、前記情報の表示を終了するとともに前記原動機の前記回転数を前記第1回転数に維持する制御を行う、請求項1または2に記載の情報表示システム。
【請求項6】
前記スイッチは、前記ユーザが指で押下する押しボタンスイッチであり、
前記制御装置は、
前記ユーザが前記押しボタンスイッチを押下し続けている間、前記第2回転数を目標回転数として前記原動機の前記回転数を制御し、
前記ユーザが前記押しボタンスイッチの押下をやめると、前記情報の表示を終了するとともに前記原動機の前記回転数を前記第1回転数に維持する制御を行う、請求項1または2に記載の情報表示システム。
【請求項7】
前記作業車両は、前記原動機の前記回転数を設定するためのスロットルレバーを有し、
前記制御装置は、
前記ユーザが前記スロットルレバーを第1位置に動かした場合、前記原動機の前記回転数を前記第1回転数に維持する制御を行い、
前記スロットルレバーが前記第1位置に維持された状態で、前記ユーザが前記スイッチの操作を行った場合、前記情報を前記デジタルディスプレイに表示させる、請求項1または2に記載の情報表示システム。
【請求項8】
前記作業車両にはローダが装着可能であり、
前記スイッチは、前記ローダを動かすために前記ユーザが操作する操作レバーに設けられている、請求項1または2に記載の情報表示システム。
【請求項9】
前記制御装置は、
前記作業車両の動作モードを設定するための複数の選択肢を前記デジタルディスプレイに表示させ、
前記ユーザの前記スイッチの操作に応じて前記原動機の前記回転数を前記第2回転数に上昇させることが可能な動作モードを前記ユーザが選択した場合、前記第2回転数の設定値を変更するための画像を前記デジタルディスプレイに表示させる、請求項1または2に記載の情報表示システム。
【請求項10】
前記制御装置は、前記ユーザの前記スイッチとは別のスイッチの操作に応じて、前記第2回転数の設定値を変更する、請求項9に記載の情報表示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報表示システム、情報表示方法、コンピュータプログラムおよび作業車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
次世代農業として、ICT(Information and Communication Technology)およびIoT(Internet of Things)を活用したスマート農業の研究開発が進められている。圃場で使用されるトラクタなどの作業車両の自動化および無人化に向けた研究開発も進められている。例えば、精密な測位が可能なGNSS(Global Navigation Satellite System)などの測位システムを利用して自動操舵で走行する作業車両が実用化されてきた。
【0003】
トラクタなどの農業用作業車両の運転席の正面には、走行速度、エンジンの負荷状態、作業車両の各部の状態を表示して運転者(オペレータ)に通知するメータパネルユニットが設けられている。
【0004】
特許文献1は、一般的な乗用車用のメータユニットを記載している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-32209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
トラクタなどの農業機械に備え付けられるメータパネルには、走行または作業中の車両に関する種々の情報をオペレータに的確に通知することが求められる。また、このような農業機械は、屋外で様々な作業を実行するため、一般の乗用車に比べて、より多くの情報を表示する必要がある。農業機械がスマート農業に用いられる場合は、更に多くの情報を表示することが必要になる。しかし、メータパネルに表示される情報の量が増大するほど、視認性が低下し、運転者が必要な情報を取得することが難しくなる。
【0007】
また、このようなメータパネルに求められる要求の高まりは、農業機械だけでなく、建設現場での作業に用いられる建設機械についても同様である。以下、移動型の農業機械および建設機械を総称して「作業車両」と称することとする。
【0008】
作業車両のメータパネルに表示される情報により、オペレータの利便性を高めることが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、以下の項目に記載の解決手段を提供する。
【0010】
[項目1]
作業車両用の情報表示システムであって、
デジタルディスプレイを有するメータパネルユニットと、
前記メータパネルユニットの動作を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記作業車両の原動機の回転数を第1回転数に維持する設定下において、前記原動機の前記回転数を一時的に前記第1回転数よりも大きい第2回転数に上昇させるモードをオンにするスイッチの操作をユーザが行った場合、
前記制御装置は、前記原動機の前記回転数を前記第2回転数に上昇させることを示す情報を前記デジタルディスプレイに表示させる、情報表示システム。
(【0011】以降は省略されています)

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