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公開番号
2025106300
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2025044375,2023107167
出願日
2025-03-19,2019-09-18
発明の名称
ビデオエンコーダ、ビデオデコーダ、及び対応する方法
出願人
華為技術有限公司
,
HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04N
19/70 20140101AFI20250708BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ブロック分割及びパーティションパラメータをシグナリングする符号化及び復号機器並びに符号化及び復号方法を提供する。
【解決手段】復号方法は、画像領域を表すデータと、画像領域の画像領域ヘッダと、シーケンスパラメータセット(SPS)と、を含むビットストリームを受信し、ビットストリームのSPSから画像領域ヘッダからの第1パーティション制約情報に従い画像領域のブロックをパーティションすることが有効かどうかを示すオーバーライド有効化フラグを取得し、オーバーライド有効化フラグの値が有効化値であるとき、画像領域ヘッダからブロックをパーティションするために、画像領域ヘッダからの第1パーティション制約情報又はSPSからの第2パーティション制約情報が使用されるかを示すオーバーライドフラグを取得することを含む。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
ビデオストリーミング装置であって、通信インタフェースとメモリとを含み、
前記通信インタフェースは、ビデオビットストリームを受信又は送信するよう構成され、前記メモリは、前記ビデオビットストリームを格納し、
前記ビデオビットストリームは、
画像領域を表すデータと、前記画像領域の画像領域ヘッダと、シーケンスパラメータセット(SPS)と、を含み、
前記SPSはオーバーライド有効化フラグを含み、前記オーバーライド有効化フラグは、前記画像領域ヘッダからの第1パーティション制約情報に従い前記画像領域のブロックをパーティションすることが有効かどうかを示し、
前記オーバーライド有効化フラグの値が有効化値であるとき、前記画像領域ヘッダはオーバーライドフラグを含み、前記オーバーライドフラグは、前記ブロックをパーティションするために、前記画像領域ヘッダからの前記第1パーティション制約情報又は前記SPSからの第2パーティション制約情報が使用されるかを示す、ビデオストリーミング装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第2パーティション制約情報は、イントラモードにおけるパーティション制約情報、又はインターモードにおけるパーティション制約情報を含む、請求項1に記載のビデオストリーミング装置。
【請求項3】
前記第2パーティション制約情報は、ルマブロックのパーティション制約情報、又はクロマブロックのパーティション制約情報を含む、請求項1に記載のビデオストリーミング装置。
【請求項4】
前記第1パーティション制約情報は、ピクチャヘッダにおいてシグナリングされる、請求項1~3のいずれか一項に記載のビデオストリーミング装置。
【請求項5】
前記第1パーティション制約情報は、最小許容4分木リーフノードサイズの情報を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載のビデオストリーミング装置。
【請求項6】
前記第2パーティション制約情報は、最小許容4分木リーフノードサイズの情報を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載のビデオストリーミング装置。
【請求項7】
ビデオストリーミング方法であって、
ビデオビットストリームを格納するステップであって、前記ビデオビットストリームは、
画像領域を表すデータと、前記画像領域の画像領域ヘッダと、シーケンスパラメータセット(SPS)と、を含み、
前記SPSはオーバーライド有効化フラグを含み、前記オーバーライド有効化フラグは、前記画像領域ヘッダからの第1パーティション制約情報に従い前記画像領域のブロックをパーティションすることが有効かどうかを示し、
前記オーバーライド有効化フラグの値が有効化値であるとき、前記画像領域ヘッダはオーバーライドフラグを含み、前記オーバーライドフラグは、前記ブロックをパーティションするために、前記画像領域ヘッダからの前記第1パーティション制約情報又は前記SPSからの第2パーティション制約情報が使用されるかを示す、ステップと、
前記ビデオビットストリームを送信するステップと、
を含むビデオストリーミング方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記ビデオビットストリームを受信するステップ、
を更に含む請求項7に記載のビデオストリーミング方法。
【請求項9】
前記第2パーティション制約情報は、イントラモードにおけるパーティション制約情報、又はインターモードにおけるパーティション制約情報を含む、請求項7に記載のビデオストリーミング方法。
【請求項10】
前記第2パーティション制約情報は、ルマブロックのパーティション制約情報、又はクロマブロックのパーティション制約情報を含む、請求項7~9のいずれか一項に記載のビデオストリーミング方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願の実施形態は、概して、ビデオ符号化の分野に関し、特にブロック分割及びパーティションに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ビデオ符号化(ビデオ符号化及び復号)は、広範囲のデジタルビデオアプリケーション、例えば、放送用デジタルテレビ、インターネット及び移動体ネットワークを介するビデオ送信、ビデオチャットのようなリアルタイム会話アプリケーション、ビデオ会議、DVD及びBlue-rayディスク、ビデオコンテンツ取得及び編集システム、及びセキュリティアプリケーションのカムコーダで使用される。
【0003】
1990年のH.261標準におけるブロックに基づくハイブリッドビデオ符号化アプローチの開発以来、新しいビデオ符号化技術及びツールが開発され、新しいビデオ符号化標準の基礎を形成した。更なるビデオ符号化標準は、MPEG-1ビデオ、MPEG-2ビデオ、ITU-T H.262/MPEG-2、ITU-T H.263、ITU-T H.264/MPEG-4、Part 10、高度ビデオ符号化(Advanced Video Coding (AVC))、ITU-T H.265/高効率ビデオ符号化(High Efficiency Video Coding (HEVC))、ITU-T H.266/バーサタイルビデオ符号化(Versatile video coding (VVC))及び拡張、例えばこれらの標準のスケーラビリティ及び/又は3次元(3D)拡張を含む。ビデオ生成及び使用が益々ユビキタスになるにつれ、ビデオトラフィックは、通信ネットワーク及びデータ記憶において最大の負荷になり、相応して、大部分のビデオ符号化標準の目標のうちの1つは、ピクチャ品質を犠牲にすることなく、その前の代と比べてビットレートの低減を達成することであった。最新の高効率ビデオ符号化(HEVC)が、品質を犠牲にすることなく、AVCの約2倍多くのビデオを圧縮できても、HEVCと比べてビデオを更に圧縮することが新しい技術のために熱望されている。
【発明の概要】
【0004】
本願(又は本開示)の実施形態は、独立請求項による符号化及び復号の機器及び方法を提供する。
【0005】
前述の及び他の目的は、独立請求項の主題により達成される。更なる実装形式は、従属請求項、説明、及び図面から明らかである。
【0006】
標準から、幾つかの特徴の定義は以下の通りである。
ピクチャパラメータセット(picture parameter set (PPS)):各スライスヘッダの中に見られるシンタックス要素により決定されるような、0個以上の符号化ピクチャ全体に適用するシンタックス要素を含むシンタックス構造。
シーケンスパラメータセット(sequence parameter set (SPS)):各スライスヘッダの中に見られるシンタックス要素により参照されるPPSの中に見られるシンタックス要素の内容により決定されるような、0個以上のCVS全体に適用するシンタックス要素を含むシンタックス構造。
スライスヘッダ:スライス内で表現される最初の又は全部のブリックに関するデータ要素を含む符号化スライスの部分。
サブピクチャ:ピクチャ内の1つ以上のスライスの長方形領域。
スライスは、完全なタイルの数又は1つのタイルの完全なブリックの連続するシーケンスのみのいずれかで構成される。
タイル:ピクチャ内の特定のタイル列及び特定のタイル行の中のCTUの長方形領域。
【0007】
ピクチャは、1つ以上のタイル行及び1つ以上のタイル列に分割される。タイルは、ピクチャの長方形領域をカバーするCTUのシーケンスである。
タイルは、1つ以上のブリックに分割され、その各々はタイル内の多数のCTU列で構成される。
複数のブリックにパーティションされないタイルは、ブリックとも呼ばれる。しかしながら、タイルの真部分集合であるブリックは、タイルと呼ばれない。
スライスは、ピクチャの多数のタイル又はタイルの多数のブリックのいずれかを含む。
サブピクチャは、ピクチャの長方形領域を集合的にカバーする1つ以上のスライスを含む。
【0008】
スライスの2つのモード、つまりラスタスキャンスライスモード及び長方形スライスモードがサポートされる。ラスタスキャンスライスモードでは、スライスは、ピクチャのタイルラスタスキャンの中で、タイルのシーケンスを含む。長方形スライスモードでは、スライスは、ピクチャの長方形領域を集合的に形成する、ピクチャの多数のブリックを含む。長方形スライスの中のブリックは、スライスのブリックラスタスキャンの順である。
【0009】
本発明の第1の態様によると、復号装置により実施されるビデオビットストリームの復号の方法であって、前記ビデオビットストリームは、画像領域を表すデータと、前記画像領域の画像領域ヘッダとを含み、前記復号方法は、
前記ビデオビットストリームからオーバーライドフラグを取得するステップと、
前記オーバーライドフラグの前記値がオーバーライド値であるとき、前記画像領域ヘッダから前記画像領域の第1パーティション制約情報を取得するステップと、
前記第1パーティション制約情報に従い、前記画像領域のブロックをパーティションするステップと、を含む方法が提供される。
【0010】
本アプローチは、各画像領域が、パラメータセットの中の複数の画像領域のパーティション制約情報以外に、それ自体のパーティション制約情報を有することを可能にする。従って、本アプローチは、効率的なビットストリームパース、及び特に、効率的なパーティション制約情報シグナリングを可能にする。
(【0011】以降は省略されています)
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