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公開番号2025107391
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2025078610,2024059841
出願日2025-05-09,2020-04-14
発明の名称情報処理端末およびプログラム
出願人マクセル株式会社
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類H04N 21/488 20110101AFI20250710BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザに不要な負担をかけることなく、高画質コンテンツを所望期間継続して視
聴可能な技術を提供する。
【解決手段】契約している通信回線を用いて、外部サーバに保存されているコンテンツを
視聴する情報処理端末であって、通信回線の高速回線を用いて通信されるデータ量を管理
する通信データ量管理部と、表示を制御する表示制御部と、を備え、通信データ量管理部
は、コンテンツの視聴に必要なデータ量が、契約しているデータ量の残りのデータ量であ
る残りデータ量を超える可能性がある場合、予め定めた条件で、高速回線の所定のデータ
量を追加購入する際の金額を購入金額として算出し、表示制御部は、算出した前記購入金
額を表示する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
契約している通信回線を用いて、外部サーバに保存されているコンテンツを視聴する情
報処理端末であって、
前記通信回線の高速回線を用いて通信されるデータ量を管理する通信データ量管理部と

表示を制御する表示制御部と、を備え、
前記通信データ量管理部は、前記コンテンツの視聴に必要なデータ量が、契約している
データ量の残りのデータ量である残りデータ量を超える可能性がある場合、予め定めた条
件で、前記高速回線の所定のデータ量を追加購入する際に必要な情報である必要情報を取
得し、
前記表示制御部は、前記必要情報を表示すること
を特徴とする情報処理端末。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
請求項1記載の情報処理端末であって、
前記コンテンツを取得し、再生するコンテンツ管理部をさらに備え、
前記コンテンツ管理部は、前記外部サーバにコンテンツを要求する際、当該コンテンツ
の配信開始に先立ち、当該コンテンツの全データ量を必要データ量として取得し、
前記通信データ量管理部は、前記残りデータ量が前記必要データ量未満の場合、前記必
要データ量と前記残りデータ量との差のデータ量を不足データ量として算出し、当該不足
データ量を追加購入する際に必要な情報を前記必要情報とすること
を特徴とする情報処理端末。
【請求項3】
請求項1記載の情報処理端末であって、
前記コンテンツを取得し、再生するコンテンツ管理部をさらに備え、
前記通信データ量管理部は、所定の間隔で、前記残りデータ量を取得し、当該残りデー
タ量が予め定めた残量閾値以下の場合、前記コンテンツの未再生分のデータ量を取得する
未再生データ量取得信号を出力し、
前記コンテンツ管理部は、前記未再生データ量取得信号を受信すると、視聴中の前記コ
ンテンツの未再生分のデータ量を必要データ量として算出し、
前記通信データ量管理部は、最新の前記残りデータ量が前記必要データ量未満の場合、
前記必要データ量と前記残りデータ量との差のデータ量を不足データ量として算出し、当
該不足データ量を追加購入する際に必要な情報を前記必要情報とすること
を特徴とする情報処理端末。
【請求項4】
請求項1記載の情報処理端末であって、
前記コンテンツを取得し、再生するコンテンツ管理部をさらに備え、
前記通信データ量管理部は、所定の間隔で、前記残りデータ量を取得し、当該残りデー
タ量が予め定めた残量閾値以下の場合、前記コンテンツ管理部に算出指示通知を出力し、
前記コンテンツ管理部は、前記算出指示通知を受信すると、視聴中の前記コンテンツの
平均伝送レートを算出し、
前記通信データ量管理部は、前記平均伝送レートを用い、予め定めた条件毎に、前記高
速回線の所定のデータ量を追加購入する際に必要な情報を前記必要情報としてそれぞれ取
得し、
前記表示制御部は、前記必要情報を、前記条件に対応づけて、それぞれ表示すること
を特徴とする情報処理端末。
【請求項5】
請求項4記載の情報処理端末であって、
前記予め定めた条件は、視聴時間であり、
前記通信データ量管理部は、前記平均伝送レートを用いて、各前記視聴時間について、
当該視聴時間の視聴に必要な前記高速回線のデータ量を算出し、当該データ量を追加購入
する際に必要な情報を前記必要情報として取得すること
を特徴とする情報処理端末。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項記載の情報処理端末であって、
前記追加購入する際に必要な前記情報は金額であり、前記必要情報は、購入金額である
こと
を特徴とする情報処理端末。
【請求項7】
請求項6記載の情報処理端末であって、
前記通信データ量管理部は、前記高速回線のデータ量の追加購入単価を、当該通信回線
を管理する事業者の装置に問い合わせ、回答に基づいて前記購入金額を算出すること
を特徴とする情報処理端末。
【請求項8】
請求項6記載の情報処理端末であって、
前記高速回線のデータ量の追加購入単価を、予め通信契約データベースとして保持し、
前記通信データ量管理部は、前記通信契約データベースを参照し、前記購入金額を算出
すること
を特徴とする情報処理端末。
【請求項9】
請求項1記載の情報処理端末であって、
前記表示制御部は、前記必要情報の表示とともに、購入の意思を受け付ける受付ボタン
を表示し、
前記通信データ量管理部は、前記受付ボタンを介して購入の意思を受け付けた場合、当
該通信回線を管理する事業者に向けて追加購入要求を送信すること
を特徴とする情報処理端末。
【請求項10】
請求項1記載の情報処理端末であって、
前記表示制御部は、前記必要情報の表示とともに、購入の意思を受け付ける受付ボタン
を表示し、
前記表示制御部は、前記受付ボタンを介して購入しない意思を受け付けた場合、警告表
示を行うこと
を特徴とする情報処理端末。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信容量の管理技術に関する。特に、コンテンツ視聴時の通信容量管理技術
に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
スマホ等の移動通信端末では、契約単位期間(例えば、一月)毎に、高速回線の通信デ
ータ量に制限を設けた契約を、通信事業者(キャリア)と行い、提供される通信サービス
を利用する場合がある。このような契約では、データ量が限度に達すると、以降は、契約
単位期間終了まで低速回線で利用することとなる。
【0003】
高画質コンテンツを視聴している途中で、データ量が限度に達すると、低速回線での視
聴に切り替わり、視聴中のコンテンツが視聴不可、もしくは低画質に切り替わる。この時
点で高速回線のデータ量を追加購入するためには、キャリアに追加購入を申し込む必要が
ある。一般に、コンテンツを提供するコンテンツ事業者とキャリアとは異なるため、別途
キャリアのアプリ/Webページに切り替える必要があり、ユーザの利便性が下がる。
【0004】
データ量に制限がある無線通信回線を介して通信を行う際に、ユーザが意識的な操作を
することなしにデータ量や残高の不足を解消することができる通信容量管理装置がある。
例えば、特許文献1には、「通信容量に制限がある無線通信回線についての通信容量を管
理する通信容量管理装置において、追加購入処理部は、使用期限付きの通信容量の追加購
入についての処理を行う。残りデータ量管理部は、追加購入された使用期限付きの通信容
量である追加購入通信容量を含む、通信容量の残量の管理を行う。購入内容特定部は、追
加購入通信容量を特定する。購入条件判定部は、追加購入通信容量を購入する条件を満足
するか否かを判定する。そして、追加購入通信容量を購入する条件を満足すると判定した
場合に、追加購入処理部は、追加購入通信容量の購入処理を行う(要約抜粋)」通信容量
管理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-40673号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、契約したデータ量の残量しか考慮されて
いない。すなわち、コンテンツのデータ量や再生状態までは考慮されていない。例えば、
コンテンツの大部分を再生済みであり、残りコンテンツ再生に必要なデータ量が少ない場
合であっても、契約したデータ量の残量が予め定めた購入条件を満足した場合、追加購入
されてしまい、ユーザに不要な負担をかけることがある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ユーザに不要な負担をかけることなく、
高画質コンテンツを所望期間継続して視聴可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、契約している通信回線を用いて、外部サーバに保存されているコンテンツを
視聴する情報処理端末であって、前記通信回線の高速回線を用いて通信されるデータ量を
管理する通信データ量管理部と、表示を制御する表示制御部と、を備え、前記通信データ
量管理部は、前記コンテンツの視聴に必要なデータ量が、契約しているデータ量の残りの
データ量である残りデータ量を超える可能性がある場合、予め定めた条件で、前記高速回
線の所定のデータ量を追加購入する際に必要な情報である必要情報を取得し、前記表示制
御部は、前記必要情報を表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザの負担を増加させることなく、高画質コンテンツを所望期間継
続して視聴可能な技術を提供できる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実
施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第一実施形態の通信システムの概要を説明するための説明図である。
第一実施形態の情報処理端末のハードウェア構成図である。
(a)および(b)は、第一実施形態の情報処理端末の外観図である。
(a)は、第一実施形態の情報処理端末の機能ブロック図であり、(b)は、第一実施形態のコンテンツ属性情報データベースの一例を、(c)は、第一実施形態の通信契約データベースの一例を、それぞれ説明するための説明図である。
第一実施形態の通信データ量管理処理のフローチャートである。
(a)および(b)は、第一実施形態のディスプレイへの表示例をそれぞれ説明するための説明図である。
第一実施形態の変形例の通信データ量管理処理のフローチャートである。
第二実施形態の通信データ量管理処理のフローチャートである。
(a)および(b)は、第二実施形態のディスプレイへの表示例をそれぞれ説明するための説明図である。
第三実施形態の通信データ量管理処理のフローチャートである。
第三実施形態のディスプレイへの表示例をそれぞれ説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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