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公開番号
2025109109
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002833
出願日
2024-01-11
発明の名称
配線基板及びその製造方法
出願人
イビデン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05K
3/46 20060101AFI20250716BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】細いビア導体同士の間で発生する短絡を抑制可能な技術を開示する。
【解決手段】内部の絶縁層と内部の導電層とが交互に積層されることと、前記内部の絶縁層上または前記内部の絶縁層内に電子部品が配置されることと、内部の前記導電層及び前記電子部品を覆う最外の絶縁層が形成されることと、前記最外の絶縁層に、内部の前記導電層を露出させる第1貫通孔が形成されることと、前記第1貫通孔内がデスミア処理されることと、前記第1貫通孔内に第1導電部が充填されるとともに、前記最外の絶縁層上に最外の導電層が形成されることと、前記最外の導電層を覆うソルダーレジスト層が積層されることと、前記ソルダーレジスト層及び前記最外の絶縁層に前記電子部品のパッドを露出させる第2貫通孔が形成されることと、前記第2貫通孔内がデスミア処理されることと、前記第2貫通孔内に、第2導電部が充填されることと、を順に含む配線基板の製造方法。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内部の絶縁層と内部の導電層とが交互に積層されることと、
前記内部の絶縁層上または前記内部の絶縁層内に電子部品が配置されることと、
前記内部の導電層及び前記電子部品を覆う最外の絶縁層が形成されることと、
前記最外の絶縁層に、前記内部の導電層を露出させる第1貫通孔が形成されることと、
前記第1貫通孔内がデスミア処理されることと、
前記第1貫通孔内に第1導電部が充填されるとともに、前記最外の絶縁層上に最外の導電層が形成されることと、
前記最外の導電層を覆うソルダーレジスト層が積層されることと、
前記ソルダーレジスト層及び前記最外の絶縁層に前記電子部品のパッドを露出させる第2貫通孔が形成されることと、
前記第2貫通孔内がデスミア処理されることと、
前記第2貫通孔内に、第2導電部が充填されることと、を順に含む配線基板の製造方法。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の配線基板の製造方法であって、
前記第2貫通孔の孔径は、前記第1貫通孔の孔径よりも小さい。
【請求項3】
請求項1に記載の配線基板の製造方法であって、
前記ソルダーレジスト層に、前記最外の導電層を露出させる第3貫通孔が形成されることと、
前記第3貫通孔内に、第3導電部が充填されることと、を含む。
【請求項4】
請求項3に記載の配線基板の製造方法であって、
前記第3貫通孔の形成はフォトリソグラフィにより行われる。
【請求項5】
請求項4に記載の配線基板の製造方法であって、
前記第3貫通孔の孔径は、前記第2貫通孔の孔径よりも大きい。
【請求項6】
請求項1から5の何れか1の請求項に記載の配線基板の製造方法であって、
前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔の形成がレーザーによって行われる。
【請求項7】
請求項6に記載の配線基板の製造方法であって、
前記第1貫通孔の形成は赤外光のレーザーにより行われ、前記第2貫通孔の形成は紫外光のレーザーにより行われる。
【請求項8】
請求項7に記載の配線基板の製造方法であって、
前記第1貫通孔の形成はCO
2
レーザーにより行われ、前記第2貫通孔の形成はUVレーザーにより行われる。
【請求項9】
請求項1から5の何れか1の請求項に記載の配線基板の製造方法であって、
前記第1導電部及び前記第2導電部が複数ずつ設けられ、
前記第2導電部同士の間隔が前記第1導電部同士の間隔よりも狭い。
【請求項10】
請求項9に記載の配線基板の製造方法であって、
前記第2導電部同士の間隔が80ミクロン以下である。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子部品が埋設されている配線基板及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の配線基板の製造方法として、電子部品に接続されるビア導体を内部の導電層に接続されるビア導体より細くするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-184589号公報(段落[0020],図12)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の配線基板の製造方法においては、細いビア導体同士の間で短絡が発生することがあり、その改善が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
発明の一態様は、内部の絶縁層と内部の導電層とが交互に積層されることと、前記内部の絶縁層上または前記内部の絶縁層内に電子部品が配置されることと、内部の前記導電層及び前記電子部品を覆う最外の絶縁層が形成されることと、前記最外の絶縁層に、内部の前記導電層を露出させる第1貫通孔が形成されることと、前記第1貫通孔内がデスミア処理されることと、前記第1貫通孔内に第1導電部が充填されるとともに、前記最外の絶縁層上に最外の導電層が形成されることと、前記最外の導電層を覆うソルダーレジスト層が積層されることと、前記ソルダーレジスト層及び前記最外の絶縁層に前記電子部品のパッドを露出させる第2貫通孔が形成されることと、前記第2貫通孔内がデスミア処理されることと、前記第2貫通孔内に、第2導電部が充填されることと、を順に含む配線基板の製造方法である。
【0006】
発明の一態様は、交互に積層された内部の導電層と内部の絶縁層と、前記内部の絶縁層上または前記内部の絶縁層内に配置された電子部品と、前記内部の導電層及び前記電子部品を覆う最外の絶縁層と、前記最外の絶縁層上に積層された最外の導電層と、前記最外の導電層を覆うソルダーレジスト層と、前記最外の絶縁層に形成され、前記内部の導電層を露出させる第1貫通孔と、前記第1貫通孔内に充填される第1導電部と、前記ソルダーレジスト層の上面から前記電子部品の上面まで連続する内側面を有し、前記電子部品のパッドを露出させる第2貫通孔と、前記第2貫通孔内に充填される第2導電部と、を有する配線基板である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、配線基板の側断面図
図2は、配線基板の拡大断面図
図3Aは、配線基板の製造方法を示す断面図、図3Bは、配線基板の製造方法を示す断面図、図3Cは配線基板の製造方法を示す断面図
図4Aは、配線基板の製造方法を示す断面図、図4Bは、配線基板の製造方法を示す断面図
図5Aは、配線基板の製造方法を示す断面図、図5Bは、配線基板の製造方法を示す断面図
図6Aは、配線基板の製造方法を示す断面図、図6Bは、配線基板の製造方法を示す断面図
図7Aは、配線基板の製造方法を示す断面図、図7Bは、配線基板の製造方法を示す断面図
図8Aは、配線基板の製造方法を示す断面図、図8Bは、配線基板の製造方法を示す断面図
図9Aは、配線基板の製造方法を示す断面図、図9Bは、配線基板の製造方法を示す断面図
図10は、配線基板の製造方法を示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
[第1実施形態]
以下、図1~10を参照して、第1実施形態の配線基板10について説明する。図1に示される配線基板10は、コア基板11とコア基板11の表裏に積層されているビルドアップ部100と、ビルドアップ部100を覆うソルダーレジスト層29とを有している。
【0009】
コア基板11はコア基材11Kを有している。コア基材11Kは、エポキシ樹脂またはBT(ビスマレイミドトリアジン)樹脂と、ガラスクロスなどの補強材からなる。コア基材11Kの表裏の両面には、コア導電層12が積層されている。表側のコア導電層12と、裏側のコア導電層12とは、コア基板11を貫通するスルーホール導体13によって接続されている。スルーホール導体13は、コア基板11を貫通するスルーホール13A(図3B参照)の壁面に、例えば、銅めっきが形成されることによって形成されている。
【0010】
ビルドアップ部100は、コア基板11上に、絶縁層21と導電層22とが交互に積層される積層構造になっている。絶縁層21は、例えば樹脂フィルムやプリプレグといった絶縁性材料で構成されている。導電層22は、銅などの金属で構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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