TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025109172
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024154086
出願日
2024-09-06
発明の名称
液体吐出装置、画像形成装置及び液体吐出ヘッドユニット調整方法
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250716BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ヘッドユニットにより媒体に付着させる液体の付着結果の精度を向上させることができる液体吐出装置を提供する。
【解決手段】液体吐出ヘッドユニットに対し、被搬送物の搬送方向の上流側と下流側に設置される一対の搬送ガイド部材と、液体吐出ヘッドユニットが液体を吐出する吐出方向において、当該液体吐出ヘッドユニットと対向する位置距離計測手段を設置するための設置部と、被搬送物に代わって搬送ガイド部材の上に搬送面校正部材を設置した状態で、距離計測手段により計測される当該搬送面校正部材までの第1距離と、当該搬送面校正部材を設置しない状態で当該距離計測手段により計測される液体吐出ヘッドユニットまでの第2距離と、に応じて液体吐出ヘッドユニットを昇降させる昇降手段と、を備える液体吐出装置による。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
液体吐出ヘッドユニットから被搬送物に対して液体を吐出する液体吐出装置であって、
前記液体吐出ヘッドユニットに対し、前記被搬送物の搬送方向の上流側と下流側に設置される一対の搬送ガイド部材と、
前記液体吐出ヘッドユニットが前記液体を吐出する吐出方向において、当該液体吐出ヘッドユニットと対向する位置に距離計測手段を設置するための設置部と、
前記被搬送物に代わって前記搬送ガイド部材の上に搬送面校正部材を設置した状態で、前記距離計測手段により計測される当該搬送面校正部材までの第1距離と、当該搬送面校正部材を設置しない状態で当該距離計測手段により計測される液体吐出ヘッドユニットまでの第2距離と、に応じて前記液体吐出ヘッドユニットを昇降させる昇降手段と、
を備えることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
液体吐出ヘッドユニットから被搬送物に対して液体を吐出する液体吐出装置であって、
前記液体吐出ヘッドユニットに対し、前記被搬送物の搬送方向の上流側と下流側に設置される一対の搬送ガイド部材と、
前記液体吐出ヘッドユニットが前記液体を吐出する吐出方向において、当該液体吐出ヘッドユニットと対向する位置に設置される距離計測手段と、
前記被搬送物に代わって前記搬送ガイド部材の上に搬送面校正部材を設置した状態で、前記距離計測手段により計測される当該搬送面校正部材までの第1距離と、当該搬送面校正部材を設置しない状態で当該距離計測手段により計測される液体吐出ヘッドユニットまでの第2距離と、に応じて前記液体吐出ヘッドユニットを昇降させる昇降手段と、
を備えることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項3】
前記搬送面校正部材は、自重による変化が前記距離計測手段による計測の分解能以下となる強度の素材からなる板状部材であって、前記搬送ガイド部材に載置される側の面の前記自重によるたわみが、前記計測の分解能以下である、
請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記距離計測手段の設置位置は、前記昇降手段の位置に対応する位置、前記液体吐出ヘッドユニットの両端、又は前記液体吐出ヘッドユニットの略中央のいずれかである、
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
シート状の被搬送物を搬送する搬送部と、被搬送物に対し画像を形成する画像形成部と、を有する画像形成装置であって、
前記画像形成部は、液体吐出ヘッドユニットを有し、搬送される被搬送物に対して前記液体吐出ヘッドユニットが液体を吐出する請求項1に記載の液体吐出装置である、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
搬送される被搬送物に対する液体吐出ヘッドユニットの距離を調整する液体吐出ヘッドユニット調整方法であって、
前記液体吐出ヘッドユニットに対し、前記被搬送物の搬送方向の上流側と下流側に設置される一対の搬送ガイド部材の上に、前記被搬送物に代わって搬送面校正部材を設置する搬送面校正部材セット工程と、
前記液体吐出ヘッドユニットに対向する位置に設置されている距離計測手段によって、搬送面校正部材までの距離を計測する校正計測工程と、
前記搬送面校正部材を取り除いた状態で、前記液体吐出ヘッドユニットのノズル面までの距離を計測する液体吐出ヘッドユニット計測工程と、
前記校正計測工程と前記液体吐出ヘッドユニット計測工程において計測された搬送面校正部材と液体吐出ヘッドユニットの距離に応じて前記液体吐出ヘッドユニットを昇降手段により昇降させる昇降工程と、
を有することを特徴とする液体吐出ヘッドユニット調整方法。
【請求項7】
搬送される被搬送物に対する液体吐出ヘッドユニットの距離を調整する液体吐出ヘッドユニット調整方法であって、
前記液体吐出ヘッドユニットに対し、前記被搬送物の上流側と下流側に設置される一対の搬送ガイド部材の上に、前記被搬送物に代わって搬送面校正部材を設置する搬送面校正部材セット工程と、
前記液体吐出ヘッドユニットに対向する位置に距離計測手段を設置する設置工程と、
設置された距離計測手段によって、搬送面校正部材までの距離を計測する校正計測工程と、
前記搬送面校正部材を取り除いた状態で、前記液体吐出ヘッドユニットのノズル面までの距離を計測する液体吐出ヘッドユニット計測工程と、
前記校正計測工程と前記液体吐出ヘッドユニット計測工程において計測された搬送面校正部材と液体吐出ヘッドユニットの距離に応じて前記液体吐出ヘッドユニットを昇降手段により昇降させる昇降工程と、
を有することを特徴とする液体吐出ヘッドユニット調整方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置、画像形成装置及び液体吐出ヘッドユニット調整方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
記録媒体に対して液体を吐出するヘッドユニットを搭載した液体吐出装置が知られている。また、ヘッドユニットが記録媒体に対して吐出した液体により画像を形成する画像形成装置も知られている。
【0003】
記録媒体の浮きによる画質の低下やヘッドユニットの破損を防止する目的で、記録媒体の浮きの高さを検知する検知手段と、検知手段により検知された浮きの高さに応じてプリントヘッドを昇降させる昇降手段を備える印刷装置が開示されている(特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されているような構成は、ヘッドユニットの高さ方向の初期位置を精度よく組み付けるための調整が困難である。ヘッドユニットの高さ位置の調整精度が低い場合、記録媒体に対し狙いどおりに液体を付着させる精度に影響を及ぼす。したがって、従来技術によれば、ヘッドユニットにより媒体に付着させる液体の付着結果の精度が低下する、という課題がある。
【0005】
本発明は、ヘッドユニットにより媒体に付着させる液体の付着結果の精度を向上させることができる液体吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、液体吐出ヘッドユニットから被搬送物に対して液体を吐出する液体吐出装置に関し前記液体吐出ヘッドユニットに対し、前記被搬送物の搬送方向の上流側と下流側に設置される一対の搬送ガイド部材と、前記液体吐出ヘッドユニットが前記液体を吐出する吐出方向において、当該液体吐出ヘッドと対向する位置に距離計測手段を設置するための設置部と、前記被搬送物に代わって前記搬送ガイド部材の上に搬送面校正部材を設置した状態で、前記距離計測手段により計測される当該搬送面校正部材までの距離と、当該搬送面校正部材を設置しない状態で当該距離計測手段により計測される液体吐出ヘッドユニットまでの距離と、に応じて前記ヘッドユニットを昇降させる昇降手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ヘッドユニットにより媒体に付着させる液体の付着結果の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る液体吐出装置の実施形態の全体構成の例を示す外観図。
上記実施形態に係る液体吐出装置の制御システムの構成例を示す図。
上記実施形態に係る液体吐出装置が備える画像形成部の構成例を示す図。
本実施形態に係るヘッドユニットの第1実施例を示す斜視図。
本実施形態に係る搬送装置の構成図
本実施形態に係る液体吐出位置等を説明する図。
本実施形態に係る液体吐出ヘッドユニット調整方法を説明する図。
本実施形態に係る液体吐出ヘッドユニット調整方法を説明する図。
本実施形態に係るヘッドユニットの別例を示す斜視図。
本実施形態に係るレーザー変位計の支持部を示す斜視図。
本実施形態に係るレーザー変位計の取付構造を示す斜視図。
本実施形態に係る液体吐出ヘッドユニット調整方法の流れを示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図面中において同じ構成については同じ符号を付すこととし、重複する説明を省略することがある。
【0010】
[画像形成装置の実施形態]
まず、図1及び図2に基づき、本発明に係る液体吐出装置の一実施形態であるインクジェット式画像形成装置の構成について説明する。図1は、インクジェット式画像形成装置の全体構成を示す図である。図2は、インクジェット式画像形成装置の制御システムを示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
画像形成装置
19日前
株式会社リコー
インクセット
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
18日前
株式会社リコー
多関節ロボット
24日前
株式会社リコー
システムおよび方法
20日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
19日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
20日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報表示方法
27日前
株式会社リコー
画像読取装置及び画像形成装置
18日前
株式会社リコー
シート給送装置及び画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
シート搬送装置及び画像形成装置
18日前
株式会社リコー
画像処理装置、および画像処理方法
18日前
株式会社リコー
トナー搬送装置、及び、画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
シート処理装置及び画像形成システム
1か月前
株式会社リコー
後処理装置、及び、画像形成システム
24日前
株式会社リコー
画像形成装置、方法およびプログラム
24日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
27日前
株式会社リコー
後処理装置、及び、画像形成システム
19日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
17日前
株式会社リコー
画像読取装置、プログラム、案内方法
5日前
株式会社リコー
造形方法、造形システム及びプログラム
26日前
株式会社リコー
投光装置、投受光装置および測距システム
1か月前
株式会社リコー
圧切替機構、画像形成装置及び圧切替方法
20日前
株式会社リコー
測距システム、測距方法およびプログラム
24日前
株式会社リコー
画像処理装置、画像処理方法、プログラム
26日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
1か月前
株式会社リコー
画像処理装置、画像処理システム及びプログラム
1か月前
株式会社リコー
積層体の製造方法、及び電気化学素子の製造方法
4日前
株式会社リコー
情報処理装置、開発支援システムおよびプログラム
18日前
株式会社リコー
電子機器、システム、画像形成装置、異常検出方法
20日前
株式会社リコー
読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラム
1か月前
株式会社リコー
読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラム
1か月前
株式会社リコー
固有表現抽出方法、固有表現抽出装置及びプログラム
10日前
株式会社リコー
読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラム
1か月前
株式会社リコー
シート状封止部材、着脱ユニット、及び、画像形成装置
2日前
続きを見る
他の特許を見る