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公開番号
2025109329
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003135
出願日
2024-01-12
発明の名称
ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250717BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】配索作業性を向上させること。
【解決手段】複数本の電線10と、複数本の電線10が載せ置かれる電線設置面21を有し、かつ、複数本の電線10の配索経路に沿わせた形状に形作られた板状のバスバ20と、複数本の電線10を電線設置面21との間で包み込んでバスバ20に保持する粘着シート30と、を備えること。例えば、粘着シート30は、バスバ20を覆うバスバ被覆部31と、バスバ被覆部31から突出させ、かつ、バスバ被覆部31を介した電線設置面21との間で複数本の電線10を包み込んでバスバ20に保持する電線被覆部32と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数本の電線と、
複数本の前記電線が載せ置かれる電線設置面を有し、かつ、複数本の前記電線の配索経路に沿わせた形状に形作られた板状のバスバと、
複数本の前記電線を前記電線設置面との間で包み込んで前記バスバに保持する粘着シートと、
を備えることを特徴としたワイヤハーネス。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
複数本の前記電線は、電線軸に対する直交方向に並べて前記電線毎に前記電線設置面に載せ置かれ、又は、複数組に分けたその組毎に前記電線設置面に沿って電線軸に対する直交方向に並べた電線列を形成し、各組の前記電線列が前記電線設置面側の最下層から順に層状に重ねられて前記電線設置面に載せ置かれることを特徴とした請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記粘着シートは、前記バスバを覆うバスバ被覆部と、前記バスバ被覆部から突出させ、かつ、前記バスバ被覆部を介した前記電線設置面との間で複数本の前記電線を包み込んで前記バスバに保持する電線被覆部と、を有することを特徴とした請求項1又は2に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記電線被覆部は、前記バスバ被覆部における前記配索経路に対する直交方向のそれぞれの端部から1つずつ突出させることを特徴とした請求項3に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
複数本の電線が載せ置かれる電線設置面を有する板状のバスバを成形するバスバ成形工程と、
前記バスバを粘着シートで覆う第1被覆工程と、
前記バスバを複数本の前記電線の配索経路に沿って前記粘着シートと一緒に折り曲げる屈曲工程と、
前記粘着シートを介して前記電線設置面に複数本の前記電線を載せ置く電線設置工程と、
前記粘着シートによって複数本の前記電線を前記電線設置面との間で包み込んで前記バスバに保持する第2被覆工程と、
を有することを特徴としたワイヤハーネスの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤハーネスにおいては、電線を保護するために、その電線をコルゲートチューブ、粘着テープ、粘着シート等の外装部材で覆う。この従来のワイヤハーネスにおいては、複数本の電線を円柱状に一纏めに束ね、その電線束を円筒状のコルゲートチューブの中に差し入れたり、その電線束に粘着テープを巻き付けたり、その電線束を粘着シートで包み込んだりしている。例えば、下記の特許文献1及び2のワイヤハーネスにおいては、電線を包み込む自己粘着シートについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-046824号公報
特開2016-046826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、車両のワイヤハーネスにおいては、回路数の増加や電線径の拡大等に伴って、電線束が太くなり、その剛性が高くなってきている。よって、従来のワイヤハーネスは、例えば、車体に沿わせながら折り曲げていくが、その作業性が低下し、所望の配索経路に沿わせることが難しくなっている。
【0005】
そこで、本発明は、配索作業性に優れたワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るワイヤハーネスは、複数本の電線と、複数本の前記電線が載せ置かれる電線設置面を有し、かつ、複数本の前記電線の配索経路に沿わせた形状に形作られた板状のバスバと、複数本の前記電線を前記電線設置面との間で包み込んで前記バスバに保持する粘着シートと、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係るワイヤハーネスの製造方法は、複数本の電線が載せ置かれる電線設置面を有する板状のバスバを成形するバスバ成形工程と、前記バスバを粘着シートで覆う第1被覆工程と、前記バスバを複数本の前記電線の配索経路に沿って前記粘着シートと一緒に折り曲げる屈曲工程と、前記粘着シートを介して前記電線設置面に複数本の前記電線を載せ置く電線設置工程と、前記粘着シートによって複数本の前記電線を前記電線設置面との間で包み込んで前記バスバに保持する第2被覆工程と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るワイヤハーネスは、複数本の電線の配索経路に沿わせたバスバの電線設置面にその複数本の電線が載せ置かれ、その複数本の電線を電線設置面との間で粘着シートによって包み込んでバスバに保持している。よって、このワイヤハーネスは、車体に沿わせながら折り曲げる必要がなく、配索作業性に優れたものとなっている。そして、本発明に係るワイヤハーネスの製造方法は、斯様なワイヤハーネスを作り出すものであり、このワイヤハーネスで奏するものと同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態のワイヤハーネスを示す斜視図である。
図2は、図1のワイヤハーネスを矢視Aの方向に見た先端側の模式図である。
図3は、バスバと粘着シートについて説明する斜視図である。
図4は、図3のバスバと粘着シートを矢視Aの方向に見た模式図である。
図5は、粘着シートを巻き付ける前のワイヤハーネスについて示す斜視図である。
図6は、図5のワイヤハーネスを矢視Aの方向に見た先端側の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係るワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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