TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025109580
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003563
出願日
2024-01-12
発明の名称
鉄筋結束機
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
E04G
21/12 20060101AFI20250717BHJP(建築物)
要約
【課題】結束処理の時間を短くすることができる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】鉄筋結束機は、ワイヤを送る送りユニットと、ワイヤが通過する第1ワイヤ通路を有しており、ワイヤを鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、ワイヤを切断するカッタと、を備えている。ワイヤの先端は、送りユニットとカッタと第1ワイヤ通路の出口を順番に通過する。ワイヤを用いて鉄筋を結束する結束処理の開始時、ワイヤの先端は、カッタよりも第1ワイヤ通路の出口側に位置する第1位置に配置されている。
【選択図】図20
特許請求の範囲
【請求項1】
ワイヤを送る送りユニットと、
前記ワイヤが通過する第1ワイヤ通路を有しており、前記ワイヤを鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、
前記ワイヤを切断するカッタと、を備えており、
前記ワイヤの先端は、前記送りユニットと前記カッタと前記第1ワイヤ通路の出口を順番に通過し、
前記ワイヤを用いて前記鉄筋を結束する結束処理の開始時、前記ワイヤの前記先端は、前記カッタよりも前記第1ワイヤ通路の前記出口側に位置する第1位置に配置されている、鉄筋結束機。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記案内ユニットは、
前記第1ワイヤ通路を有しており、前記ワイヤを案内する第1ガイド部材と、
前記第1ガイド部材と離れており、前記第1ワイヤ通路を通過した前記ワイヤを案内する第2ガイド部材と、を備えており、
前記第1位置は、前記第1ワイヤ通路に配置されている、請求項1に記載の鉄筋結束機。
【請求項3】
前記第1位置は、前記第1ワイヤ通路の前記出口に配置されている、請求項2に記載の鉄筋結束機。
【請求項4】
前記送りユニットは、前記結束処理後であって、前記鉄筋結束機が前記鉄筋から離れた後に、前記ワイヤの前記先端を前記第1位置に送る、請求項1から3のいずれか一項に記載の鉄筋結束機。
【請求項5】
前記送りユニットと前記案内ユニットを支持する本体ハウジングと、
前記本体ハウジングに開閉可能に取り付けられており、前記結束処理時に前記鉄筋に当接するサイドプレートと、
前記サイドプレートの開閉を検出する検出センサと、をさらに備えており、
前記サイドプレートは、前記結束処理後であって、前記鉄筋結束機が前記鉄筋から離れるときに、前記鉄筋周りの前記ワイヤにより開閉され、
前記送りユニットは、前記検出センサが前記サイドプレートの開閉を検出した後に、前記ワイヤの前記先端を前記第1位置に送る、請求項4に記載の鉄筋結束機。
【請求項6】
ユーザにより操作されるトリガをさらに備えており、
前記鉄筋結束機は、前記送りユニットが前記ワイヤの前記先端を前記第1位置に送る間に前記トリガが操作されたとき、前記結束処理を実行する、請求項1から5のいずれか一項に記載の鉄筋結束機。
【請求項7】
ユーザにより操作されるトリガと、
前記鉄筋により押し込み可能な押込部材と、をさらに備えており、
前記鉄筋結束機は、前記トリガが操作されている状態で前記押込部材が押し込まれたとき、前記結束処理を実行する、請求項1から5のいずれか一項に記載の鉄筋結束機。
【請求項8】
前記鉄筋により押し込み可能な押込部材をさらに備えており、
前記鉄筋結束機は、前記押込部材が押し込まれたときに、前記結束処理を実行する、請求項1から5のいずれか一項に記載の鉄筋結束機。
【請求項9】
ボビンと前記ボビンに巻回される前記ワイヤとを備えるリールと、
ユーザに把持されるグリップ部と、を備えており、
前記リールは、前記グリップ部よりも前側であって、前記カッタよりも下側に配置されている、請求項1から8のいずれか一項に記載の鉄筋結束機。
【請求項10】
ボビンと前記ボビンに巻回される前記ワイヤとを備えるリールと、
前記鉄筋の周りの前記ワイヤを捩る捩りユニットと、をさらに備えており、
前記リールは、前記捩りユニットの後側に配置されている、請求項1から8のいずれか一項に記載の鉄筋結束機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、鉄筋結束機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、鉄筋結束機が開示されている。鉄筋結束機は、ワイヤを送る送りユニットと、ワイヤが通過する第1ワイヤ通路を有しており、ワイヤを鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、ワイヤを切断するカッタと、を備えている。ワイヤの先端は、送りユニットとカッタと第1ワイヤ通路の出口を順番に通過する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-27448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の鉄筋結束機では、ワイヤを用いて鉄筋を結束する結束処理の開始時、ワイヤの先端は、カッタに配置されている。このため、ワイヤを鉄筋の周りに巻回させるのに時間を要する。これにより、ワイヤを用いて鉄筋を結束する結束処理の時間が長い。
【0005】
また、上記の鉄筋結束機では、結束処理の時間を短くすることが望まれている。
【0006】
また、上記の鉄筋結束機では、トリガが操作された後に、ワイヤが鉄筋の周りに巻回される。
【0007】
本明細書では、結束処理の時間を短くすることができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書が開示する鉄筋結束機は、ワイヤを送る送りユニットと、ワイヤが通過する第1ワイヤ通路を有しており、ワイヤを鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、ワイヤを切断するカッタと、を備えている。ワイヤの先端は、送りユニットとカッタと第1ワイヤ通路の出口を順番に通過する。ワイヤを用いて鉄筋を結束する結束処理の開始時、ワイヤの先端は、カッタよりも第1ワイヤ通路の出口側に位置する第1位置に配置されている。
【0009】
上記の構成によれば、結束処理の開始時にワイヤの先端がカッタに配置されている構成と比較して、ワイヤを鉄筋の周りに巻回させるのに要する時間が短い。これにより、結束処理の時間を短くすることができる。
【0010】
本明細書が開示する鉄筋結束機は、ワイヤを送る送りユニットと、ワイヤが通過する第1ワイヤ通路を有しており、ワイヤを鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、ワイヤを切断するカッタと、鉄筋の周りのワイヤを捩る捩りユニットと、ユーザにより操作されるトリガと、ワイヤの先端を所定の位置に位置決めするイニシャライズ処理と、トリガの操作によりワイヤを用いて鉄筋を結束する結束処理と、を実行する制御ユニットと、を備えている。ワイヤの先端は、送りユニットとカッタと第1ワイヤ通路の出口を順番に通過する。制御ユニットは、イニシャライズ処理の終了時、または結束処理後であって捩りユニットが初期位置に復帰した後に、送りユニットを制御して、ワイヤの先端をカッタよりも第1ワイヤ通路の出口側に位置する第1位置に送る。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社マキタ
クリーナ
2か月前
株式会社マキタ
電気機器
17日前
株式会社マキタ
回転工具
1か月前
株式会社マキタ
電動工具
1か月前
株式会社マキタ
マルノコ
1か月前
株式会社マキタ
電気機器
17日前
株式会社マキタ
打撃工具
17日前
株式会社マキタ
集じん機
26日前
株式会社マキタ
鉄筋結束機
1日前
株式会社マキタ
電動ポンプ
2か月前
株式会社マキタ
電動作業機
2か月前
株式会社マキタ
電動作業機
2か月前
株式会社マキタ
鉄筋結束機
1日前
株式会社マキタ
電動作業機
17日前
株式会社マキタ
背負式ブロワ
16日前
株式会社マキタ
打ち込み工具
1か月前
株式会社マキタ
打ち込み工具
1か月前
株式会社マキタ
打ち込み工具
1か月前
株式会社マキタ
ベルトサンダ
1か月前
株式会社マキタ
打ち込み工具
1か月前
株式会社マキタ
携帯用切断機
24日前
株式会社マキタ
フレア形成工具
17日前
株式会社マキタ
作業機及び表示器
1か月前
株式会社マキタ
携帯用バンドソー
17日前
株式会社マキタ
木工用携帯用切削機
1か月前
株式会社マキタ
電気機器およびケース
17日前
株式会社マキタ
鉄筋結束機および結束方法
1日前
株式会社マキタ
電気機器および運搬ケース
17日前
株式会社マキタ
電気機器および運搬ケース
17日前
株式会社マキタ
インパクト工具及びスピンドル
1か月前
株式会社マキタ
フレア形成装置及びフレア形成工具
17日前
株式会社マキタ
フレア形成装置及びフレア形成工具
17日前
株式会社マキタ
充電システム、電源アダプタ、及び充電器
17日前
株式会社マキタ
鉄筋結束機、鉄筋の結束方法および鉄筋結束機の使用方法
2か月前
株式会社マキタ
電動工具用の真空吸着アタッチメント及び電動工具システム
2日前
株式会社マキタ
鉄筋結束ロボット
1か月前
続きを見る
他の特許を見る