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公開番号2025109872
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2025082378,2023138790
出願日2025-05-16,2020-04-27
発明の名称水の処理方法および組成物
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人とこしえ特許事務所
主分類C02F 1/52 20230101AFI20250717BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】水から特定の重合体を除去する新規の処理方法を提供すること。
【解決手段】下記一般式(I)で表される単量体に基づく重合単位(I)を含む重合体(I)を含有する水から前記重合体(I)を除去する除去工程を含むことを特徴とする水の処理方法。
CX1X3=CX2R(-CZ1Z2-A0)m (I)
(式中、X1及びX3は、それぞれ独立して、F、Cl、H又はCF3であり;X2は、H、F、アルキル基または含フッ素アルキル基であり;A0は、アニオン性基であり;Rは連結基であり;Z1及びZ2は、それぞれ独立して、H、F、アルキル基または含フッ素アルキル基であり;mは1以上の整数である。)を提供する。
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記一般式(I)で表される単量体に基づく重合単位(I)を含む重合体(I)を含有する水から前記重合体(I)を除去する除去工程を含むことを特徴とする水の処理方法。
CX



=CX

R(-CZ



-A



(I)
(式中、X

及びX

は、それぞれ独立して、F、Cl、H又はCF

であり;X

は、H、F、アルキル基または含フッ素アルキル基であり;A

は、アニオン性基であり;Rは連結基であり;Z

及びZ

は、それぞれ独立して、H、F、アルキル基または含フッ素アルキル基であり;mは1以上の整数である。)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、水の処理方法および組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
工業生産に伴って発生する排水には、生産工程で使用された各種化学物質が含まれている場合があり、排水の処理方法が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、フッ素含有排水に、フッ素イオン1mgに対して15~70mgのアルミニウムイオンを添加する工程、及び、凝集剤を添加する工程を含むことを特徴とするフッ素含有排水の処理方法が記載されている。
【0004】
特許文献2には、硫酸塩含有排水からフッ素を除去する排水処理装置において、前記硫酸塩含有排水とアルミ系無機凝集剤とを混合する混合部と、前記混合部で混合された混合液を固液分離する固液分離部と、前記固液分離部で固液分離して得た固形分を前記混合部に供給するための供給手段と、を備える排水処理装置が記載されている。
【0005】
特許文献3には、フッ素含有排水にカルシウムを添加して前記排水中のフッ素をフッ化カルシウム不溶化物として固液分離するフッ素含有排水の処理方法において、前記排水中にカルシウムを添加し、生成する不溶性析出物を分離することなくリン酸化合物を含む薬剤を添加し、次いで塩基度が20~80%のアルミニウム塩を添加することを特徴とするフッ素含有排水の処理方法が記載されている。
【0006】
非特許文献1には、フッ素を含有する排水からフッ素を除去する排水処理装置として、排水にアルミ系無機凝集剤を混合して水酸化アルミニウム(Al

(OH)

)のフロックを生成させ、当該フロックによってフッ素を吸着し共沈させる方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2009-241011号公報
特開2016-187779号公報
国際公開第2017-017833号
【非特許文献】
【0008】
和田祐司、「フッ素含有排水の高度処理法」、科学と工業、2002年、第76巻、p.557-564
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本開示は、水から特定の重合体を除去する新規の処理方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示は、下記一般式(I)で表される単量体に基づく重合単位(I)を含む重合体(I)を含有する水から前記重合体(I)を除去する除去工程を含むことを特徴とする水の処理方法(以下「本開示の第1の処理方法」ともいう)を提供する。
CX



=CX

R(-CZ



-A



(I)
(式中、X

及びX

は、それぞれ独立して、F、Cl、H又はCF

であり;X

は、H、F、アルキル基または含フッ素アルキル基であり;A

は、アニオン性基であり;Rは連結基であり;Z

及びZ

は、それぞれ独立して、H、F、アルキル基または含フッ素アルキル基であり;mは1以上の整数である。)
(【0011】以降は省略されています)

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