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公開番号2025112540
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006829
出願日2024-01-19
発明の名称半導体記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類H10B 43/27 20230101AFI20250725BHJP()
要約【課題】信頼性を向上する。
【解決手段】実施形態によれば、半導体記憶装置は、第1~第5メモリピラーMP1~MP5と、第1~第5メモリピラーの上にそれぞれ設けられた第3~第7コンタクトプラグCH1~CH5を含む。第1メモリピラーに対して第3コンタクトプラグをシフトさせた第1シフト量と、第3メモリピラーに対して第4コンタクトプラグをシフトさせた第2シフト量と、第3メモリピラーに対して第5コンタクトプラグをシフトさせた第3シフト量と、第4メモリピラーに対して第6コンタクトプラグをシフトさせた第4シフト量と、第5メモリピラーに対して第7コンタクトプラグをシフトさせた第5シフト量とは、それぞれ異なる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
ソース線と、
前記ソース線の上に設けられ、1層ずつ交互に積層された複数の第1絶縁層及び複数の第1配線層と、
第1方向に延伸し、前記複数の第1絶縁層及び前記複数の第1配線層を通過し、一端が前記ソース線に達する複数のメモリピラーと、
複数のメモリピラーの上方に設けられ、前記第1方向と交差する第2方向に並んで配置され、各々が前記第1方向及び前記第2方向に交差する第3方向に延伸する複数のビット線と、
前記複数のメモリピラーの上に設けられた複数の第1コンタクトプラグと、
前記複数の第1コンタクトプラグの上に設けられ、前記複数のビット線のいずれか1つに接続される複数の第2コンタクトプラグと、
前記第2方向に並んで配置され、各々が前記第3方向に延伸し、前記複数の第1配線層のうち、少なくとも前記ソース線から最も離れた位置に設けられた第1配線層を前記第2方向に分離する複数の第1部材と
を備え、
前記複数のメモリピラーは、前記複数の第1部材のうち、前記第3方向に隣り合う2つの第1部材の間の第1領域において、前記第2方向における位置を交互に変えながら前記第3方向に並んで配置された第1メモリピラー、第2メモリピラー、第3メモリピラー、第4メモリピラー、及び第5メモリピラーを含み、
前記複数の第1コンタクトプラグは、前記第1メモリピラーの上に設けられた第3コンタクトプラグ、前記第2メモリピラーの上に設けられた第4コンタクトプラグ、前記第3メモリピラーの上に設けられた第5コンタクトプラグ、前記第4メモリピラーの上に設けられた第6コンタクトプラグ、前記第5メモリピラーの上に設けられた第7コンタクトプラグを含み、
前記第1メモリピラーに対して前記第3コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第1シフト量と、前記第2メモリピラーに対して前記第4コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第2シフト量と、前記第3メモリピラーに対して前記第5コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第3シフト量と、前記第4メモリピラーに対して前記第6コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第4シフト量と、前記第5メモリピラーに対して前記第7コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第5シフト量とは、それぞれ異なる、
半導体記憶装置。
続きを表示(約 2,800 文字)【請求項2】
前記第1シフト量と前記第2シフト量との差分と、前記第2シフト量と前記第3シフト量との差分と、前記第3シフト量と前記第4シフト量との差分と、前記第4シフト量と前記第5シフト量との差分とは同じである、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記第5シフト量の絶対値は、前記第4シフト量の絶対値よりも大きい、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記複数のビット線は、前記第2方向に順に並んで配置された第1ビット線、第2ビット線、第3ビット線、第4ビット線、及び第5ビット線を含み、
前記第1メモリピラーは、前記第1ビット線に電気的に接続され、
前記第2メモリピラーは、前記第4ビット線に電気的に接続され、
前記第3メモリピラーは、前記第2ビット線に電気的に接続され、
前記第4メモリピラーは、前記第5ビット線に電気的に接続され、
前記第5メモリピラーは、前記第3ビット線に電気的に接続される、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第1メモリピラーは、前記第1方向に延伸する半導体膜を含み、
前記第1シフト量は、前記半導体膜の前記第3コンタクトプラグに接する第1面の前記第2方向における長さと、前記第3コンタクトプラグの前記半導体膜に接する第2面の前記第2方向における長さとを加算して、2で割った値未満である、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記複数の第2コンタクトプラグは、前記第3コンタクトプラグの上に設けられた第8コンタクトプラグを含み、
前記第3コンタクトプラグに対して前記第8コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第6シフト量は、前記第3コンタクトプラグの前記第8コンタクトプラグに接する第3面の前記第2方向における長さと、前記第8コンタクトプラグの前記第3コンタクトプラグに接する第4面の前記第2方向における長さとを加算して、2で割った値未満である、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記複数のメモリピラーは、前記複数の第1部材により分離され、前記第1領域と隣り合う第2領域において、前記第2方向における位置を交互に変えながら前記第3方向に並んで配置された第6メモリピラー、第7メモリピラー、第8メモリピラー、第9メモリピラー、及び第10メモリピラーを更に含み、
前記複数の第1コンタクトプラグは、前記第6メモリピラーの上に設けられた第9コンタクトプラグ、前記第7メモリピラーの上に設けられた第10コンタクトプラグ、前記第8メモリピラーの上に設けられた第11コンタクトプラグ、前記第9メモリピラーの上に設けられた第12コンタクトプラグ、前記第10メモリピラーの上に設けられた第13コンタクトプラグを更に含み、
前記第6メモリピラーに対して前記第9コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第7シフト量と、前記第7メモリピラーに対して前記第10コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第8シフト量と、前記第8メモリピラーに対して前記第11コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第9シフト量と、前記第9メモリピラーに対して前記第12コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第10シフト量と、前記第10メモリピラーに対して前記第13コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第11シフト量とは、それぞれ異なる、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記第1シフト量と前記第2シフト量との差分と、前記第2シフト量と前記第3シフト量との差分と、前記第3シフト量と前記第4シフト量との差分と、前記第4シフト量と前記第5シフト量との差分と、前記第5シフト量と前記第7シフト量との差分と、前記第7シフト量と前記第8シフト量との差分と、前記第8シフト量と前記第9シフト量との差分と、前記第9シフト量と前記第10シフト量との差分と、前記第10シフト量と前記第11シフト量との差分と、は同じである、
請求項7に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記複数のビット線は、前記第2方向に並んで配置された第1ビット線、第2ビット線、第3ビット線、第4ビット線、及び第5ビット線を含み、
前記第1メモリピラー及び前記第9メモリピラーは、前記第1ビット線に電気的に接続され、
前記第2メモリピラー及び前記第8メモリピラーは、前記第4ビット線に電気的に接続され、
前記第3メモリピラー及び前記第7メモリピラーは、前記第2ビット線に電気的に接続され、
前記第4メモリピラー及び前記第6メモリピラーは、前記第5ビット線に電気的に接続され、
前記第5メモリピラー及び前記第10メモリピラーは、前記第3ビット線に電気的に接続される、
請求項7に記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記複数のメモリピラーは、前記複数の第1部材により分離され、前記第2領域と隣り合う第3領域において、前記第2方向における位置を交互に変えながら前記第3方向に並んで配置された第11メモリピラー、第12メモリピラー、第13メモリピラー、第14メモリピラー、及び第15メモリピラーを更に含み、
前記複数の第1コンタクトプラグは、前記第11メモリピラーの上に設けられた第14コンタクトプラグ、前記第12メモリピラーの上に設けられた第15コンタクトプラグ、前記第13メモリピラーの上に設けられた第16コンタクトプラグ、前記第14メモリピラーの上に設けられた第17コンタクトプラグ、前記第15メモリピラーの上に設けられた第18コンタクトプラグを更に含み、
前記第11メモリピラーに対して前記第14コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第12シフト量は、前記第1シフト量と同じであり、
前記第12メモリピラーに対して前記第15コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第13シフト量は、前記第2シフト量と同じであり、
前記第13メモリピラーに対して前記第16コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第14シフト量は、前記第3シフト量と同じであり、
前記第14メモリピラーに対して前記第17コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第15シフト量は、前記第4シフト量と同じであり、
前記第15メモリピラーに対して前記第18コンタクトプラグを前記第2方向にシフトさせた第16シフト量は、前記第5シフト量と同じである、
請求項7に記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
半導体記憶装置として、三次元積層型のNAND型フラッシュメモリが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2016/0071875号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一実施形態では、信頼性を向上できる半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る半導体記憶装置は、ソース線と、ソース線の上に設けられ、1層ずつ交互に積層された複数の第1絶縁層及び複数の第1配線層と、第1方向に延伸し、複数の第1絶縁層及び複数の第1配線層を通過し、一端がソース線に達する複数のメモリピラーと、複数のメモリピラーの上方に設けられ、第1方向と交差する第2方向に並んで配置され、各々が第1方向及び第2方向に交差する第3方向に延伸する複数のビット線と、複数のメモリピラーの上に設けられた複数の第1コンタクトプラグと、複数の第1コンタクトプラグの上に設けられ、複数のビット線のいずれか1つに接続される複数の第2コンタクトプラグと、第2方向に並んで配置され、各々が第3方向に延伸し、複数の第1配線層のうち、少なくともソース線から最も離れた位置に設けられた第1配線層を第2方向に分離する複数の第1部材とを含む。複数のメモリピラーは、複数の第1部材のうち、第3方向に隣り合う2つの第1部材の間の第1領域において、第2方向における位置を交互に変えながら第3方向に並んで配置された第1メモリピラー、第2メモリピラー、第3メモリピラー、第4メモリピラー、及び第5メモリピラーを含む。複数の第1コンタクトプラグは、第1メモリピラーの上に設けられた第3コンタクトプラグ、第2メモリピラーの上に設けられた第4コンタクトプラグ、第3メモリピラーの上に設けられた第5コンタクトプラグ、第4メモリピラーの上に設けられた第6コンタクトプラグ、第5メモリピラーの上に設けられた第7コンタクトプラグを含む。第1メモリピラーに対して第3コンタクトプラグを第2方向にシフトさせた第1シフト量と、第2メモリピラーに対して第4コンタクトプラグを第2方向にシフトさせた第2シフト量と、第3メモリピラーに対して第5コンタクトプラグを第2方向にシフトさせた第3シフト量と、第4メモリピラーに対して第6コンタクトプラグを第2方向にシフトさせた第4シフト量と、第5メモリピラーに対して第7コンタクトプラグを第2方向にシフトさせた第5シフト量とは、それぞれ異なる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る半導体記憶装置の一例を示すブロック図。
実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるメモリセルアレイの回路構成の一例を示す回路図。
実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるメモリセルアレイの一例を示す平面図。
図3の領域V1を拡大した平面図。
図4に示すV2-V2線に沿ったメモリ領域の断面図。
図5のV4-V4線に沿った断面図。
CHシフト有無におけるメモリピラー、コンタクトプラグCH及びVY、並びにビット線の位置関係の一例を示す図。
図4の領域V3を拡大した平面図。
実施形態に係る半導体記憶装置に含まれる1つのブロックBLKにおけるCHシフト量の-例を示すテーブル
実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるメモリピラーの上部、コンタクトプラグCH、及びコンタクトプラグVYの一例を示す断面図。
実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるメモリピラーの上端の平面図。
実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるコンタクトプラグCHの上端の平面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については、共通する参照符号を付す。また、共通する参照符号を有する複数の構成要素を区別する場合、当該共通する参照符号に添え字を付して区別する。なお、複数の構成要素について特に区別を要さない場合、当該複数の構成要素には、共通する参照符号のみが付され、添え字は付さない。ここで、添え字は、下付き文字や上付き文字に限らず、例えば、参照符号の末尾に添加される小文字のアルファベット、及び配列を意味するインデックス等を含む。
【0008】
実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。以下では、半導体記憶装置として、メモリセルトランジスタが半導体基板上に三次元に積層された三次元積層型NAND型フラッシュメモリを例に挙げて説明する。
【0009】
1.半導体記憶装置の全体構成
まず、図1を参照して、半導体記憶装置1の全体構成の一例について説明する。図1は、半導体記憶装置1の全体構成を示すブロック図である。なお、図1では、各構成要素の接続の一部を矢印線により示しているが、構成要素間の接続はこれらに限定されない。
【0010】
図1に示すように、半導体記憶装置1は、メモリコア部10と周辺回路部20とを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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