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公開番号2025113057
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007694
出願日2024-01-22
発明の名称眼科装置、眼科装置の制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61B 3/117 20060101AFI20250725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 被検眼の隅角または前房深度を診断可能な、安価な眼科装置を提供すること。
【解決手段】 本開示の眼科装置は、被検眼を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された眼底画像を用いて、前記撮影手段と前記被検眼とが所定の距離となるように前記撮影手段の位置を変更する駆動を行う駆動手段と、前記所定の距離において前記撮影手段により撮影された前眼画像を用いて前記被検眼の隅角に関する情報を推定する推定手段と、を備える。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
被検眼を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された眼底画像を用いて、前記撮影手段と前記被検眼とが所定の距離となるように前記撮影手段の位置を変更する駆動を行う駆動手段と、
前記所定の距離において前記撮影手段により撮影された前眼画像を用いて前記被検眼の隅角に関する情報を推定する推定手段と、
を備える眼科装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記推定手段は、前記前眼画像に含まれる瞳孔又は虹彩の少なくとも一方を用いて前記被検眼の隅角に関する情報を推定する請求項1に記載の眼科装置。
【請求項3】
前記推定手段は、前記前眼画像に含まれる瞳孔のスプリット量又は虹彩のスプリット量の少なくとも一方を用いて前記被検眼の隅角に関する情報を推定する請求項1に記載の眼科装置。
【請求項4】
前記隅角に関する情報は、正常眼の隅角と比較した結果又は正常眼の前房深度と比較した結果の少なくとも一方の情報である請求項1に記載の眼科装置。
【請求項5】
前記推定手段により推定された前記隅角に関する情報を表示部に表示する制御を行う表示制御手段を更に備える請求項1に記載の眼科装置。
【請求項6】
前記推定手段により推定された前記隅角に関する情報が正常眼の隅角に関する情報より小さいことを示す情報である場合に、前記隅角に関する情報を表示部に表示する制御を行う表示制御手段を更に備える請求項1に記載の眼科装置。
【請求項7】
前記被検眼に照明光を照明する照明手段を更に備え、
前記駆動手段は、前記眼底画像が含む、前記照明光が前記被検眼の角膜で反射した角膜反射像を用いて、前記撮影手段と前記被検眼とが前記所定の距離となるように前記撮影手段の位置を変更する駆動を行う請求項1に記載の眼科装置。
【請求項8】
前記照明光は、赤外光である請求項7に記載の眼科装置。
【請求項9】
前記照明光が有する波長とは異なる波長を有する第2の照明光を照明する第2の照明手段を更に備え、
前記撮影手段は、前記所定の距離とは異なる第2の距離において、前記第2の照明手段により照明された前記眼底画像を撮影する請求項7に記載の眼科装置。
【請求項10】
前記第2の照明光は、可視光である請求項9に記載の眼科装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、眼科装置、眼科装置の制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
緑内障のリスク要因として、狭隅角や浅前房が知られている。狭隅角とは、眼の隅角が狭くなっている状態である。また、浅前房とは、挟隅角によって前房深度が浅くなった状態である。狭隅角や浅前房である場合は、閉塞隅角緑内障のリスクが大きくなることが知られている。隅角の大きさを診断する機器として、隅角鏡および細隙灯顕微鏡や、前眼部用の光干渉断層系(前眼部OCT)などが用いられている。
【0003】
ここで、特許文献1には、隅角の大きさを測定可能な前眼部OCTに関する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2014-500096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、前眼部OCTや細隙灯顕微鏡は、例えば、高価格であることから、健康診断などのスクリーニングを目的とした用途では、幅広く普及させることが困難である。
【0006】
そこで、本開示の目的は、被検眼の隅角または前房深度を診断可能な、安価な眼科装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の眼科装置は、被検眼を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された眼底画像を用いて、前記撮影手段と前記被検眼とが所定の距離となるように前記撮影手段の位置を変更する駆動を行う駆動手段と、前記所定の距離において前記撮影手段により撮影された前眼画像を用いて前記被検眼の隅角に関する情報を推定する推定手段と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、被検眼の隅角または前房深度を診断可能な、安価な眼科機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る眼底カメラ装置の概略的な構成の一例を示す
実施形態1に係る撮影部の概略的な光学構成の一例を示す
実施形態1に係る表示部の表示の一例を示す
実施形態1に係るフレアの発生機序を示す
実施形態1に係る眼底撮影の処理の流れを示す
実施形態1に係る隅角の推定の原理を示す
実施形態1に係る隅角の推定の処理の流れを示す
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示を実施するための例示的な実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下の実施形態で説明する寸法、材料、形状、及び構成要素の相対的な位置等は任意であり、本開示が適用される装置の構成又は様々な条件に応じて変更できる。また、図面において、同一であるか又は機能的に類似している要素を示すために図面間で同じ参照符号を用いる。
(【0011】以降は省略されています)

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