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公開番号2025113628
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024007885
出願日2024-01-23
発明の名称草刈設備
出願人和同産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H02J 7/10 20060101AFI20250728BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】自律制御型草刈機において車載バッテリの長寿命化が図れる技術を提供する。
【解決手段】図8(b)に示すように、草が密のときは充電電流をA0に設定して充電を行う。草が疎のときにはA0より小さな電流(A1もしくはA2またはA3)で充電を行う。図8(a)に示すように、充電電流が小さい程、車載バッテリの寿命が長くなる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
車載バッテリ及び車載制御部を備え、前記車載バッテリにより自律走行しつつ草刈を行う自律制御型草刈機と、
定置制御部を備え、前記車載バッテリへ充電を行う定置給電部とからなる草刈設備であって、
前記車載制御部は、前記車載バッテリの電圧が所定の下限電圧まで下がったら前記自律制御型草刈機を前記定置給電部へ帰還させ、充電が完了したら前記自律制御型草刈機を前記定置給電部から発進させる制御をなし、
前記定置給電部は、前記車載バッテリに推奨される定格充電電流と、この定格充電電流より小さな充電電流とが選択可能な充電器を備え、
前記定置制御部は、前記自律制御型草刈機の発進時刻と帰還時刻とから1作業時間を算出し、この1作業時間が予め記憶している草刈予定時間以下であるときには前記定格充電電流を選択し、
前記1作業時間が前記草刈予定時間を超えたときには前記小さな充電電流で、且つ超過時間に応じた小さな充電電流を選択して充電を行わせることを特徴とする草刈設備。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
請求項1記載の草刈設備であって、
前記定置制御部は、さらに1日の発進の回数を数え、この回数が予め記憶している所定回数に達したらその日の草刈を終了させる制御をなすことを特徴とする草刈設備。
【請求項3】
請求項2記載の草刈設備であって、
前記定置制御部は、さらに前記1作業時間の長短を監視し、長いときには翌日の前記所定回数を減らし、短いときには翌日の前記所定回数を増やす制御をなすことを特徴とする草刈設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自律制御型草刈機と定置給電部とからなる草刈設備に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、芝刈を含む草刈作業は、有人草刈機で実施されてきた。人件費の高騰もあり、無人草刈機が要望されてきた。無人草刈機の一種に、自律的に走行しつつ草刈を行う自律制御型草刈機があり、このタイプの草刈機が各種提案されてきた(例えば、特許文献1(図1、図3)参照)。
【0003】
特許文献1に示される自律制御型草刈機は、車載バッテリを備え、この車載バッテリから供給される電気エネルギーにより走行及びカッターの回転とが行われる。車載バッテリの出力電圧が下限電圧に達すると充電ステーションへ帰還する。充電ステーションで充電される。充電後作業場へ戻る。以上の工程が無人で、且つ自動的に行われるため、人件費の節約が図れる。
【0004】
車載バッテリとして、古くは鉛蓄電池が使用されてきたが、近年は軽量で、且つ高性能なリチウムイオン電池が使用される。
鉛蓄電池とリチウムイオン電池の何れにおいても充放電を繰り返すと劣化し、劣化が進むと廃棄又はリサイクルされる。
【0005】
寿命が短い程、リチウムなどの希少金属が短期間で廃棄され地球資源の無駄使いに繋がる。リサイクルする場合であっても、寿命が短い程、リサイクル頻度が高まり、結果的にリサイクルコストが嵩む。
そこで、地球資源の有効活用やリサイクルコストの圧縮が求められ中、自律制御型草刈機においても車載バッテリの長寿命化が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-142377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、自律制御型草刈機において車載バッテリの長寿命化が図れる技術を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
[用語の説明]
この明細書で使用する特別な用語は次の通りである。
帰還とは、自律制御型草刈機が定置給電部へ戻ることをいう。
帰還時刻とは、自律制御型草刈機が定置給電部に到達した時刻をさす。
発進とは、自律制御型草刈機が定置給電部から出発することをいう。
発進時刻とは、自律制御型草刈機が定置給電部から出発した時刻をさす。
【0009】
定置とは、地面等に設置されることをいう。
車載とは、自律制御型草刈機に搭載されていることをいう。
【0010】
バッテリとは、鉛蓄電池やリチウムイオン電池などの充放電が可能な二次電池をさす。
下限電圧とは、バッテリの使用範囲における最小電圧に、帰還に供する電圧を加えた電圧をさす。
充電器とは、バッテリに充電を施す機器をさす。
充電電流とは、充電に供する電流値をさす。
定格充電電流とは、バッテリ供給者が推奨する充電電流をさす。
(【0011】以降は省略されています)

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