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公開番号
2025113959
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024092912
出願日
2024-06-07
発明の名称
電子機器、電子機器の制御方法、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
13/122 20180101AFI20250728BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】再生時のちらつきが小さいVR動画を生成する。
【解決手段】第1の表示方式の第1の動画であって、撮像装置による撮影の結果を表す撮影領域を含む第1の動画を、複数のフレームを有する第2の表示方式の動画である第2の動画に変換する電子機器は、前記第1の動画を取得する取得手段と、前記第2の動画の前記複数のフレームにおいて同一の位置に同一の形状の無効領域を設定する設定手段と、前記第2の動画の前記複数のフレームのそれぞれについて前記無効領域には無効を示す画素値を設定するように、前記第1の動画を変換することによって前記第2の動画を生成する生成手段と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の表示方式の第1の動画であって、撮像装置による撮影の結果を表す撮影領域を含む第1の動画を、複数のフレームを有する第2の表示方式の動画である第2の動画に変換する電子機器であって、
前記第1の動画を取得する取得手段と、
前記第2の動画の前記複数のフレームにおいて同一の位置に同一の形状の無効領域を設定する設定手段と、
前記第2の動画の前記複数のフレームのそれぞれについて前記無効領域には無効を示す画素値を設定するように、前記第1の動画を変換することによって前記第2の動画を生成する生成手段と、
を有することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記設定手段は、
フレームごとに、前記第2の動画における、前記第1の動画の有効領域に対応しない無効座標を判定し、
前記複数のフレームの少なくともいずれかにおいて前記無効座標であると判定された座標の集合を、前記無効領域として設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記有効領域は、前記撮影領域である、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記有効領域は、前記撮影領域のうち、予め指定された領域を含まない領域である、
ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記設定手段は、前記第1の動画の撮影を行っている際の前記撮像装置のブレに応じた領域を、前記無効領域として設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記設定手段は、前記第1の動画の撮影を行っている際の前記撮像装置の4方向それぞれのブレに応じた領域を、前記無効領域として設定する、
ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記生成手段は、前記撮像装置の撮影における手ブレの影響が低減されるような補正が施された前記第2の動画を生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記生成手段は、前記第1の動画に対する画像処理の結果に基づく前記補正が施された前記第2の動画を生成する、
ことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
前記取得手段は、前記第1の動画とともに、前記第1の動画の撮影を行っている際の前記撮像装置に関するセンサデータを取得し、
前記生成手段は、前記センサデータに基づき、前記補正が施された前記第2の動画を生成する、
ことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
【請求項10】
前記無効を示す画素値とは、黒を表す画素値である、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、電子機器の制御方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、VR画像(VR動画)は、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)において再生された場合に視差を利用してユーザが立体視できる2つの画像(左眼画像および右眼画像)を含む。VR画像は、例えば、2つの円周魚眼レンズを介して撮影が行われた円周魚眼画像にそれぞれ正距円筒変換を行った結果である2つの正距円筒図法の画像を含む。
【0003】
2つの円周魚眼レンズの取り付けが適切でない場合には、2つの円周魚眼画像の視差が、立体視のために適切でないことがある。この場合には、円周魚眼画像を正距円筒図法の画像に変換する正距円筒変換に用いるパラメータを調整することで、視差が立体視に適するような正距円筒図法の画像への変換が実現できる。しかし、このパラメータの調整の結果、正距円筒図法の画像の一部の領域に対応する円周魚眼画像の有効な領域が存在せずに、正距円筒図法の画像の一部の領域が無効な画素値を有する無効領域に設定されることがある。
【0004】
特許文献1では、VR画像の正距円筒変換時において、左右画像の無効領域の形状を同じにするという技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-184139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
VR画像の動画ファイルを生成する場合には、前後のフレームと該当のフレームとの間の動きブレを補正するように正距円筒変換で用いるパラメータを調整することで、手ブレ補正を実現する方法がある。上述のように、正距円筒変換で用いるパラメータの値によっては、変換結果の正距円筒図法の画像の領域の一部が無効領域になることがある。また、正距円筒変換で用いるパラメータがフレームごとに異なる場合には、手ブレ補正を行うことによって、動画の再生時に正距円筒図法画像の無効領域が動いてしまう可能性がある。
【0007】
この結果、手ブレ補正が行われると、正距円筒図法画像にちらつきが生じてしまう。しかしながら、特許文献1に記載された技術では、このちらつきを抑えることはできない。
【0008】
そこで、本発明は、再生時のちらつきが小さいVR動画を生成することを可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の1つの態様は、
第1の表示方式の第1の動画であって、撮像装置による撮影の結果を表す撮影領域を含む第1の動画を、複数のフレームを有する第2の表示方式の動画である第2の動画に変換する電子機器であって、
前記第1の動画を取得する取得手段と、
前記第2の動画の前記複数のフレームにおいて同一の位置に同一の形状の無効領域を設定する設定手段と、
前記第2の動画の前記複数のフレームのそれぞれについて前記無効領域には無効を示す画素値を設定するように、前記第1の動画を変換することによって前記第2の動画を生成する生成手段と、
を有することを特徴とする電子機器である。
【0010】
本発明の1つの態様は、
第1の表示方式の第1の動画であって、撮像装置による撮影の結果を表す撮影領域を含む第1の動画を、複数のフレームを有する第2の表示方式の動画である第2の動画に変換する電子機器の制御方法であって、
前記第1の動画を取得する取得ステップと、
前記第2の動画の前記複数のフレームにおいて同一の位置に同一の形状の無効領域を設定する設定ステップと、
前記第2の動画の前記複数のフレームのそれぞれについて前記無効領域には無効を示す画素値を設定するように、前記第1の動画を変換することによって前記第2の動画を生成する生成ステップと、
を有することを特徴とする電子機器の制御方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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