TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025114439
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024100877
出願日2024-06-21
発明の名称エアコンプレッサ構造
出願人已久工業股ふん有限公司
代理人個人
主分類F04B 39/00 20060101AFI20250729BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】シリンダと、ピストンと、シリンダヘッドと、を備えるエアコンプレッサ構造を提供する。
【解決手段】ピストン130は、シリンダ110に結合され、往復運動して圧縮空気を生成する。シリンダヘッド120は、シリンダに着脱可能に取り付けられる。シリンダヘッドは、空気貯留室と空気出口を有し、空気貯留室は、シリンダと空気出口との間に連通し、圧縮空気を受け取り、空気出口を介して圧縮空気をエアコンプレッサ構造100から排出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シリンダと、
前記シリンダ内に結合され、往復運動して圧縮空気を生成するピストンと、
前記シリンダに着脱可能に取り付けられ、空気貯留室と空気出口を有するシリンダヘッドであって、前記空気貯留室は前記シリンダと前記空気出口との間に連通し、前記圧縮空気を受け取り、前記空気出口を介して前記圧縮空気をエアコンプレッサ構造から排出する前記シリンダヘッドと、
を備えるエアコンプレッサ構造。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記シリンダヘッドは、カバー本体とキャリアを備え、前記カバー本体は、前記シリンダに係合するか、前記シリンダから離脱し、前記キャリアは構造的にカバー本体に接続され、前記キャリアは前記空気出口を有する、
請求項1に記載のエアコンプレッサ構造。
【請求項3】
前記カバー本体と前記シリンダは中心軸を共有し、前記カバー本体の内底縁には、前記中心軸を囲んで互い違いに配置された複数の切欠き及び複数のストッパが配置され、前記シリンダの外柱面には、前記中心軸を囲んで配置され、前記切欠きと前記ストッパに対応する複数の凸部が配置され、各前記凸部は、対応する前記切欠きを通って前記カバー本体内に移動し、前記カバー本体と前記シリンダとが相対的に回転すると、各前記凸部は、前記ストッパに移動して前記ストッパに係合する、
請求項2に記載のエアコンプレッサ構造。
【請求項4】
前記中心軸に対する前記凸部の距離は、前記中心軸に対する前記切欠きの距離よりも小さく、前記複数の凸部と前記複数の切欠きは同一平面に位置し、前記平面は前記中心軸の法線面である、
請求項3に記載のエアコンプレッサ構造。
【請求項5】
前記カバー本体は第1のチャンバを有し、前記キャリアは第2のチャンバを有し、前記第1のチャンバは前記シリンダに連通し、前記第2のチャンバは前記第1のチャンバと前記空気出口との間に連通する、
請求項2に記載のエアコンプレッサ構造。
【請求項6】
前記キャリアはL字形の輪郭を有し、前記第2のチャンバは転換点を有する、
請求項5に記載のエアコンプレッサ構造。
【請求項7】
前記キャリア内に配置され、前記第2のチャンバの空気圧を感知する圧力計をさらに含み、前記圧力計の目盛は前記キャリアの表面に位置する、
請求項5に記載のエアコンプレッサ構造。
【請求項8】
前記キャリアに配置され、前記第2のチャンバに連通する圧力リリーフバルブをさらに含む、
請求項5に記載のエアコンプレッサ構造。
【請求項9】
モーターと伝達機構をさらに備え、前記ピストンの一端は前記シリンダ内に結合され、前記ピストンの他端は前記伝達機構に接続され、前記伝達機構は前記モーターに接続され、前記モーターは前記伝達機構を介して前記ピストンを駆動して前記往復運動を行い、前記ピストンの前記一端は、前記往復運動に伴って前記シリンダヘッドに近づくか、前記シリンダヘッドから離れる、
請求項1に記載のエアコンプレッサ構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアコンプレッサ構造に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
エアコンプレッサの主な構造は、モーターによりピストンを駆動し、シリンダ内で往復圧縮動作を行うものであり、圧縮された空気は、それに接続された膨張対象物を充填するために使用することができる。
【0003】
公知のように、気体が圧縮される過程において、温度の上昇することに伴っている。同時に、上述のエアコンプレッサの構造において、ピストンの往復運動により発生する間欠性により空気圧の伝達も不安定になる。また、間欠的な圧力衝撃波により圧力計の指針が振動することで、圧力計が示す圧力値と実際の出口端の圧力値に差異が生じる。
【0004】
したがって、上記の要求を考慮しながら、簡易な構造をどのように提供するかは、関連する技術者が検討して解決する必要がある課題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、構造的な密閉性と空気圧の安定性を兼ね揃えたコンパクトな構造のエアコンプレッサ構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のエアコンプレッサ構造は、シリンダと、ピストンと、シリンダヘッドと、を備える。ピストンは、シリンダに結合され、往復運動して圧縮空気を生成する。シリンダヘッドは、シリンダに着脱可能に取り付けられる。シリンダヘッドは、空気貯留室と空気出口を有し、空気貯留室は、シリンダと空気出口との間に連通し、圧縮空気を受け取り、空気出口を介して圧縮空気をエアコンプレッサ構造から排出する。
【発明の効果】
【0007】
以上に基づき、エアコンプレッサ構造は、シリンダヘッドに空気貯留室と空気出口を配置することにより、シリンダからの圧縮空気を受け取り、圧縮空気を空気貯留室の後方を通って空気出口から排出する。これにより、シリンダヘッドは一体構造を呈し、圧縮空気を受け取るシリンダを係合して覆うほか、さらにその内の空気貯留室を圧縮空気の緩衝領域として利用して、構造的な密閉性と空気圧の安定性を兼ね揃えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態によるエアコンプレッサ構造の概略図である。
図1のエアコンプレッサ構造の一部構成要素の分解概略図である。
シリンダヘッドの異なる箇所における局部断面図である。
シリンダヘッドの異なる箇所における局部断面図である。
シリンダヘッドとシリンダの実装概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態によるエアコンプレッサ構造の概略図である。図2は、図1のエアコンプレッサ構造の一部構成要素の分解概略図である。ここで、構成要素の説明を容易にするために、同時に直角座標X-Y-Zを提供する。図1と図2を同時に参照すると、本実施形態において、エアコンプレッサ構造100は、シリンダ110、シリンダヘッド120、ピストン130、伝達機構140、モーター150、圧力計160及び圧力リリーフバルブ170を備える。シリンダヘッド120は、シリンダ110に着脱可能に取り付けられる。伝達機構140は、モーター150とピストン130の下端との間に接続され、ピストン130の上端は、シリンダ110内に移動可能に結合され、モーター150は伝達機構140を介してピストン130を駆動し、シリンダ110内を往復運動して圧縮空気を生成することができ、ピストン130の上端は往復運動に伴ってシリンダヘッド120に近づくか、シリンダヘッド120から離れる。ピストン130が進行して空気を圧縮する際、同時にその上端もシリンダヘッド120に向けて移動し、圧縮空気をシリンダ110からシリンダヘッド120に押し出し、ピストン130が復帰して元に戻ると、ピストン130の上端がシリンダヘッド120から離れ、且つ外部環境からの空気がシリンダ110に流入する。シリンダヘッド120は、空気貯留室と空気出口123を有する。ピストン130がシリンダ110内で圧縮空気を生成した後、圧縮空気は前述のようにピストン130により空気貯留室に押し出され、シリンダヘッド120を通過した後、空気出口123を通ってエアコンプレッサ構造100から排出する。簡単に言えば、圧縮空気がエアコンプレッサ構造100から排出される前に、シリンダヘッド120の空気貯留室は圧縮空気の一時的な滞留領域として機能する。
【0010】
図3と図4は、シリンダヘッドの異なる箇所における局部断面図である。図2から図4を同時に参照すると、本実施形態のシリンダヘッド120は、カバー本体121とキャリア122からなる一体構造であり、カバー本体121は、シリンダ110に係合するか、シリンダ110から離脱する。キャリア122は、構造的にカバー本体121に接続され、空気出口123を有する。カバー本体121とシリンダ110は互いに接続され、圧縮空気を受け取る。より詳細に言えば、カバー本体121は第1のチャンバ121cを有し、キャリア122は第2のチャンバ122bを有する。第1のチャンバ121cは、開口122aを介して第2のチャンバ122bに接続され、第1のチャンバ121cの反対側はシリンダ110に連通する。第2のチャンバ122bは開口123aを介して空気出口123に接続され、第2のチャンバ122bが第1のチャンバ121cと空気出口123との間に連通するようにする。ピストン130がシリンダ110内で圧縮空気を生成した後、前述のように、それはピストン130によりシリンダヘッド120に押し出される。図2に示されるように、圧縮空気は、第1のチャンバ121c、開口122a、第2のチャンバ122b、開口123aを順に通過して、空気出口123に至り排出される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

カヤバ株式会社
電動ポンプ
6日前
株式会社不二越
蓄圧装置
13日前
株式会社酉島製作所
ポンプ
1か月前
株式会社不二越
ベーンポンプ
17日前
株式会社坂製作所
スクロール圧縮機
1か月前
株式会社ノーリツ
ロータリー圧縮機
1か月前
小倉クラッチ株式会社
ルーツブロア
16日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
14日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
9日前
已久工業股ふん有限公司
空気圧縮機構造
9日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
1か月前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
10日前
株式会社荏原製作所
給水装置
13日前
株式会社豊田自動織機
圧縮機
21日前
株式会社ゲットクリーンエナジー
回転器具
1か月前
株式会社豊田自動織機
圧縮機
21日前
株式会社豊田自動織機
圧縮機
21日前
株式会社西田技巧
シーリングファン
13日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
1か月前
住友重機械工業株式会社
クライオポンプ
1か月前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
1か月前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
1か月前
已久工業股ふん有限公司
エアコンプレッサ構造
9日前
サンデン株式会社
電動圧縮機
1か月前
Astemo株式会社
ポンプ装置及び船舶推進機
17日前
サンデン株式会社
電動圧縮機
1か月前
株式会社豊田自動織機
スクロール型圧縮機
1か月前
サンデン株式会社
電動圧縮機
1か月前
株式会社豊田自動織機
スクロール型圧縮機
7日前
株式会社メテク
医療用ポンプ
1か月前
サンデン株式会社
電動圧縮機
1か月前
リズム株式会社
送風機
8日前
リズム株式会社
扇風機
1か月前
リズム株式会社
扇風機
1か月前
リズム株式会社
扇風機
1か月前
エドワーズ株式会社
真空ポンプ、及び磁気軸受装置
1日前
続きを見る