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公開番号2025114686
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2025076384,2024521221
出願日2025-05-01,2023-06-30
発明の名称コイルユニット、送電装置、受電装置、電力伝送システム及び移動体
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類H01F 38/14 20060101AFI20250729BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】寸法を低減させ、かつ、性能を向上させて効率的な電力伝送を実現するコイルユニット、送電装置、受電装置、電力伝送システム及び移動体を提供する。
【解決手段】コイルユニット(5)は、任意の中心軸線Cの周りで渦巻形状に形成されたコイル要素(10i)を含むコイル(10)と、磁性体樹脂層(20)と、第1シールド部材(30)と、第2シールド部材(40)と、を備えている。コイルは、第1主面(10a)と、第1主面とは反対側の面である第2主面(10b)と、を有している。磁性体樹脂層は、コイルの第2主面に直接接触している。コイル及び磁性体樹脂層と、第1シールド部材と、第2シールド部材とは、第1主面から第2主面に向かう方向に、この順で積層されている。第1シールド部材は、複数のシールド小片(30P)に分割されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
任意の中心軸線の周りで渦巻形状に形成されたコイル要素を含むコイルと、磁性体樹脂層と、第1シールド部材と、第2シールド部材と、を備え、
前記コイルは、第1主面と前記第1主面とは反対側の面である第2主面とを有し、
前記磁性体樹脂層は、前記コイルの前記第2主面に直接接触し、
前記コイル及び前記磁性体樹脂層と、前記第1シールド部材と、前記第2シールド部材とは、前記第1主面から前記第2主面に向かう方向に、この順で積層されており、
前記第1シールド部材は、複数のシールド小片に分割されている、コイルユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コイルユニット、送電装置、受電装置、電力伝送システム及び移動体に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
非接触で電力を伝送するワイヤレス電力伝送システムが普及しつつある。JP2021-27112Aには、ワイヤレス電力伝送システムの送電装置及び受電装置で用いられるコイルユニットが開示されている。コイルユニットは、渦巻き状に形成されたコイルを備えている。送電装置のコイルに電力を供給すると、当該コイルに磁界が生じる。この磁界の影響により、受電装置のコイルに電流が流れる。
【0003】
大電力を非接触で伝送する場合、コイルを含む共振回路に高周波の大電流が流される。この際、コイルの発熱量が大きくなる。コイルの発熱量は、例えば表皮効果により増加する。
【0004】
コイルとしてリッツ線を用いた場合、表皮効果が抑制される。そのため、コイルの発熱を抑制できる。ただし、リッツ線は、多数のエナメル線を撚り合わせて形成されるため、製造コストが高く且つ製造に手間がかかる。大電力のシステムではコイルが大きくなり得るため、製造コスト及び製造の手間が一層嵩み得る。
【0005】
一方で、JP2021-27112Aに開示されているように、渦巻形状且つ板状であり、導線断面が矩形となる平面コイルを採用する技術も知られている。このような平面コイルによれば、コイルの厚みを小さくすることができる。
【0006】
ところで、電気自動車用のワイヤレス電力伝送システムでは、送電装置が駐車場などの路面に設置され、受電装置が電気自動車に設置される。このような送電装置及び/又は受電装置は、磁界を発生させるため、又は、磁界の影響により電流を生じさせるため、コイルユニットを備えている。車両分野ではコイルユニットの設置スペースの制約が厳しいため、コイルユニットの寸法を低減させることが望まれている。そこで、コイルユニットに上記平面コイルを使用することが検討されている。しかしながら、コイルの厚みを小さくしただけでは、コイルユニットの寸法を十分に低減させることはできない。
【0007】
第1の発明は、このような点を考慮してなされたものであって、コイルユニットの寸法を低減させることを目的とする。
【0008】
また、ワイヤレス電力伝送システムにおいて、コイルユニットの性能を向上させて効率的な電力伝送を行うことが望まれている。
【0009】
第2の発明は、このような点を考慮してなされたものであって、効率的な電力伝送を実現することを目的とする。
【発明の開示】
【0010】
<第1の発明>
第1の発明は、コイルユニットの寸法を低減させることを目的とする。
(【0011】以降は省略されています)

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