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公開番号
2025110215
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024004022
出願日
2024-01-15
発明の名称
熱交換器及び熱交換器付き電化製品
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F28F
3/00 20060101AFI20250718BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】熱交換器の温度管理機能を改善する。
【解決手段】熱交換器10は、袋20と、第1部材50と、第2部材60と、注出入部材40と、を含む。第1部材50は、袋20内に配置され、袋20の第1内面201に固定される。第2部材60は、袋20内に配置され、袋20の第2内面202に固定される。注出入部材40は、袋20への流体の注出入口を形成する。第1部材50は、第2内面202に向けて突出した線状凸部52を含む。第2部材60は、線状凸部52を保持可能な線状凹部62を含む。第1部材50及び第2部材60は、線状凸部52が線状凹部62に保持されたときに袋20内における流路PTを区分けする壁部70を形成する。第1部材50は、線状凸部52が線状凹部62に保持された状態において、第2部材60に対して、線状凸部52の長手方向に移動可能である。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に互いに対向する第1内面及び第2内面を含む袋と、
前記袋内に配置されて前記第1内面に固定された第1部材と、
前記袋内に配置されて前記第2内面に固定された第2部材と、
前記袋への流体の注出入口を形成する注出入部材と、を備え、
前記第1部材は、前記第2内面に向けて突出した線状凸部を含み、
前記第2部材は、前記線状凸部を保持可能な線状凹部を含み、
前記第1部材及び前記第2部材は、前記線状凸部が前記線状凹部に保持されたときに前記袋内における流路を区分けする壁部を形成し、
前記第1部材は、前記線状凸部が前記線状凹部に保持された状態において、前記第2部材に対して、前記線状凸部の長手方向に移動可能である、熱交換器。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1部材は、前記線状凸部が前記線状凹部に保持された状態において、前記第2部材に対して前記第1方向に移動可能である、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記線状凸部は、前記線状凹部から離脱可能である、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記袋は、前記第1内面を形成するヒートシール層を含み、
前記第1部材は、前記ヒートシール層に接合され、
前記線状凹部が前記線状凸部を保持する保持力は、前記第1部材と前記ヒートシール層との間の接合力よりも小さい、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項5】
前記袋は、前記第2内面を形成するヒートシール層を含み、
前記第2部材は、前記ヒートシール層に接合され、
前記線状凹部が前記線状凸部を保持する保持力は、前記第1部材と前記ヒートシール層との間の接合力よりも小さい、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項6】
前記袋内において前記第1内面及び前記第2内面の一方の面に固定され、前記第1内面及び前記第2内面の他方の面に向けて突出するスペーサを備える、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項7】
前記注出入部材は、前記第1方向に開口し、
前記スペーサは、前記注出入部材と前記第1方向に重なる、請求項6に記載の熱交換器。
【請求項8】
前記注出入部材は、前記第1内面及び前記第2内面の一方の面に固定され、且つ前記第1方向に開口し、
前記注出入部材は、前記袋内において前記第1内面及び前記第2内面の他方の面に向けて前記第1方向に突出する突出部を含む、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項9】
前記袋は、前記線状凸部の前記長手方向に直交する方向に幅方向を有し、
前記第1部材及び前記第2部材は、前記袋の前記幅方向における中心線上に位置している、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項10】
前記注出入部材を2つ備え、
前記2つの注出入部材の一方は、前記袋への前記流体の注入口を形成する注入部材であり、
前記2つの注出入部材の他方は、前記袋からの前記流体の注出口を形成する注出部材であり、
前記流路は、前記注入部材から前記長手方向に延びる部分、及び前記注出部材に向けて前記長手方向に延びる部分を含み、
前記壁部は、前記幅方向において、前記注入部材及び前記注出部材の間に位置する、請求項9に記載の熱交換器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、熱交換器及び熱交換器付き電化製品に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されているように、流体を収容する袋を含む熱交換器が知られている。熱交換器は、袋内を流れる流体と、熱交換対象と、の間で熱交換を行う。熱交換器は、熱交換対象を加熱又は冷却する。熱交換器は、熱交換対象の温度を管理する温度管理機能を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-333314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された熱交換器において、袋は、互いに対向する第1内面及び第2内面を含む。熱交換器は、袋内に位置し、流体の流路を区分けする壁部を含む。壁部は、第1内面を形成するシート及び第2内面を形成するシートを接合することによって、形成される。第1内面を形成するシート及び第2内面を形成するシートは、壁部を形成する部分において、互いに対する移動を規制される。
【0005】
温度管理機能を向上する観点から、熱交換器は、熱交換対象の形状に沿って曲がった状態で配置される。従来の熱交換器が曲がった状態で配置されると、第1内面及び第2内面を形成するいずれか一方のシートにシワが生じる。従来の熱交換器では、袋内の流路がシワによって縮小あるいは閉塞され、流路を流れる流体の流量が減少する。従来の熱交換器では、流体の流量の減少によって、温度管理機能が低下する。本開示は、熱交換器の温度管理機能の改善を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施の形態による熱交換器は、
第1方向に互いに対向する第1内面及び第2内面を含む袋、
前記袋内に配置されて前記第1内面に固定された第1部材と、
前記袋内に配置されて前記第2内面に固定された第2部材と、
前記袋への流体の注出入口を形成する注出入部材と、を備え、
前記第1部材は、前記第2内面に向けて突出した線状凸部を含み、
前記第2部材は、前記線状凸部を保持可能な線状凹部を含み、
前記第1部材及び前記第2部材は、前記線状凸部が前記線状凹部に保持されたときに前記袋内における流路を区分けする壁部を形成し、
前記第1部材は、前記線状凸部が前記線状凹部に保持された状態において、前記第2部材に対して、前記線状凸部の長手方向に移動可能である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、熱交換器の温度管理機能を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施の形態を説明するための図であって、熱交換器の平面図である。
図2は、図1の熱交換器のII-II線断面図である。
図3は、第1シート、第1部材、第2シート及び第2部材の断面図である。
図4は、第1部材及び線状凸部の斜視図である。
図5は、第2部材及び線状凹部の斜視図である。
図6は、線状凸部が線状凹部に保持された状態の熱交換器の断面図である。
図7は、電化製品内に配置された図1の熱交換器を示す図である。
図8は、図7の第1曲げ部分の拡大図である。
図9は、図7の第2曲げ部分の拡大図である。
図10は、熱交換器の一変形例を示す図である。
図11は、図10の熱交換器のXI-XI線断面図である。
図12は、熱交換器の他の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施の形態は、以下の[1]~[11]に関する。
【0010】
[1] 第1方向に互いに対向する第1内面及び第2内面を含む袋と、
前記袋内に配置されて前記第1内面に固定された第1部材と、
前記袋内に配置されて前記第2内面に固定された第2部材と、
前記袋への流体の注出入口を形成する注出入部材と、を備え、
前記第1部材は、前記第2内面に向けて突出した線状凸部を含み、
前記第2部材は、前記線状凸部を保持可能な線状凹部を含み、
前記第1部材及び前記第2部材は、前記線状凸部が前記線状凹部に保持されたときに前記袋内における流路を区分けする壁部を形成し、
前記第1部材は、前記線状凸部が前記線状凹部に保持された状態において、前記第2部材に対して、前記線状凸部の長手方向に移動可能である、熱交換器。
(【0011】以降は省略されています)
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