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公開番号
2025110428
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2025086004,2025508825
出願日
2025-05-23,2024-10-02
発明の名称
蓄電デバイス、蓋体、蓄電デバイスの製造方法
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
50/342 20210101AFI20250718BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】内圧が上昇した場合に外装体が破壊する箇所を限定的な部分とすることができる蓄電デバイス、この蓄電デバイスに用いられる蓋体、および、蓄電デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】蓄電デバイスは、電極体と、前記電極体を封止する外装体と、を備える。前記外装体は、前記電極体を包む外装フィルムと、前記外装体とともに前記電極体を封止する蓋体と、前記外装体の内圧が上昇した場合に、部分的に破壊されることによってガスおよび電解液の少なくとも一方を放出できるように構成された放出部と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
電極体と、
前記電極体を封止する外装体と、を備え、
前記外装体は、
前記電極体を包む外装フィルムと、
前記外装フィルムとともに前記電極体を封止する蓋体と、
前記外装体の内圧が上昇した場合に、部分的に破壊されることによってガスおよび電解液の少なくとも一方を放出できるように構成された放出部と、を有する
蓄電デバイス。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記蓋体は、前記外装フィルムと接合される部分を含む蓋本体を有し、
前記放出部は、前記蓋本体のうちの部分的に薄く構成された部分を含む
請求項1に記載の蓄電デバイス。
【請求項3】
前記蓋体は、前記外装フィルムと接合される部分を含む蓋本体を有し、
前記放出部は、前記蓋本体のうちの凹部が形成された部分を含む
請求項1に記載の蓄電デバイス。
【請求項4】
前記外装体は、前記蓋体を少なくとも2つ備え、
一方の前記蓋体の破壊強度は、他方の蓋体の破壊強度よりも低く、
前記放出部は、前記一方の蓋体に形成される
請求項1に記載の蓄電デバイス。
【請求項5】
前記外装体は、前記蓋体を少なくとも2つ備え、
前記外装体は、前記蓋体と前記外装フィルムとが接合された蓋封止部を有し、
一方の前記蓋体の前記蓋封止部の接合強度は、他方の前記蓋体の前記蓋封止部の接合強度よりも低く、
前記放出部は、一方の前記蓋体の前記蓋封止部に形成される
請求項1に記載の蓄電デバイス。
【請求項6】
前記外装体は、前記蓋体と前記外装フィルムとが接合された蓋封止部を有し、
前記放出部は、前記蓋封止部のうちの部分的に接合強度が低下した部分を含む
請求項1に記載の蓄電デバイス。
【請求項7】
前記蓋体は、蓋本体、および、前記蓋本体と前記外装フィルムとを接合する被覆体と、を有し、
前記放出部は、前記蓋本体と前記被覆体との接合強度が前記被覆体と前記外装フィルムの接合強度よりも低い部分である
請求項1に記載の蓄電デバイス。
【請求項8】
前記蓋体は、前記外装フィルムと接合される蓋本体を有し、
前記蓋本体のうちの前記外装フィルムと接合される部分の少なくとも一部は、形状記憶合金を含んで構成され、
前記放出部は、前記蓋本体のうちの前記形状記憶合金を含んで構成される部分を含み、
前記外装体の内圧の上昇に伴い前記外装体の温度が上昇した場合に、前記蓋本体のうちの前記形状記憶合金を含んで構成される部分が元の形状に復帰することによって、前記外装体が部分的に破壊されるように構成される
請求項1に記載の蓄電デバイス。
【請求項9】
前記放出部は、
前記蓋体に形成された貫通孔と、
前記貫通孔を閉じるバリア性フィルムと、を有する
請求項1に記載の蓄電デバイス。
【請求項10】
蓄電デバイスの外装体として用いられる蓋体であって、
蓋本体を有し、
前記蓋本体は、前記外装体の内圧が上昇した場合に破断可能な部分であって、部分的に薄く構成された部分を含む
蓋体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電デバイス、蓋体、および、蓄電デバイスの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、蓄電デバイスの一例を開示している。この蓄電デバイスは、電極体と、電極体を封止する外装体と、を備える。外装体は、電極体を包む外装フィルムと、外装フィルムと接合される蓋体と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-123686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記蓄電デバイスは、内圧が上昇した場合に外装体が破壊し、ガスおよび電解液の少なくとも一方が放出されることがある。上記蓄電デバイスは、内圧が上昇した場合に外装体が破壊する箇所を予め特定することができない。このため、蓄電デバイスの使用環境によっては、外装体のうちの好ましくない位置が破壊し、ガスおよび電解液の少なくとも一方が放出されるおそれがある。
【0005】
本発明は、内圧が上昇した場合に外装体が破壊する箇所を限定的な部分とすることができる蓄電デバイス、この蓄電デバイスに用いられる蓋体、および、この蓄電デバイスの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1観点に係る蓄電デバイスは、電極体と、前記電極体を封止する外装体と、を備える。前記外装体は、前記電極体を包む外装フィルムと、前記外装フィルムとともに前記電極体を封止する蓋体と、前記外装体の内圧が上昇した場合に、部分的に破壊されることによってガスおよび電解液の少なくとも一方を放出できるように構成された放出部と、を有する。
【0007】
本発明の第2観点に係る蓄電デバイスは、第1観点に係る蓄電デバイスであって、前記蓋体は、前記外装フィルムと接合される部分を含む蓋本体を有し、前記放出部は、前記蓋本体のうちの部分的に薄く構成された部分を含む。
【0008】
本発明の第3観点に係る蓄電デバイスは、第1観点に係る蓄電デバイスであって、前記蓋体は、前記外装フィルムと接合される部分を含む蓋本体を有し、前記放出部は、前記蓋本体のうちの凹部が形成された部分を含む。
【0009】
本発明の第4観点に係る蓄電デバイスは、第1観点に係る蓄電デバイスであって、前記外装体は、前記蓋体を少なくとも2つ備え、一方の前記蓋体の破壊強度は、他方の蓋体の破壊強度よりも低く、前記放出部は、前記一方の蓋体に形成される。
【0010】
本発明の第5観点に係る蓄電デバイスは、第1観点に係る蓄電デバイスであって、前記外装体は、前記蓋体を少なくとも2つ備え、前記外装体は、前記蓋体と前記外装フィルムとが接合された蓋封止部を有し、一方の前記蓋体の前記蓋封止部の接合強度は、他方の前記蓋体の前記蓋封止部の接合強度よりも低く、前記放出部は、一方の前記蓋体の前記蓋封止部に形成される。
(【0011】以降は省略されています)
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