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公開番号2025111703
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2025074732,2020113842
出願日2025-04-28,2020-07-01
発明の名称表示装置
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20250723BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】高い意匠性を有する表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置1は、発光部12が所定の間隔をあけて配列されており、配線基板11の片面に複数の発光部12が配列された発光基板10と、表示装置1の厚み方向から見て、発光基板10の観察者側に配置された絵柄層20とを備える。発光部12は、ある波長の光を発光する第1発光体12Rと、第1発光体12Rとは異なる波長の光を発光する第2発光体12Gと、第1発光体12R及び第2発光体12Gとは異なる波長の光を発光する第3発光体12Bとを有し、第1発光体12R、第2発光体12G、第3発光体12Bは、マイクロサイズのLED素子である。絵柄層20は、表示装置1の厚み方向から見て、配列された発光部12の間となる領域に、絵柄21が形成されている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
発光部が所定の間隔をあけて配列された表示装置であって、
配線基板の片面に複数の前記発光部が配列された発光基板と、
該表示装置の厚み方向から見て、前記発光基板の観察者側に配置された絵柄層と、
を備え、
前記発光部は、ある波長の光を発光する第1発光体と、前記第1発光体とは異なる波長の光を発光する第2発光体と、前記第1発光体及び前記第2発光体とは異なる波長の光を発光する第3発光体とを有し、
前記第1発光体、前記第2発光体、前記第3発光体は、マイクロサイズのLED素子であり、
前記絵柄層は、該表示装置の厚み方向から見て、配列された前記発光部の間となる領域に、絵柄が形成されていること、
を特徴とする表示装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の表示装置において、
前記絵柄層は、貫通孔を有し、
前記発光部は、観察者側から見て、前記貫通孔の内側に位置すること、
を特徴とする、表示装置。
【請求項3】
請求項2に記載の表示装置において、
前記貫通孔の大きさは、観察者側から見て、前記発光部の大きさよりも大きいこと、
を特徴とする、表示装置。
【請求項4】
請求項1に記載の表示装置において、
前記絵柄層は、貫通孔を有し、
前記貫通孔の大きさは、観察者側から見て、前記発光部の大きさよりも大きいこと、
を特徴とする、表示装置。
【請求項5】
発光部が所定の間隔をあけて配列された表示装置であって、
配線基板の片面に複数の前記発光部が配列された発光基板と、
該表示装置の厚み方向から見て、前記発光基板の背面側に配置された絵柄層と、
前記発光基板と前記絵柄層の間に、光の透過率を調整可能な調光層と、
を備え、
前記発光部は、ある波長の光を発光する第1発光体と、前記第1発光体とは異なる波長の光を発光する第2発光体と、前記第1発光体及び前記第2発光体とは異なる波長の光を発光する第3発光体と、を有し、
前記第1発光体、前記第2発光体、前記第3発光体は、マイクロサイズのLED素子であり、
前記発光基板は、透明性を有し、
前記調光層は、前記発光部の発光時において、遮光状態となり、黒く不透明となること、
を特徴とする表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、表示装置は、映像を表示していない状態では、その画面が黒色に表示されるものが多い。近年、マイクロLED表示素子を用いた表示装置(例えば、特許文献1)が普及し始めているが、このような表示装置においても、映像を表示していない状態では、画面全面が黒色表示となっている。これは、マイクロLED表示素子を用いる表示装置では、映像のコントラストを高める観点から、所定の間隔をあけて配列されたマイクロLEDの間の領域が、着色等により黒色となっているためである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-176154号公報
【0004】
しかし、映像を表示していない表示装置の黒い画面が室内で視認されることが、意匠性等の観点から好ましくないという意見がある。また、表示装置が大画面である場合には、室内等において黒色の画面が悪目立ちして、室内の他のインテリアとの調和が得られないという問題もある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、高い意匠性を有する表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
第1の発明は、発光部(12)が所定の間隔をあけて配列された表示装置であって、配線基板(11)の片面に複数の前記発光部が配列された発光基板(10,210)と、該表示装置の厚み方向から見て、前記発光基板の観察者側又は背面側に配置された絵柄層(20,220)と、を備え、前記絵柄層は、該表示装置の厚み方向から見て、少なくとも配列された前記発光部の間となる領域(17)に、前記発光部の消灯時に視認可能な絵柄(21)が形成されていること、を特徴とする表示装置(1,2,3)である。
第2の発明は、第1の発明の表示装置において、前記絵柄層(20)は、該表示装置の厚み方向において前記発光基板(10)の観察者側に積層され、該表示装置の厚み方向から見て前記発光部(12)に対応する位置に、前記発光部を内在可能な貫通孔(22)を有すること、を特徴とする表示装置(1)である。
第3の発明は、第1の発明の表示装置において、前記発光基板(210)は、透明性を有し、前記絵柄層(220)は、前記発光基板の背面側に積層されていること、を特徴とする表示装置(2)である。
第4の発明は、第3の発明の表示装置において、前記発光基板(210)と前記絵柄層(220)の間に、光の透過率を調整可能な調光層(50)を備え、前記調光層は、前記発光部(12)の点灯時には光の透過率が最小となって遮光状態となり、前記発光部の消灯時には光の透過率が最大となって透光状態となること、を特徴とする表示装置(3)である。
第5の発明は、第4の発明の表示装置において、前記調光層(50)は、電圧が印加されていない状態において透光状態となるノーマリークリア構造の液晶層を備える調光フィルムであること、を特徴とする表示装置(3)である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、高い意匠性を有する表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の表示装置1を説明する図である。
発光基板10の断面の一部を拡大した図である。
第1実施形態の表示装置1において、発光基板10と絵柄層20とを観察者側から見た図である。
第1実施形態の表示装置1における映像表示時及び非映像表示時の表示画面を示した図である。
第2実施形態の表示装置2を説明する図である。
第3実施形態の表示装置3を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張している。
本明細書中において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、平行や直交等の用語については、厳密に意味するところに加え、同様の光学的機能を奏し、平行や直交と見なせる程度の誤差を有する状態も含むものとする。
また、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用してよい。
【0010】
また、本明細書中において、板、シート、フィルム等の言葉を使用しているが、これらは、一般的な使い方として、厚さの厚い順に、板、シート、フィルムの順で使用されており、本明細書中でもそれに倣って使用している。しかし、このような使い分けには、技術的な意味は無いので、これらの文言は、適宜置き換えることができるものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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