TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025115023
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009318
出願日
2024-01-25
発明の名称
発光装置
出願人
スタンレー電気株式会社
代理人
弁理士法人山王坂特許事務所
主分類
H10H
20/855 20250101AFI20250730BHJP()
要約
【課題】半導体発光素子を間隔を空けて配置した構成でありながら、一様な輝度で発光する装置を提供する。
【解決手段】ハウジングに帯状の開口を設け、開口に拡散板を配置する。拡散板に内側に、複数の半導体発光素子が間隔を空けて配置された透明フィルムを接着する。ハウジングの内壁は、光を散乱しながら反射する構造である。透明フィルムと拡散板との間には、半導体発光素子を中心とする所定の範囲を覆う遮光層が配置され、遮光層は、半導体発光素子からの光の一部を遮光する。これにより、遮光層が配置されている領域の拡散板から出射される光の輝度と、遮光層が配置されていない領域の拡散板から出射される光の輝度との差を所定値以下にする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
開口を備えたハウジングと、前記開口に配置された拡散板と、前記拡散板の前記ハウジングの内部空間側の面に固定された透明フィルムと、前記透明フィルムの前記内部空間側の面に搭載された複数の半導体発光素子とを有し、
前記半導体発光素子は、間隔を空けて並べて配置され、少なくとも前記透明フィルム側の面と前記ハウジングの内部空間側の面から光を出射し、
前記拡散板は、前記半導体発光素子が発した光を散乱しながら透過し、
前記ハウジングの内壁は、少なくとも前記半導体発光素子に対向する領域が拡散反射面であり、
前記半導体発光素子は、前記ハウジングの内部空間側の面から出射される光量が、前記透明フィルム側の面から出射される光量より多いことを特徴とする発光装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の発光装置であって、前記半導体発光素子の電極は、前記透明フィルム側に備えられることを特徴とする発光装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の発光装置であって、前記半導体発光素子から前記拡散板へ向かう方向には、前記半導体発光素子の前記透明フィルム側の面から出射される光の少なくとも一部を遮光する遮光層が配置されることを特徴とする発光装置。
【請求項4】
請求項3に記載の発光装置であって、前記遮光層の透過率は、前記遮光層が配置されている領域を覆う前記拡散板から出射される光の輝度と、前記遮光層が配置されていない領域を覆う前記拡散板から出射される光の輝度との差が、予め定めた値以下 になるように設定されていることを特徴とする発光装置。
【請求項5】
請求項3に記載の発光装置であって、前記透明フィルムの前記内部空間側の面には、前記半導体発光素子を覆う透明な保護層が配置されていることを特徴とする発光装置。
【請求項6】
請求項5に記載の発光装置であって、前記遮光層が前記透明フィルムに接する面積は、前記保護層が前記透明フィルムに接する面積より大きいことを特徴とする発光装置。
【請求項7】
請求項5に記載の発光装置であって、前記保護層は、複数の前記半導体発光素子の全体を覆っていることを特徴とする発光装置。
【請求項8】
請求項1に記載の発光装置であって、前記開口の拡散板は、湾曲していることを特徴とする発光装置。
【請求項9】
請求項1に記載の発光装置であって、前記開口は、帯状であり、前記半導体発光素子は、前記帯状の開口の長手方向に沿って一列に配置されていることを特徴とする発光装置。
【請求項10】
請求項5に記載の発光装置であって、前記保護層は、光拡散材が分散された透明材によって構成されていることを特徴とする発光装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、線状または大面積に発光する装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体発光素子を複数並べて配置することにより面発光させる照明装置が知られている。このような照明装置は、半導体発光素子の部分の輝度が大きく、半導体発光素子と半導体発光素子との間の領域は、輝度が低くなる。そのため、一様な発光にすることは難しく、複数の半導体発光素子の位置が、明るい粒状の輝点となる。
【0003】
特許文献1には、複数の半導体発光素子の位置が、明るい粒状の輝点となる問題を軽減する照明装置が提案されている。この照明装置は、蛍光体層を表面に形成した透明基板の裏面に、半導体発光素子を透明な接着層により接着し、半導体発光素子の接着された面から発せられた光を、蛍光体層によって散乱させて出射する。また、半導体発光素子の逆側の面から発せられた光は、反射部材によって反射して、透明基板および蛍光体層に入射させ、蛍光体層で散乱させて出射する。また、蛍光体層と透明基板との界面を粗面にして、さらに光を散乱する構造も特許文献1には開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-66691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の技術では、蛍光体層等によって光を散乱するため、半導体発光素子の位置が、明るい粒状の輝点となることを軽減することはできるが、半導体発光素子が配置されている位置の輝度と、半導体発光素子と半導体発光素子との間の領域の輝度とを同じにすることは難しい。
【0006】
本発明の目的は、半導体発光素子を間隔を空けて配置した構成でありながら、一様な輝度で発光する装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の発光装置は、開口を備えたハウジングと、開口に配置された拡散板と、拡散板のハウジングの内部空間側に面に固定された透明フィルムと、透明フィルムの内部空間側の面に搭載された複数の半導体発光素子とを有する。半導体発光素子は、複数の半導体層と電極とが積層されたベアチップである。半導体発光素子は、予め定めた間隔で並べて配置され、少なくとも透明フィルム側の面とハウジングの内部空間側の面から光を出射する。拡散板は、半導体発光素子が発した光を散乱しながら透過する。ハウジングの内壁は、少なくとも半導体発光素子に対向する領域が、光を散乱しながら反射する構造である。透明フィルムと拡散板との間には、半導体発光素子を中心とする所定の範囲を覆う遮光層が配置され、遮光層は、半導体発光素子からの光の一部を透過し、残りを遮光する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、半導体発光素子を間隔を空けて配置した構成でありながら、一様な輝度で発光する発光装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態の発光装置の(a)上面図、(b)A-A断面図。
実施形態の発光装置のB-B断面図。
図2の拡大図。
実施形態の発光装置のA-A断面の拡大図。
図4の拡大図。
実施形態の発光装置の拡散板の下面図。
実施形態の変形例1の発光装置のB-B断面図。
図7の拡大図。
実施形態の変形例1の発光装置のA-A断面。
(a)~(d)実施形態の変形例2の発光装置の概要を示す図。
(a)、(b)および(c)実施形態の変形例4の発光装置の上面図、C-C断面図およびD-D断面図。
図11(b)の拡大図。
図11(c)の拡大図。
実施形態の変形例4の発光装置の配線例を示す説明図。
(a)、(b)および(c)実施形態の変形例5の発光装置の上面図、E-E断面図およびF-F断面図。
実施形態の変形例5の発光装置の湾曲の向きが異なる例のF-F断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施形態の発光装置について以下に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日亜化学工業株式会社
発光装置
1か月前
日亜化学工業株式会社
発光装置
11日前
東レ株式会社
圧電性材料の製造方法
1か月前
個人
高性能高耐圧逆導通半導体装置
1か月前
株式会社カネカ
固体撮像装置用基板
5日前
住友電気工業株式会社
受光素子
19日前
マグネデザイン株式会社
GSRセンサ
1か月前
TDK株式会社
太陽電池
10日前
ローム株式会社
光センサ
1か月前
個人
圧電素子及び摩擦発電共成デバイス
1か月前
三菱電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
AGC株式会社
太陽電池モジュール
1か月前
旭化成株式会社
紫外線発光素子
1か月前
東レ株式会社
転写体、機能性素子の製造方法
1か月前
日亜化学工業株式会社
発光装置
1か月前
日亜化学工業株式会社
発光装置
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
17日前
日亜化学工業株式会社
発光素子
1か月前
日亜化学工業株式会社
発光装置
1か月前
日亜化学工業株式会社
発光装置
3日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
1か月前
住友電気工業株式会社
半導体装置
1か月前
ローム株式会社
半導体装置
1か月前
ローム株式会社
半導体装置
12日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置
10日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置
14日前
ローム株式会社
半導体装置
10日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置
10日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置
10日前
株式会社カネカ
太陽電池モジュール
12日前
株式会社カネカ
太陽電池モジュール
12日前
日亜化学工業株式会社
発光素子
1か月前
豊田合成株式会社
太陽電池付き衣類
7日前
続きを見る
他の特許を見る