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公開番号2025115315
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009799
出願日2024-01-25
発明の名称支援装置、支援方法、及び支援プログラム
出願人株式会社日立製作所
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250730BHJP(計算;計数)
要約【課題】サステナビリティへの貢献活動に対する、クレジット認証のためのデータの効率的な収集を支援する。
【解決手段】情報管理装置は、サステナビリティへの各貢献活動に関与する各ユーザの属性情報を記憶する記憶装置、及び、第1ユーザが実施する貢献活動において、当該貢献活動による環境価値を取引するためのクレジットを認証機関が認証するために必要なデータのうち、不足している不足データの提供元候補となる1又は複数の第2ユーザを、属性情報に基づいて選定する選定処理と、第2ユーザから不足データの入力を受け付け、第2ユーザから入力された不足データを第1ユーザに係る情報処理装置に送信するデータ補完処理と、を実行する処理装置を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
サステナビリティへの各貢献活動に関与する各ユーザの属性情報を記憶する記憶装置、及び、
第1ユーザが実施する貢献活動において、当該貢献活動による環境価値を取引するためのクレジットを認証機関が認証するために必要なデータのうち、不足している不足データの提供元候補となる1又は複数の第2ユーザを、前記属性情報に基づいて選定する選定処理と、
前記第2ユーザから前記不足データの入力を受け付け、前記第2ユーザから入力された前記不足データを前記第1ユーザに係る情報処理装置に送信するデータ補完処理と、
を実行する処理装置を備える、情報管理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記属性情報は、前記ユーザが関与する貢献活動に関する情報を含み、
前記処理装置は、
前記選定処理において、前記属性情報に基づいて前記ユーザをクラスタリングし、他のクラスタよりも前記第1ユーザに貢献活動に関する情報が近いクラスタのユーザを前記第2ユーザとして選定する、
請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項3】
前記処理装置は、
前記選定処理において、前記属性情報に含まれる複数の属性それぞれを数値化した多次元のデータで前記ユーザをクラスタリングし、他のクラスタよりも前記第1ユーザに属性情報が近いクラスタのユーザを前記第2ユーザとして選定する、
請求項2に記載の情報管理装置。
【請求項4】
前記処理装置は、
前記選定処理において、前記認証により創出する前記クレジットの量及び前記ユーザの数に基づいて、クラスタ数を決定し、決定したクラスタ数で前記ユーザをクラスタリングし、他のクラスタよりも前記第1ユーザに属性情報が近いクラスタのユーザを前記第2ユーザとして選定する、
請求項2に記載の情報管理装置。
【請求項5】
前記記憶装置は、前記ユーザそれぞれが関与する各貢献活動における前記不足データの実績を表す実績データを更に記憶し、
前記処理装置は、
前記選定処理において、前記実績データを参照して、前記第1ユーザが実施する貢献活動と、不足データの種別が同一又は類似の貢献活動に関与するユーザを選定する、
請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項6】
前記処理装置は、
前記第2ユーザが入力した前記不足データが、前記認証機関が行う前記クレジットの認証に貢献した度合に応じて、前記第2ユーザに支払う報酬を算定する算定処理、
を実行する、請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項7】
前記記憶装置は、各ユーザに支払う報酬の割合を更に記憶し、
前記処理装置は、
前記算定処理において、前記第2ユーザの提供したデータが前記クレジットの認証に貢献した場合には、前記割合に基づいて前記第2ユーザに支払う報酬を算定し、前記第2ユーザの提供したデータが前記クレジットの認証に貢献しなかった場合には、以後の当該第2ユーザへの報酬のために当該第2ユーザの前記割合を増加させる、
請求項6に記載の情報管理装置。
【請求項8】
前記処理装置は、
前記データ補完処理において、前記第2ユーザが関与する貢献活動に関するデータを管理するシステムから前記不足データを取得し、取得した前記不足データを前記第1ユーザに係る情報処理装置に送信する、
請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項9】
前記貢献活動は、森林を管理することによりに二酸化炭素の吸収を図るプロジェクトであって、
前記不足データは、前記森林における過去の二酸化炭素の吸収実績を得るために不足するデータであって、
前記属性情報は、ユーザが関与するプロジェクトにおける、森林の位置、森林の築年数、森林の面積、又は、森林の雨量の少なくともいずれかを含む、
請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項10】
サステナビリティへの各貢献活動に関与する各ユーザの属性情報を記憶する情報処理装置が、
第1ユーザが実施する貢献活動において、当該貢献活動による環境価値を取引するためのクレジットを認証機関が認証するために必要なデータのうち、不足している不足データの提供元候補となる1又は複数の第2ユーザを、前記属性情報に基づいて選定する選定処理と、
前記第2ユーザから前記不足データの入力を受け付け、前記第2ユーザから入力された前記不足データを前記第1ユーザに係る情報処理装置に送信するデータ補完処理とを実行する
情報管理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、支援装置、支援方法、及び支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
持続可能な社会を実現する機運の高まりに伴って、グリーンボンド又はクレジット等のサステナブルファイナンスが注目されている。クレジットの認証及び発行には、対象となるクリーンアセット又はプロジェクトに関するデータ(例えば、計測データ)を収集する必要がある。
【0003】
特許文献1には、各家庭でのCO2削減量を集約して排出量取引市場で取引可能とするシステムが開示されている。
【0004】
特許文献2には、複数の事業者によって提供された処理サービスから構成される任意のアプリケーションについて、アプリケーションによりユーザが得ることができる使用効果量に対する寄与率に応じて、アプリケーションを構成しているデータや処理サービスの提供事業者に対する報酬分配処理するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-103801号公報
特開2015-99492号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した技術では、サステナビリティを意図する多種多様なプロジェクトそれぞれにおいて、クレジット認証のための多岐にわたるデータを効率よく収集することが困難である。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、サステナビリティへの貢献活動に対する、クレジット認証のためのデータの効率的な収集を支援可能な支援装置、支援方法、及び支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための本発明の一つは、サステナビリティへの各貢献活動に関与する各ユーザの属性情報を記憶する記憶装置、及び、第1ユーザが実施する貢献活動において、当該貢献活動による環境価値を取引するためのクレジットを認証機関が認証するために必要なデータのうち、不足している不足データの提供元候補となる1又は複数の第2ユーザを、前記属性情報に基づいて選定する選定処理と、前記第2ユーザから前記不足データの入力を受け付け、前記第2ユーザから入力された前記不足データを前記第1ユーザに係る情報処理装置に送信するデータ補完処理と、を実行する処理装置を備える、情報管理装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、サステナビリティへの貢献活動に対する、クレジット認証のためのデータの効率的な収集を支援することができる。
上記した以外の構成及び効果等は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態における支援システムの構成例を示す図である。
会員属性情報テーブルの一例を示す図である。
データ不足履歴テーブルの一例を示す図である。
支援システムで行われる処理の流れを説明するシーケンス図である。
情報管理装置で行われる処理の概要を説明する処理フロー図である。
データ提供者選定処理の詳細を説明する処理フロー図である
会員属性情報のプロット例を示す図である。
対象会員のクラスタリング例を示す図である。
グループ情報の一例を示す図である。
データ補完処理の詳細を説明する処理フロー図である。
報酬分配処理の詳細を説明する処理フロー図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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