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公開番号2025115558
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010069
出願日2024-01-26
発明の名称オイルパイプ組付け用治具、及びオイルパイプの組付け方法
出願人株式会社SUBARU
代理人弁理士法人太田特許事務所
主分類F16L 3/00 20060101AFI20250731BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】オイルパイプの組付けを容易にする、オイルパイプ組付け用治具、及びオイルパイプの組付け方法を提供する。
【解決手段】オイルパイプを挟持する第1挟持片20と第2挟持片10とを備え、第1挟持片は第1シール部材を介してオイルパイプの一端を支持する第1支持部22と第2シール部材を介してオイルパイプの他端を支持する第2支持部23とオイルパイプの長手方向に交差する第1方向に延伸する第1把持部21と長手方向に延び、第1支持部と第2支持部と第1把持部とに繋がる第1連繋部24と第1連繋部から第1方向とは反対の第2方向に突出する一対の第1挟持部25とを有し、第2挟持片は長手方向に交差する第3方向に延伸する第2把持部11と長手方向に延び、第2把持部に繋がる第2連繋部12と第2連繋部から第2方向に突出し、一対の第1挟持部とオイルパイプを挟持する一対の第2挟持部13とを有する、オイルパイプ組付け用治具。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
オイルパイプを挟持する、第1挟持片と第2挟持片とを備え、
前記第1挟持片は、
第1シール部材を介して前記オイルパイプの一端を支持する第1支持部と、
第2シール部材を介して前記オイルパイプの他端を支持する第2支持部と、
前記オイルパイプの長手方向に交差する第1方向に延伸する第1把持部と、
前記長手方向に延び、前記第1支持部と前記第2支持部と前記第1把持部とに繋がる第1連繋部と、
前記第1連繋部から前記第1方向とは反対の第2方向に突出する一対の第1挟持部と、を有し、
前記第2挟持片は、
前記長手方向に交差する第3方向に延伸する第2把持部と、
前記長手方向に延び、前記第2把持部に繋がる第2連繋部と、
前記第2連繋部から前記第2方向に突出し、前記一対の第1挟持部と前記オイルパイプを挟持する一対の第2挟持部と、を有する、
オイルパイプ組付け用治具。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記第1及び第2シール部材は、ガスケットである、
請求項1に記載のオイルパイプ組付け用治具。
【請求項3】
前記第1支持部の水平面に対する傾斜角と、前記第2支持部の水平面に対する傾斜角とが互いに異なる、請求項2に記載のオイルパイプ組付け用治具。
【請求項4】
前記オイルパイプは、バキュームポンプオイル用のオイルパイプである、
請求項3に記載のオイルパイプ組付け用治具。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載のオイルパイプ組付け用治具を用いる、
オイルパイプの組付け方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、オイルパイプ組付け用治具、及びオイルパイプの組付け方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば車両等を製造又はメンテナンスする上で、油圧パイプ、ブレーキパイプ又はバキュームポンプパイプ等のオイルパイプを機器や装置に取り付ける際に、治具を用いることが従来から知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、アイジョイント金具のコストダウン及び取り扱い性の向上を図るアイジョイント金具取り付け用治具が開示されている。具体的には、ユニオンボルト挿通部とユニオンボルト挿通部から突設されたホース連結部とを備えるアイジョイント金具を、ユニオンボルト挿通部にユニオンボルトを挿通し、ユニオンボルトの雄ねじを機器側の取り付け面の雌ねじに螺合させてアイジョイント金具を当該取り付け面に取り付ける際に用いるアイジョイント金具取り付け用治具であって、ユニオンボルト挿通部を収容する収容部と、ユニオンボルト挿通部を収容部で収容した状態で、ユニオンボルト挿通部に挿通されるユニオンボルトの頭部を露出させるボルト頭部露出部と、雌ねじ近傍の機器側に設けられた機器側係止部に係止し、アイジョイント金具取り付け用治具の回転を阻止する治具側係止部と、ホース連結部に係合し、アイジョイント金具の回転を阻止する治具側係合部と、備えるアイジョイント金具取り付け用治具が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、ブレーキホースの車両組み付け時に、ボルト保持のための別部品を取り外すことなくそのまま相手部品(キャリパブレーキ)に取付けることができ、且つ、ガスケットがブレーキホース等の搬送途中や取り扱い時に脱落するおそれのないアイジョイントの組立て構造が開示されている。具体的には、ボルト孔が形成された目玉部を有するアイジョイント本体と、ボルト孔に挿通させるユニオンボルトと、目玉部の上下面に配置される一対の上下ガスケットと、を有し、上下ガスケットがユニオンボルトと機械的に係合されているアイジョイントの組立て構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-024008号公報
特開2003-056705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したようなオイルパイプとして、両端が環状に構成されたオイルパイプが従来から知られている。ここで、このようなオイルパイプの機器や装置への組付けにおいては、当該両端のうち一端が組付けられると、他端に対応する組付け位置に他端を近づけることが難しくなる場合がある。この場合、他端を組付けることが困難となり、ひいては、オイルパイプを機器や装置に組付けることが困難となる場合がある。
【0007】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本開示の目的とするところは、オイルパイプの組付けを容易にする、オイルパイプ組付け用治具、及びオイルパイプの組付け方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本開示のある観点によれば、オイルパイプを挟持する、第1挟持片と第2挟持片とを備え、前記第1挟持片は、第1シール部材を介して前記オイルパイプの一端を支持する第1支持部と、第2シール部材を介して前記オイルパイプの他端を支持する第2支持部と、前記オイルパイプの長手方向に交差する第1方向に延伸する第1把持部と、前記長手方向に延び、前記第1支持部と前記第2支持部と前記第1把持部とに繋がる第1連繋部と、前記第1連繋部から前記第1方向とは反対の第2方向に突出する一対の第1挟持部と、を有し、前記第2挟持片は、前記長手方向に交差する第3方向に延伸する第2把持部と、前記長手方向に延び、前記第2把持部に繋がる第2連繋部と、前記第2連繋部から前記第2方向に突出し、前記一対の第1挟持部と前記オイルパイプを挟持する一対の第2挟持部と、を有する、オイルパイプ組付け用治具が提供される。
【発明の効果】
【0009】
以上説明したように本開示によれば、オイルパイプの組付けを容易にする、オイルパイプ組付け用治具、及びオイルパイプの組付け方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
オイルパイプ組付け用治具の構成例を示す図である。
オイルパイプ組付け用治具の構成例を示す図である。
オイルパイプ組付け用治具の構成例を示す図である。
オイルパイプ組付け用治具の動作を説明するための説明図である。
オイルパイプ組付け用治具の動作を説明するための説明図である。
オイルパイプ組付け用治具の動作を説明するための説明図である。
オイルパイプ組付け用治具を用いてオイルパイプを機器に取り付ける態様の一例を説明するための説明図である。
機器に仮締結されたオイルパイプの態様の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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