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公開番号2025115673
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010243
出願日2024-01-26
発明の名称貯蔵庫
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類F25D 23/02 20060101AFI20250731BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】本開示における貯蔵庫は、リブとヒレ部との間における防じん性及び防滴性を向上できる。
【解決手段】本開示における貯蔵庫は、貯蔵室を備える貯蔵庫本体と、前記貯蔵庫本体の開口部を覆う扉と、前記開口部の隅部を覆うコーナーカバーと、を備え、前記扉は、前記開口部の縁と対向して形成されているリブと、前記リブの外側に設けられ、前記リブに向かって延びるヒレ部を少なくとも1つ有する扉封止部材と、を備え、前記リブは、一対の第1延接部と、一対の第2延接部とで方形の枠状に形成され、前記リブには、前記扉の中央に向かって窪む窪み部が、前記第1延接部及び前記第2延接部の全周に亘って形成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
貯蔵室を備える貯蔵庫本体と、前記貯蔵庫本体の開口部を覆う扉と、前記開口部の隅部を覆うコーナーカバーと、を備え、
前記扉は、
前記開口部の縁と対向して形成されているリブと、
前記リブの外側に設けられ、前記リブに向かって延びるヒレ部を少なくとも1つ有する扉封止部材と、を備え、
前記リブは、一対の第1延接部と、一対の第2延接部とで方形の枠状に形成され、
前記リブには、前記扉の中央に向かって窪む窪み部が、前記第1延接部及び前記第2延接部の全周に亘って形成されている、
貯蔵庫。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記開口部に設けられる1つ以上の仕切り部材を備え、
前記コーナーカバーは、前記仕切り部材及び前記開口部、又は、2つの前記仕切り部材により構成される隅部を覆い、
前記リブはさらに、前記仕切り部材と対向して形成されている、
請求項1に記載の貯蔵庫。
【請求項3】
前記窪み部は、前記第1延接部及び前記第2延接部の長手方向全体に亘って所定の形状に形成されている、
請求項1または2に記載の貯蔵庫。
【請求項4】
前記ヒレ部は、前記リブに向かう方向の長さが、前記第1延接部及び前記第2延接部の長手方向全体に亘って所定寸法に形成されている、
請求項3に記載の貯蔵庫。
【請求項5】
前記扉が閉じた状態で、前記貯蔵室に最も近い前記ヒレ部である第1ヒレ部は、前記窪み部に当接し、前記貯蔵室に二番目に近い前記ヒレ部である第2ヒレ部は、前記リブの立ち上がり部に当接し、
立ち上がり部は、前記仕切り部材及び前記開口部の前記扉側の端面よりも、前記扉側に形成されている、
請求項3に記載の貯蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、貯蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、貯蔵庫が備える扉に形成されているリブにおいて、コーナーカバーに対応する箇所には、コーナーカバーが嵌合する切り欠き部が形成されている技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-204930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、貯蔵室の断熱性を向上できる貯蔵庫を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における貯蔵庫は、貯蔵室を備える貯蔵庫本体と、前記貯蔵庫本体の開口部を覆う扉と、前記開口部の隅部を覆うコーナーカバーと、を備え、前記扉は、前記開口部の縁と対向して形成されているリブと、前記リブの外側に設けられ、前記リブに向かって延びるヒレ部を少なくとも1つ有する扉封止部材と、を備え、前記リブは、一対の第1延接部と、一対の第2延接部とで方形の枠状に形成され、前記リブには、前記扉の中央に向かって窪む窪み部が、前記第1延接部及び前記第2延接部の全周に亘って形成されている。
【発明の効果】
【0006】
本開示における貯蔵庫は、リブとヒレ部との間における防じん性及び防滴性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態1における貯蔵庫の斜視図
同貯蔵庫の正面図
同貯蔵庫のコーナーカバー周辺の構成を示す斜視図
同貯蔵庫のコーナーカバー周辺の構成を示す平面図
同貯蔵庫の扉の斜視図
図5の貯蔵庫の扉のVI部分の拡大図
図1の貯蔵庫のVII-VII断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、特許文献1のように、コーナーカバーと扉に形成されるリブとが干渉しないように、リブのコーナーカバーに対応する箇所に切り欠き部を形成するという技術があった。しかしながら、従来の技術では、リブのうち、切り欠き部以外の部分に合わせた形状で扉封止部材のヒレ部が形成される。そのため、コーナーカバーに対応する箇所においてリブとヒレ部との隙間が生じるか、該隙間が大きくなる虞がある、と言う課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、リブとヒレ部との間における防じん性及び防滴性を向上できる貯蔵庫を提供する。
【0009】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
【0010】
(実施の形態1)
以下、図1~図7を用いて、実施の形態1を説明する。各図に示す符号FRは、設置状態における貯蔵庫1の前方向を示し、符号UPは、貯蔵庫1の上方向を示し、符号LHは、貯蔵庫1の左方向を示す。以下の説明において、各方向は、これらの貯蔵庫1の方向に沿った方向である。なお、以下の説明では、開口部2Bが設けられる面を前面とし、当該前面が向かう方向を前方とする。また、貯蔵庫1の設置状態における鉛直方向に沿う方向を上下方向とし、水平方向に沿う方向を前後方向、及び左右方向とする。
(【0011】以降は省略されています)

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