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公開番号
2025115697
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010284
出願日
2024-01-26
発明の名称
情報処理方法、情報処理装置及びコンピュータプログラム
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250731BHJP(計算;計数)
要約
【課題】蓄電素子を搭載している電動移動体を使用履歴に基づいて適切に評価する情報処理方法、情報処理装置及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理方法は、使用開始から時間が経過した後の電動移動体の価値を算出する情報処理方法において、コンピュータが、前記電動移動体の使用履歴及び使用開始からの期間に基づく前記電動移動体の評価値を算出し、前記電動移動体の使用履歴の項目のうち、特定の項目毎の補正値を用いて動力源である蓄電素子の健全度を算出し、算出された前記電動移動体の評価値を前記蓄電素子の健全度によって補正する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
使用開始から時間が経過した後の電動移動体の価値を算出する情報処理方法において、
コンピュータが、
前記電動移動体の使用履歴及び使用開始からの期間に基づく前記電動移動体の評価値を算出し、
前記電動移動体の使用履歴の項目のうち、特定の項目毎の補正値を用いて動力源である蓄電素子の健全度を算出し、
算出された前記電動移動体の評価値を前記蓄電素子の健全度によって補正する
情報処理方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記コンピュータは、補正後の評価値に基づいて、前記電動移動体の金銭的価値を算出する
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記コンピュータは、
前記特定の項目として、前記電動移動体に搭載されている蓄電素子に対する充電時の充電条件を用い、
前記充電条件に応じた補正値を算出する
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記充電条件は、充電時の気温と、充電方法の種別と、充電前及び充電後の間の電力量の差分の大きさとのうちの少なくとも1つであり、
前記コンピュータは、前記充電条件に応じた補正値を算出する
請求項3に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記コンピュータは、
前記特定の項目として、前記電動移動体の保管状況を用い、
前記保管状況に応じた補正値を算出する
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記コンピュータは、前記保管状況として、駐車中の気温と前記気温の下で駐車されていた時間の長さとを用い、前記保管状況に応じた補正値を算出する
請求項5に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記コンピュータは、
前記特定の項目として、前記電動移動体の運転の仕方を用い、
前記運転の仕方に応じた補正値を算出する
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記コンピュータは、前記運転の仕方として、前記電動移動体の累積移動距離と、前記電動移動体の急加速の頻度を用い、前記運転の仕方に応じた補正値を算出する
請求項7に記載の情報処理方法。
【請求項9】
前記コンピュータは、
蓄電素子の劣化に影響する特定の項目毎に算出した補正値を用いて算出した前記蓄電素子の健全度と、前記電動移動体に搭載されている蓄電素子に対する測定結果により導き出される健全度とを比較し、
比較の結果、より高い健全度を出力する
請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項10】
前記コンピュータは、
前記電動移動体の使用履歴の項目を、逐次ネットワークを介して取得し、
任意のタイミングで、前記電動移動体の取得してある前記使用履歴の項目に基づき、未来の時点における前記蓄電素子の健全度、又は、補正後の前記電動移動体の評価値を推定し、
推定した評価値を出力する
請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電素子を搭載している電動移動体についての評価値を出力する情報処理方法、情報処理装置及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
蓄電素子の劣化状態の推定方法として、種々の方法が提案されて精度が向上しており、外観から劣化状態が把握しやすくなっている(特許文献1など)。しかしながら、蓄電素子の劣化は、蓄電素子のロット間の品質バラつきなどに左右されることもあり、同じように電動移動体を使用、つまり、同じような使用履歴下であっても、蓄電素子の劣化の進行が異なることがある。また、その劣化の進行の評価は、蓄電素子のパックが高電圧であることや、高い出力を持つことなどから、その素子に関する造詣が深い蓄電素子の製造業者や販売会社でないと困難であることが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7103323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
同じような使用履歴下であっても、蓄電素子の劣化の進行が異なるのは、蓄電素子の品質に起因するものであり、その蓄電素子を搭載する電動移動体の所有者に起因するものではないにもかかわらず、蓄電素子の状態によって電動移動体の買取価格が異なることから、その所有者間に不公平感が生まれる。また、電動移動体の取扱業者では、蓄電素子の劣化の進行状況の把握が困難なことから、その蓄電素子の劣化の進行の状況が、電動移動体の買取価格などに正確に反映されない場合がある。
【0005】
本発明の一態様は、蓄電素子を搭載している電動移動体を使用履歴に基づいて適切に評価する情報処理方法、情報処理装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態の情報処理方法は、使用開始から時間が経過した後の電動移動体の価値を算出する情報処理方法において、コンピュータが、前記電動移動体の使用履歴及び使用開始からの期間に基づく前記電動移動体の評価値を算出し、前記電動移動体の使用履歴の項目のうち、特定の項目毎の補正値を用いて動力源である蓄電素子の健全度を算出し、算出された前記電動移動体の評価値を前記蓄電素子の健全度によって補正する。
【0007】
ここで、使用開始とは、新車時のことである。また、使用履歴とは、電動移動体の事故履歴、車検や点検などの履歴と、その結果報告、動力源である蓄電素子の修理交換履歴、充電条件、保管状況、又は運転の仕方などである。さらに特定の項目とは、これらの使用履歴のうち、蓄電素子の充電条件、保管状況、又は運転の仕方などである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一側面に係る情報処理方法によれば、電動移動体の使用履歴のうち、特定の項目から推定される蓄電素子の健全度を用いて電動移動体を適切に評価することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の情報処理システムの概要図である。
情報処理装置の構成を示すブロック図である。
健全度算出のためのテーブルの内容例を示す。
健全度算出のためのテーブルの内容例を示す。
情報端末装置の構成を示すブロック図である。
通信装置の構成を示すブロック図である。
情報処理システムにおける処理手順の一例を示すフローチャートである。
補正ポイントから推定されるSOHの一例を示す。
評価値の出力画面の一例を示す。
変形例における情報処理装置による処理手順の一例を示すフローチャートである。
変形例1における出力画面の一例を示す。
変形例2における情報処理装置による処理手順の一例を示すフローチャートである。
変形例2における出力画面の一例を示す。
第2実施形態における情報処理装置の構成を示すブロック図である。
第2実施形態の情報処理装置による処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
始めに、本明細書によって開示される情報処理方法、情報処理装置及びコンピュータプログラムの概要について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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