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公開番号2025116434
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024010852
出願日2024-01-29
発明の名称換気システム
出願人株式会社鈴木住建
代理人個人
主分類F24F 7/10 20060101AFI20250801BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】寒冷地における冬季の換気であっても、ユーザに冷気による不快感を感じさせることがなく、室内の暖房に要するエネルギーコストを抑えることができる換気システムを提供する。
【解決手段】外気を取り込むための取込口4と、取込口4から取り込まれた外気を加温するための加温室2と、加温室2内に設置された給湯器7と、給湯器7に接続され、給湯器7により温められた液体を各部屋へ供給する温液供給管11と、加温室2に設けられ、加温室2内で加温された加温外気を各部屋Rへ供給するための供給口15と、加温外気を吹き出して各部屋Rへ供給するための給気口20と、加温外気を給気口20へ導く給気ダクト16と、居住空間内の空気を排出するための排気装置23と、排気装置23により吸い込まれた空気を居住空間外へ導く排気ダクト27とを有し、外気は、給湯器7により温められ温液供給管11を流れる液体により加温される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
屋外の外気を屋内に取り込むための取込口と、
前記取込口から取り込まれた外気を加温するための加温室と、
前記加温室内に設置された給湯器および/またはボイラーと、
前記給湯器および/または前記ボイラーに接続され、前記給湯器および/または前記ボイラーにより温められた液体を各部屋へ供給する温液供給管と、
前記加温室に設けられ、前記加温室内で加温された加温外気を前記各部屋へ供給するための供給口と、
前記加温外気を吹き出して前記各部屋へ供給するための給気口と、
前記加温外気を前記給気口へ導く給気ダクトと、
居住空間内の空気を排出するための排気装置と、
前記排気装置により吸い込まれた空気を居住空間外へ導く排気ダクトと
を有し、
前記外気は、前記給湯器および/または前記ボイラーにより温められ前記温液供給管を流れる前記液体により加温されることを特徴とする換気システム。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記供給口には、前記加温外気を前記加温室から送り出すための供給装置が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の換気システム。
【請求項3】
床に設けられ、屋内の空気を床下に排出する排出口を有し、前記排気ダクトは前記排出口に接続されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の換気システム。
【請求項4】
前記加温室には、ドアが開閉自在に取り付けられる枠材と、前記枠材に取り付けられドアが閉じられるとドアが当接する戸当り部とを有するドア枠が設けられており、前記戸当り部のドアとの当接部分に弾性を有するパッキング材が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の換気システム。
【請求項5】
外気を取り込む空気流路と、取り込まれた外気を加熱する外気加熱部と、前記外気加熱部により温められた空気を屋内に送り出す送風機と、前記外気加熱部に設けられ、前記外気加熱部に取り込まれた外気を加熱するヒーターと、太陽光により発電する発電パネルとを有するソーラーシステムを有し、前記ヒーターは、前記発電パネルにより発電された電気により駆動することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の換気システム。
【請求項6】
前記加温室内の前記給湯器および/またはボイラーが設置されない領域においては、土間コンクリート上に暖房用の前記温液供給管が露出した状態で配置されており、前記暖房用温液供給管112の上方には、床材としてヒバ材の簀の子が敷設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の換気システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、換気システムに関し、特に高気密高断熱住宅における換気システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、住宅の気密性能が高まり、居室の常時換気すなわち24時間換気が義務付けられている。換気には、第1種換気と第2種換気と第3種換気とがある。第1種換気は、屋外からの給気と室内からの排気との両方を換気機械で行う換気である。第2種換気は、屋外からの給気を換気機械で行い、室内からの排気を自然排気で行う換気である。第3種換気は、屋外からの給気は自然給気で行い、室内からの排気を換気機械で行う換気である。一般的には、24時間換気としては、第1種換気と第3種換気とが広く普及している。
【0003】
従来、室内空気を屋外に排気するための排気風路と、屋外の空気である外気を室内に給気するための給気風路とを備え、排気風路を流れる排気流と給気風路を流れる給気流とを熱交換器に通過させることで、排気流と給気流との間での熱交換を行いながら換気を行う熱交換換気装置が知られている。このような熱交換換気装置は、外気温度を室温に近づけて給気することができる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009―250451号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、室内空気と外気との温度差が大きい場合は、室内空気と外気との間での熱交換が行われても、給気温度が室温まで十分に近づかないため、特に寒冷地においては、冬季における換気は、ユーザに冷気による不快感を感じさせるという問題があった。また、室内が暖房されている場合には室内よりも低い温度の空気が室内に取り入れられ、室内の暖房に要するエネルギーコストが高くつくという問題もあった。
【0006】
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、寒冷地における冬季の換気であっても、ユーザに冷気による不快感を感じさせることがなく、室内の暖房に要するエネルギーコストを抑えることができる換気システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明による換気システムは、屋外の外気を屋内に取り込むための取込口と、前記取込口から取り込まれた外気を加温するための加温室と、前記加温室内に設置された給湯器および/またはボイラーと、前記給湯器および/または前記ボイラーに接続され、前記給湯器および/または前記ボイラーにより温められた液体を各部屋へ供給する温液供給管と、前記加温室に設けられ、前記加温室内で加温された加温外気を前記各部屋へ供給するための供給口と、前記加温外気を吹き出して前記各部屋へ供給するための給気口と、前記供給装置と前記給気口とを連通する給気ダクトと、居住空間内の空気を排出するための排気装置と、前記排気装置により吸い込まれた空気を居住空間外へ導く排気ダクトとを有し、前記外気は、前記給湯器および/または前記ボイラーにより温められ前記温液供給管を流れる前記液体により加温されることを特徴とする。
【0008】
また、上述の換気システムは、前記供給口には、前記加温外気を前記加温室から送り出すための供給装置が設けられていることが好ましい。
【0009】
また、上述の換気システムは、床に設けられ、屋内の空気を床下に排出する排出口を有し、前記排気ダクトは前記排出口に接続されることが好ましい。
【0010】
また、上述の換気システムは、前記加温室には、ドアが開閉自在に取り付けられる枠材と、前記枠材に取り付けられドアが閉じられるとドアが当接する戸当り部とを有するドア枠が設けられており、前記戸当り部のドアとの当接部分に弾性を有するパッキング材が設けられているが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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