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公開番号
2025117219
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011951
出願日
2024-01-30
発明の名称
通気管端部構造
出願人
株式会社SUBARU
代理人
インフォート弁理士法人
,
弁理士法人イトーシン国際特許事務所
主分類
F02M
25/08 20060101AFI20250804BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】大気側の空気を車輛の構造物側へ小さい空気抵抗で導入させることのできる通気管端部構造を提供する。
【解決手段】
車輛の構造物に設けられた通気管の端部に、異物の侵入を阻害する管端通気部が設けられている通気管端部構造において、前記管端通気部は立体形状に形成されており、前記管端通気部に形成されている前記立体形状の少なくとも曲面に端部側から基部側にかけてスリット状の通気孔が放射状に形成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
車輛の構造物に設けられた通気管の端部に、異物の侵入を阻害する管端通気部が設けられている通気管端部構造において、
前記管端通気部は立体形状に形成されており、
前記管端通気部に形成されている前記立体形状の少なくとも曲面に端部側から基部側にかけてスリット状の通気孔が放射状に形成されている
ことを特徴とする通気管端部構造。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記立体形状は三次元曲面形状である
ことを特徴とする請求項1記載の通気管端部構造。
【請求項3】
前記管端通気部は、前記通気管の端部に着脱自在であり、
前記管端通気部の基部側に前記通気管内に挿通して前記構造物に掛止されるフックが形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の通気管端部構造。
【請求項4】
前記通気管の内周に段部が形成され、
前記管端通気部の外周に前記段部に装着されるフランジ部が設けられ、
前記段部と前記フランジ部とに、互いに嵌合して回転方向への移動を規制する位置決め部が形成されている
ことを特徴とする請求項3記載の通気管端部構造。
【請求項5】
前記管端通気部は、前記通気管の端部に一体に形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の通気管端部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通気管端部構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両には、燃料タンク内で発生した燃料蒸発(エバポ)ガスの大気放出を防止するキャニスタが設けられている。キャニスタは内部にエバポガスを吸脱着する吸着材(活性炭)が充填されている。燃料タンクの内圧が高くなると、エバポガスが差圧により吸着材に吸着し捕捉される。相対的に、吸着材中の空気が通気管を通り大気に放出される。又、吸着材に吸着されているエバポガスは、エンジンの吸気負圧に応じて離脱(パージ)されて新気と共に再燃される。エバポガスが吸着材から離脱する際には、外気(空気)が車輛の構造物に設けた通気管を経てキャニスタ側に流れ込み吸着材が再生される。
【0003】
又、通気管の開口端部には通気スリットやメッシュが設けられている。この通気スリットやメッシュは、主に、蜘蛛等の小虫により開口端部が閉塞されてしまうことを防止するものである。しかし、車両が走行している際に、巻き上げられた木の葉等の平面状の異物が開口端部に付着して閉塞される可能性がある。又、メッシュに砂塵が堆積すると、それが成長して目詰まりを起こす不具合も生じる。
【0004】
例えば、特許文献1(特開2015-90094号公報)には、通気管の開口部にカバー部を装着した技術が開示されている。この文献では、通気管の開口端側面に第一通気スリットが形成され、カバー部の側面に第一通気スリットに交差する第二通気スリットが形成され、更に、カバー部の前面に通気孔が形成されている。
【0005】
この文献に開示されている技術では、カバー部前面の通気孔が平面状の異物や砂塵の堆積により閉塞されても、先端部側面に形成された第二通気スリットから第一通気スリットを経て空気をキャニスタ側へ導入させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-90094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に開示されている技術では、通気管の開口端部の側面に第一通気スリットを形成し、この開口端部に装着するカバー部に第二通気スリットを形成する二層構造となり、構造が複雑化する。
【0008】
更に、特許文献1に開始されている技術では、第一通気スリットと第二通気スリットとが交差されたラビリンス構造となっている。そのため、大気側の空気をフィルタ側へ導入する際の空気抵抗が大きくなり、エバポガスを充分に離脱させることが困難となる。
【0009】
本発明は、簡単な構造で、大気側の空気を車輛の構造物側へ小さい空気抵抗で導入させることの可能な通気管端部構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、車輛の構造物に設けられた通気管の端部に、異物の侵入を阻害する管端通気部が設けられている通気管端部構造において、前記管端通気部は立体形状に形成されており、前記管端通気部に形成されている前記立体形状の少なくとも曲面に端部側から基部側にかけてスリット状の通気孔が放射状に形成されている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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