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公開番号2025117821
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012756
出願日2024-01-31
発明の名称収納部
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B62J 9/23 20200101AFI20250805BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ユーザーにとっての利便性の向上を図りつつ、収納部の容積を確保する。
【解決手段】収納部40は、開口を有する収納部本体42と、収納部本体42の開口を開放可能に閉塞する開閉部50と、収納部40の開閉を行うバックル55と、開閉部50を閉状態に維持し、収納部40とは別体に設けられたアクチュエータ80の駆動により開錠される施錠部70と、をそなえる。施錠部70は、バックル55に設けられた被係止部と、アクチュエータ80に駆動され、被係止部に係止される係止爪を有するレバーと、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
開口を有する収納部本体(42)と、
前記収納部本体(42)の開口を開放可能に閉塞する開閉部(50)と、
を備える収納部(40)であって、
前記収納部(40)の開閉を行うバックル(55,55C)と、
前記開閉部(50)を閉状態に維持し、前記収納部(40)とは別体に設けられたアクチュエータ(80,80B)の駆動により開錠される施錠部(70)と、
をさらに備え、
前記施錠部(70)は、
前記バックル(55,55C)に設けられた被係止部(71)と、
前記アクチュエータ(80,80B)に駆動され、前記被係止部(71)に係止される係止爪(75)を有するレバー(73)と、
を有する、
収納部。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記アクチュエータ(80)と前記施錠部(70)とを接続する伝達部材(85,85A)をさらに備え、
前記アクチュエータ(80)は、前記伝達部材(85,85A)を介して前記施錠部(70)を駆動する、
請求項1に記載の収納部。
【請求項3】
前記アクチュエータ(80)は、車体内部に配置され、
前記伝達部材(85,85A)は、ワイヤ状である、
請求項2に記載の収納部。
【請求項4】
前記伝達部材(85)は、前記収納部(40)の下方位置で前記施錠部(70)に接続している、
請求項2または請求項3に記載の収納部。
【請求項5】
前記伝達部材(85A)は、前記収納部(40)の内部で前記施錠部(70)に接続している、
請求項2または請求項3に記載の収納部。
【請求項6】
前記収納部(40)は、ベース部材(6)により下方から支持され、
前記アクチュエータ(80B)は、前記ベース部材(6)に設けられており、前記施錠部(70)を直接駆動する、
請求項1に記載の収納部。
【請求項7】
前記施錠部(70)は、前記アクチュエータ(80,80B)に駆動されるレバー(73)を有し、
前記レバー(73)は、前記収納部(40)から下方に突出した突出部(76a)を有し、
収納部(40)は、前記突出部(76a)の周囲を覆うガード部(49)を有する、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の収納部。
【請求項8】
前記バックル(55C)は、前記収納部本体(42)または前記開閉部(50)に対して回動可能に設けられ、前記開閉部(50)に離脱可能に係止されて前記開閉部(50)による前記収納部本体(42)の開口の開放を規制するとともに、前記施錠部(70)が開錠されることで前記開閉部(50)から離脱可能となり、
前記バックル(55C)は、
前記収納部(40)の外側を向く平滑な外表面(55Ca)と、
前記施錠部(70)が開錠されることで前記収納部(40)の外側に変位する縁部(56Ca)と、
を有する、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の収納部。
【請求項9】
車体と別体に設けられ、
前記アクチュエータ(80,80B)は、前記車体側に設けられる
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の収納部。
【請求項10】
鞍乗り型車両(1)のシート(4)の後方に設けられたキャリア(6)に取り付け可能とされ、
前記施錠部(70)は、前記アクチュエータ(80,80B)に駆動されるレバー(73)を有し、
前記レバー(73)は、前記収納部(40)から下方に突出した突出部(76a)を有し、
前記突出部(76a)は、前記キャリア(6)に形成された挿入凹部(6a)に挿入される、
請求項9に記載の収納部。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、収納部に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車両に取り付けられる収納部として、開閉蓋を施錠する施錠部と、その施錠部の施錠状態を制御する電動のアクチュエータを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、下側シェルおよび上側シェルと、上側シェルを下側シェルに対して開放させるように設けられたボタンと、ボタンをロックするロックモードから、ボタンをロック解除するロック解除モードに、又はその逆に切り替えるよう回転作動させ得るアンダーロック本体と、アンダーロック本体を制御する電気モータと、を備える原付車両用のトップボックスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2021-501715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、施錠状態を制御するアクチュエータが収納部に設けられていると、収納部にアクチュエータを配置する領域を設ける分、収納部の容積が減少する。したがって、従来の収納部が取り付けられる車両においては、収納部を施錠する施錠部の状態を制御するアクチュエータを設けることでユーザーにとっての利便性の向上を図りつつ、収納部の容積の減少を抑制することが望まれている。
【0005】
そこで本発明は、ユーザーにとっての利便性の向上を図りつつ、収納部の容積を確保することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る収納部は、開口を有する収納部本体(42)と、前記収納部本体(42)の開口を開放可能に閉塞する開閉部(50)と、を備える収納部(40)であって、前記収納部(40)の開閉を行うバックル(55,55C)と、前記開閉部(50)を閉状態に維持し、前記収納部(40)とは別体に設けられたアクチュエータ(80,80B)の駆動により開錠される施錠部(70)と、をさらに備え、前記施錠部(70)は、前記バックル(55,55C)に設けられた被係止部(71)と、前記アクチュエータ(80,80B)に駆動され、前記被係止部(71)に係止される係止爪(75)を有するレバー(73)と、を有する。
【0007】
第1の態様によれば、アクチュエータが収納部とは別体に設けられるので、アクチュエータが収納部に設けられることによる収納部の容積減少を抑制できる。よって、アクチュエータにより施錠状態を制御することでユーザーにとっての利便性の向上を図りつつ、収納部の外観を損なうことなく収納部の容積を確保できる。
【0008】
なお、第1の態様において、収納部は、該収納部を車両に着脱可能に固定する脱着ユニットをさらに備えていてもよい。また、第1の態様において、係止爪が被係止部から離脱することで施錠部が開錠され、レバーが収納部から突出する突出部を有し、突出部がアクチュエータにより駆動されるように構成されていてもよい。
【0009】
本発明の第2の態様に係る収納部は、上記第1の態様に係る収納部において、前記アクチュエータ(80)と前記施錠部(70)とを接続する伝達部材(85,85A)をさらに備え、前記アクチュエータ(80)は、前記伝達部材(85,85A)を介して前記施錠部(70)を駆動してもよい。
【0010】
第2の態様によれば、アクチュエータが施錠部に直接接続されないので、アクチュエータの配置の自由度を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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