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公開番号
2025117830
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012770
出願日
2024-01-31
発明の名称
回転電機システム及び複合動力システム
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
H02K
5/22 20060101AFI20250805BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】回転電機システムが設置される構造体が被雷して一部の電流が回転電機システムに流れた場合でも、電装部品から外れた位置に電流が流れ、電装部品の損傷を防止することができる複合動力システムを提供する。
【解決手段】複合動力システム10は、回転電機システム12を備える。回転電機システム12は、回転電機16と回転電機ハウジング18とを備える。回転電機システム12が設置される構造体に設けられた支持部材によって回転電機ハウジング18を保持するために、回転電機ハウジング18の外周部180に第1保持部91及び第2保持部92が設けられる。回転電機ハウジング18の外周部180において第1保持部91と第2保持部92との間から外れた位置に電装部品60が配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
永久磁石及び回転シャフトを含むロータを有する回転電機と、
前記回転シャフトを回転可能に支持した回転電機ハウジングと、
を備える回転電機システムであって、
前記回転電機ハウジングに設けられた電装部品と、
前記回転電機ハウジングの外周部に設けられ、前記回転電機システムが設置される構造体に設けられた支持部材によって前記回転電機ハウジングを保持するための第1保持部及び第2保持部を備え、
前記第1保持部及び前記第2保持部は、前記回転電機ハウジングの周方向において互いに間隔を置いた位置に配置され、
前記外周部において前記第1保持部と前記第2保持部との間から外れた位置に前記電装部品が配置されている、回転電機システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の回転電機システムであって、
前記第1保持部と前記第2保持部との前記ロータの軸線を中心とした離間角度は、120°以内である、回転電機システム。
【請求項3】
請求項2に記載の回転電機システムであって、
前記離間角度は、100°以内である、回転電機システム。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の回転電機システムであって、
前記ロータの軸方向における前記第1保持部と前記第2保持部との離間距離が、前記第1保持部と前記第2保持部のうち前記軸方向において大きい方の保持部の前記軸方向における長さ以下である、回転電機システム。
【請求項5】
請求項1に記載の回転電機システムであって、
前記回転シャフトは、前記永久磁石を支持する大径部と、前記大径部から前記ロータの軸方向に互いに反対方向に突出した第1小径部及び第2小径部とを有し、
前記回転電機ハウジングと前記第1小径部との間に第1ベアリングが配置され、
前記回転電機ハウジングと前記第2小径部との間に第2ベアリングが配置され、
前記外周部の一部であり且つ前記回転電機ハウジングのうち前記第1小径部を囲む部分に、前記第1保持部が配置されている、回転電機システム。
【請求項6】
請求項5に記載の回転電機システムであって、
前記第2保持部は、前記軸方向において前記第1保持部と前記第2ベアリングとの間の位置に配置され、
前記軸方向における前記第1保持部と前記第2保持部との離間距離が、前記第1保持部と前記第2保持部のうち前記軸方向において大きい方の保持部の前記軸方向における長さ以下である、回転電機システム。
【請求項7】
請求項6に記載の回転電機システムであって、
前記外周部の一部であり且つ前記回転電機ハウジングのうち前記永久磁石を囲む部分に、前記第2保持部が配置されている、回転電機システム。
【請求項8】
請求項1に記載の回転電機システムであって、
前記第1保持部と前記第2保持部とを1組の回転電機保持部として、前記ロータの軸線に直交する仮想基準線に対して2組の前記回転電機保持部が線対称に配置されている、回転電機システム。
【請求項9】
請求項1に記載した回転電機システムと、
前記回転シャフトと一体的に回転する出力シャフトと、燃焼器とを有する内燃機関と、を備える、複合動力システムであって、
前記内燃機関の外周部に互いに間隔を置いて設けられ、前記構造体に設けられた他の支持部材によって前記内燃機関を保持するための複数の第3保持部を備え、
複数の前記第3保持部は、前記燃焼器から前記内燃機関の軸方向にずれた位置に設けられている、複合動力システム。
【請求項10】
請求項9に記載の複合動力システムであって、
前記内燃機関の軸線を中心とした共通の仮想円上に複数の前記第3保持部が配置されている、複合動力システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機システム及び複合動力システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼できる持続可能且つ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、回転電機の分野を含め、様々な分野においてエネルギーの効率化に関する研究開発が行われている。特許文献1に例示されるように回転電機システムは公知である。特許文献1において、回転電機システムと内燃機関とを備えた複合動力システムが航空機の機体に設置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
欧州特許出願公開第4116191号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
回転電機システムが設置される設備が被雷した場合、回転電機システムを支持するステーを介して回転電機システムに電流が流れる可能性がある。この場合、回転電機システムに搭載された電装部品を保護することが求められる。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様は、永久磁石及び回転シャフトを含むロータを有する回転電機と、前記回転シャフトを回転可能に支持した回転電機ハウジングと、を備える回転電機システムであって、前記回転電機ハウジングに設けられた電装部品と、前記回転電機ハウジングの外周部に設けられ、前記回転電機システムが設置される構造体に設けられた支持部材によって前記回転電機ハウジングを保持するための第1保持部及び第2保持部を備え、前記第1保持部及び前記第2保持部は、前記回転電機ハウジングの周方向において互いに間隔を置いた位置に配置され、前記外周部において前記第1保持部と前記第2保持部との間から外れた位置に前記電装部品が配置されている、回転電機システムである。
【0007】
本開示の第2の態様は、第1の態様に記載した回転電機システムと、前記回転シャフトと一体的に回転する出力シャフトと、燃焼器とを有する内燃機関と、を備える、複合動力システムであって、前記内燃機関の外周部に互いに間隔を置いて設けられ、前記構造体に設けられた他の支持部材によって前記内燃機関を保持するための複数の第3保持部を備え、複数の前記第3保持部は、前記燃焼器から前記内燃機関の軸方向にずれた位置に設けられている、複合動力システムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、回転電機システムが設置される構造体が被雷して一部の電流が回転電機システムに流れた場合でも、電装部品から外れた位置に電流が流れるため、電装部品の損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る複合動力システムの斜視図である。
図2は、複合動力システムにおける回転電機システムの断面図である。
図3は、電流変換器の模式的構成図である。
図4は、複合動力システムにおける内燃機関の断面図である。
図5は、複合動力システムの構造体に対する配置態様を示す概略図である。
図6は、複合動力システムの構造体に対する他の配置態様を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、複合動力システム10が図1~図6に示す向きで、設置対象となる構造体100(図4及び図5)に設置されるものとして説明する。すなわち、図1~図6における上方及び下方が、それぞれ鉛直上方及び鉛直下方である。
(【0011】以降は省略されています)
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