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公開番号2025118290
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013528
出願日2024-01-31
発明の名称冷蔵庫
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類F25D 21/14 20060101AFI20250805BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】本開示は、蒸発皿の奥行寸法を低減させた場合でも、ファンによる送風を効率よく行うことができ、ファンの振動による蒸発皿の異音の発生を抑制することができるとともに、ファンケーシングの着脱を容易に行うことができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】本開示における冷蔵庫は、冷蔵庫本体の下部後方に配置される機械室と、前記機械室の内部に配置される蒸発皿と、前記蒸発皿の上方に配置されファンを備えたファンケーシングと、前記ファンケーシングに取付けられ前記ファンから送られる空気を前記蒸発皿に送るファンガイドと、を備え、前記ファンケーシングは、前記ファンをその回転軸が略水平面に位置するように支持し、前記ファンケーシングは、前記蒸発皿に対して平面視で傾斜して配置されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
冷蔵庫本体の下部後方に配置される機械室と、
前記機械室の内部に配置される蒸発皿と、
前記蒸発皿の上方に配置されファンを備えたファンケーシングと、
前記ファンケーシングに取付けられ前記ファンから送られる空気を前記蒸発皿に送るファンガイドと、を備え、
前記ファンケーシングは、前記ファンをその回転軸が略水平面に位置するように支持し、前記ファンケーシングは、前記蒸発皿に対して平面視で傾斜して配置されている、
冷蔵庫。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記ファンケーシングの下端部には、係止爪が設けられており、
前記蒸発皿の上端部には、前記係止爪が係合される爪受け部が設けられている、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記係止爪は、前記ファンケーシングの前側および後側にそれぞれ設けられ、
前記ファンケーシングを前記蒸発皿に沿ってスライドさせることで、前記係止爪を前記爪受け部に係合可能に構成されている、
請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記係止爪には、前記係止爪が前記爪受け部に係合した状態で、前記係止爪と前記爪受け部とが点接触するための凸部が形成されている、
請求項3に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記蒸発皿の上端部には、上方に突出する支持凸部が形成されており、
前記ファンケーシングは、前記支持凸部を介して前記蒸発皿の上端部に支持されている、
請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記ファンケーシングの前側下端部には、平面視で略L字状に切欠いてなる切込み空間が形成されており、
前記ファンケーシングの前記切込み空間で囲まれた箇所には、下方に突出する規制部材が形成されている、
請求項3に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、冷蔵庫の後方下部に機械室を設け、機械室内に冷蔵庫の蒸発器の除霜水を蒸発する除霜水蒸発装置を備え、除霜水蒸発装置は除霜水を受ける容器と、容器の上面に少なくとも2つ以上の開口部を設けた蓋、開口部に送風手段とを設け、容器の背面に除霜水を冷蔵庫から外部に排出する排水口を設けた冷蔵庫を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-002735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、蒸発皿の奥行寸法を低減させた場合でも、ファンによる送風を効率よく行うことができ、ファンの振動による蒸発皿の異音の発生を抑制することができるとともに、ファンケーシングの着脱を容易に行うことができる冷蔵庫を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における冷蔵庫は、冷蔵庫本体の下部後方に配置される機械室と、前記機械室の内部に配置される蒸発皿と、前記蒸発皿の上方に配置されファンを備えたファンケーシングと、前記ファンケーシングに取付けられ前記ファンから送られる空気を前記蒸発皿に送るファンガイドと、を備え、前記ファンケーシングは、前記ファンをその回転軸が略水平面に位置するように支持し、前記ファンケーシングは、前記蒸発皿に対して平面視で傾斜して配置されている。
【発明の効果】
【0006】
本開示における冷蔵庫は、ファンケーシングを蒸発皿に対して平面視で傾斜して配置することにより、蒸発皿の奥行寸法を低減することができるとともに、ファンガイドによりファンからの空気を蒸発皿に効率よく送ることができる。そのため、蒸発皿の奥行寸法を低減することで、冷蔵庫の最下部に設けられた冷凍室の奥行寸法を大きく確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1における冷蔵庫の内部構造を示す正面図
図1のII-II断面における断面視図
実施の形態1における機械室を示す背面図
実施の形態1における機械室を示す平面図
実施の形態1におけるファンケーシングおよび蒸発皿を示す分解斜視図
実施の形態1におけるファンケーシングを示す下方から見た斜視図
実施の形態1におけるファンケーシングおよび蒸発皿を示す縦断面図
図7のA部分の拡大図
図7のB部分の拡大図
実施の形態1におけるファンケーシングおよび蒸発皿を示す側面図
図10のC部分の拡大図
図10のD部分の拡大図
実施の形態1におけるファンケーシングおよび蒸発皿を示す側面図
図13のX-X線における断面図
図14のE部分の拡大図
図14のF部分の拡大図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、冷蔵庫の機械室内に除霜水蒸発する蒸発皿と、蒸発皿に空気を送るファンとを設けた技術があった。
しかしながら、近年、冷蔵庫の下方の貯蔵室の容積を確保するため、機械室の容積を減少させることが求められている。
【0009】
このように機械室を低容積にした場合、従来の技術では、ファンケーシングの設置場所が制限されてしまい、従来のように蒸発皿に対向するようにファンを設置した場合、蒸発皿の奥行寸法の低減に限界があるという課題がある。
また、ファンケーシングをそのファンの回転軸が水平面に位置するように設置すると、蒸発皿の奥行寸法を低減することはできるが、ファンによる空気を蒸発皿に効率よく送ることができなくなるという課題がある。さらに、蒸発皿にファンケーシングを直接取り付けた場合、ファン駆動による振動により、蒸発皿の異音が発生するおそれがあるという課題がある。また、蒸発皿の清掃などを行う場合には、ファンケーシングを蒸発皿から容易に取り外す必要があるというという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、蒸発皿の奥行寸法を低減させた場合でも、ファンによる送風を効率よく行うことができ、ファンの振動による蒸発皿の異音の発生を抑制することができるとともに、ファンケーシングの着脱を容易に行うことができる冷蔵庫を提供する。
【0010】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(【0011】以降は省略されています)

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