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公開番号
2025118888
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2025081989,2021061741
出願日
2025-05-15,2021-03-31
発明の名称
火災感知器本体の取り付け方法及び火災感知器
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人エビス国際特許事務所
主分類
G08B
17/00 20060101AFI20250805BHJP(信号)
要約
【課題】火災感知器本体の取り付けや取り外しの際には、作業者が感知器ベースに近寄る必要がある。しかしながら、ロビーやエントランスなどの天井が高い場所に火災感知器を設置している場合、足場を設置して火災感知器本体の取り外しや取り付けを行う必要があった。
【解決手段】本発明は、火災感知器本体を設置対象の天井に取り付ける取り付け方法であって、マルチコプターの上部に前記火災感知器本体を取り付け姿勢で搭載し、前記マルチコプターをリモート操作して、天井に固定された感知器ベースまで前記火災感知器本体を搬送し、前記感知器ベースが備える被着部に前記火災感知器本体が備える吸着部を磁気吸着させることで仮固定することを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
火災感知器本体を設置対象の天井に取り付ける取り付け方法であって、
マルチコプターの上部に前記火災感知器本体を取り付け姿勢で搭載し、
前記マルチコプターをリモート操作して、天井に固定された感知器ベースまで前記火災感知器本体を搬送し、
前記感知器ベースが備える被着部に前記火災感知器本体が備える吸着部を磁気吸着させることで仮固定することを特徴とする火災感知器本体の取り付け方法。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記マルチコプターの上部に保持アダプターが取り付けられ、前記保持アダプターの上に前記火災感知器本体が搭載されることを特徴とする請求項1記載の火災感知器本体の取り付け方法。
【請求項3】
前記保持アダプターは、前記火災感知器本体の頭部が圧入もしくは嵌合される構造を有することを特徴とする請求項2記載の火災感知器本体の取り付け方法。
【請求項4】
前記マルチコプターの上部には、前記保持アダプターの側部に略上向きでカメラが固定され、前記カメラの映像は前記マルチコプターのコントローラに送信され、前記コントローラの表示部に映されることを特徴とする請求項2記載の火災感知器本体の取り付け方法。
【請求項5】
前記火災感知器本体を仮固定した後に、前記火災感知器本体が備える固定片により前記感知器ベースに前記火災感知器本体を固定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の火災感知器本体の取り付け方法。
【請求項6】
火災感知器本体と、感知器ベースと、を備え、
前記火災感知器本体は、固定片を有し、
前記火災感知器本体は、磁石により前記感知器ベースに仮固定された状態で前記固定片により前記感知器ベースに固定され、
前記火災感知器本体は確認灯を有し、
前記固定片により前記火災感知器本体が固定されると、前記確認灯が点灯することを特徴とする火災感知器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、火災感知器及び火災感知器本体の取り付け方法に関するものであり、特に天井が高い施設に有用な火災感知器及び火災感知器本体の取り付け方法に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
煙感知器や炎感知器等の火災感知器は、天井等に設けられて煙や炎を検知し、火災を感知する。このような火災感知器は、天井等に設けた感知器ベースに火災感知器本体を取り付けることにより設置される。そして、点検や交換の際に、火災感知器本体を感知器ベースから取り外したり、再び取り付けたりすることができる。
【0003】
特許文献1の発明では、感知器ベースに一対の嵌合端子を設けると共に感知器本体には一対の嵌合金具を設けている。そして、感知器本体を感知器ベースに嵌め入れて、嵌合端子に嵌合金具が入り込むようにまわすことで、感知器本体を感知器ベースに機械的かつ電気的に固定する。また、逆向きにまわすことで、感知器ベースから感知器本体を取り外すことができる。感知器ベースに取り付けられた火災感知器本体は、作業者が手で回転させることにより嵌合金具から嵌合端子が外れて、電気的接続を解除すると共に取り外すことができる。また、作業者が火災感知器本体を手で持ち、感知器ベースに押し当てて取り外し時と逆に回転することにより嵌合金具に嵌合端子が嵌合し、火災感知器本体を感知器ベースに取り付けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-147774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の発明では、火災感知器本体の取り付けや取り外しの際に作業者が感知器ベースに近寄る必要がある。そのため、ロビーやエントランスなどの天井が高い場所に火災感知器を設置する場合、足場を設置して火災感知器本体の取り外しや取り付けを行う必要があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態は、火災感知器本体を設置対象の天井に取り付ける取り付け方法であって、マルチコプターの上部に前記火災感知器本体を取り付け姿勢で搭載し、前記マルチコプターをリモート操作して、天井に固定された感知器ベースまで前記火災感知器本体を搬送し、前記感知器ベースが備える被着部に前記火災感知器本体が備える吸着部を磁気吸着させることで仮固定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、高所に設置した火災感知器において、マルチコプター等の飛行ロボットによって感知器ベースから火災感知器本体を取り外したり、感知器ベースに火災感知器本体を取り付けたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態における火災感知器の外面図。図1(a)は天井取り付け時の側面図、図1(b)は天井取り付け時の下面図を示す。
実施形態における火災感知器本体の側面図。図2(a)は、感知器ベース1に固定している状態の火災感知器本体、図2(b)は、感知器ベースに取り付ける前、又は取り外した後の火災感知器本体を示す。
実施形態における天井板に固定された感知器ベースの側断面図。
実施形態におけるマルチコプターに搭載された火災感知器本体。
実施形態における火災感知器本体の接続筒近傍を拡大した断面図。図5(a)は、火災感知器本体2が感知器ベース1に固定されている状態、図5(b)は、火災感知器本体2を感知器ベース1に取り付ける前、又は取り外した後の状態を示す。
実施形態における火災感知器本体の接続筒近傍の上面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本実施形態では火災感知器として煙感知器の例を示すが、他の感知器でも良い。後述するように感知器ベース1は天井板6にネジ止めされる。そして、図1に示すように、火災感知器本体2は感知器ベース1に固定される。火災感知器本体2は、天井取り付け時における下方に煙流入窓21を有し、その下に天板22を有する。そして、天板22の中央下部にスイッチ23が設けられている。スイッチ23にはLEDが備えられており、煙感知器が作動したときに点灯したり、後述のように取り付け時に点灯したりする確認灯を兼ねている。
【0010】
図2に示すように、火災感知器本体2の上方中央には筒状の接続筒24が設けられている。そして、接続筒24の上に2つの固定片25が設けられる。固定片25は長方形の鉄板であり、基部には軸251が固定されている。そして、バネ(図示せず)により、外側に倒れるように付勢されている。感知器ベース1に固定している状態の図2(a)では、固定片25は外側へ倒れている。また、感知器ベース1に取り付ける前、又は取り外した後の図2(b)では、固定片25は上方へ延びている。接続筒24の外周面下方には、リング状の永久磁石26が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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