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公開番号2025119181
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024013903
出願日2024-02-01
発明の名称誘導加熱調理器及び加熱調理システム
出願人三菱電機株式会社,三菱電機ホーム機器株式会社
代理人弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類H05B 6/12 20060101AFI20250806BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】故障率を低下させることができる誘導加熱調理器及び加熱調理システムを提供する。
【解決手段】誘導加熱調理器は、筐体と、筐体の上部に設けられ、被加熱物が載置される天板と、筐体の内部に格納されたコイル基板と、コイル基板上に金属のパターンとして形成され、被加熱物を加熱するコイル部と、を有する加熱部と、コイル部に高周波電力を供給するインバータ回路部と、インバータ回路部を制御する制御回路部と、コイル基板上に設けられ、加熱調理についての情報である加熱調理関連情報の入力又は出力を行う機能部品と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体の上部に設けられ、被加熱物が載置される天板と、
前記筐体の内部に格納されたコイル基板と、前記コイル基板上に金属のパターンとして形成され、前記被加熱物を加熱するコイル部と、を有する加熱部と、
前記コイル部に高周波電力を供給するインバータ回路部と、
前記インバータ回路部を制御する制御回路部と、
前記コイル基板上に設けられ、加熱調理についての情報である加熱調理関連情報の入力又は出力を行う機能部品と、を備える
誘導加熱調理器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記機能部品として、前記加熱調理関連情報の1つである前記被加熱物の温度に対応する信号を前記制御回路部に入力する被加熱物温度センサを備える
請求項1に記載の誘導加熱調理器。
【請求項3】
前記被加熱物温度センサは、前記コイル部の内側に設けられると共に、前記制御回路部に接続する配線パターンを有し、
前記配線パターンは、前記コイル部の外側に引き出されている
請求項2に記載の誘導加熱調理器。
【請求項4】
前記被加熱物温度センサは、
センサ素子と、
前記センサ素子によって出力された電圧信号から前記被加熱物の温度を検出する負荷温度検出回路と、
前記コイル基板上に設けられ、前記負荷温度検出回路に向かう磁束を打ち消す回路シールドを有する
請求項2又は3に記載の誘導加熱調理器。
【請求項5】
前記回路シールドは、前記コイル基板の前記負荷温度検出回路と同じ面に設けられ、前記負荷温度検出回路の外周を囲む形状である
請求項4に記載の誘導加熱調理器。
【請求項6】
前記回路シールド及び前記負荷温度検出回路は、前記コイル基板の裏面に設けられ、
前記回路シールドは、前記負荷温度検出回路の下部及び少なくとも一部の側部を覆う形状である
請求項4に記載の誘導加熱調理器。
【請求項7】
前記回路シールドは、前記コイル基板の前記負荷温度検出回路と異なる面に設けられ、一様に平らな形状の金属のパターンとして形成されている
請求項4に記載の誘導加熱調理器。
【請求項8】
前記回路シールドは、前記コイル基板の前記負荷温度検出回路と異なる面に設けられ、メッシュ形状の金属のパターンとして形成されている
請求項4に記載の誘導加熱調理器。
【請求項9】
前記機能部品として、前記加熱調理関連情報の1つである前記加熱部の使用状態情報に対応して点灯する点灯器を備える
請求項1~3の何れか1項に記載の誘導加熱調理器。
【請求項10】
前記コイル基板上に設けられ、前記点灯器から発された光を誘導する導光板を有する
請求項9に記載の誘導加熱調理器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、被加熱物の誘導加熱調理を行う誘導加熱調理器、及び誘導加熱調理器を有する加熱調理システムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、誘導加熱調理器において、被加熱物の温度を検出する温度センサが設けられたものが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-113732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1を含めた従来の誘導加熱調理器において、温度センサ等の電子部品を追加する場合、筐体内のスペースが圧迫されるため、筐体内で生じる熱が筐体外に放散され難くなってしまう。その結果、電子部品の温度が過度に上昇し、誘導加熱調理器の故障率が増加してしまう。
【0005】
本開示は、上述の問題を解決するためになされたもので、故障率を低下させることができる誘導加熱調理器及び加熱調理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る誘導加熱調理器は、筐体と、筐体の上部に設けられ、被加熱物が載置される天板と、筐体の内部に格納されたコイル基板と、コイル基板上に金属のパターンとして形成され、被加熱物を加熱するコイル部と、を有する加熱部と、コイル部に高周波電力を供給するインバータ回路部と、インバータ回路部を制御する制御回路部と、コイル基板上に設けられ、加熱調理についての情報である加熱調理関連情報の入力又は出力を行う機能部品と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の誘導加熱調理器によれば、コイル基板上にコイル部と、機能部品とが設けられている。このため、機能部品の取り付けに必要な構造が簡素化されて、筐体内部の通気性の低下が抑制されている。したがって、誘導加熱調理器は、内部の電子部品の温度上昇が抑制されているため、故障率を低下することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る誘導加熱調理器を示す分解斜視図である。
実施の形態1に係る誘導加熱回路部700及び制御回路部を示す回路図である。
実施の形態1に係る加熱部を上方から見たときの斜視図である。
実施の形態1に係る加熱部を下方から見たときの斜視図である。
実施の形態1に係る加熱部を示す断面模式図である。
従来の加熱調理器に係る加熱部を上方から見たときの斜視図である。
従来の加熱調理器に係る加熱部を下方から見たときの斜視図である。
従来の加熱調理器に係る加熱部を示す断面模式図である。
実施の形態1の変形例1に係る加熱部を下方から見たときの斜視図である。
実施の形態1の変形例2に係る加熱部を下方から見たときの斜視図である。
実施の形態1の変形例2に係る加熱部を示す断面模式図である。
実施の形態1の変形例3に係る加熱部を上方から見たときの斜視図である。
実施の形態1の変形例4に係る加熱部を上方から見たときの斜視図である。
実施の形態2に係る誘導加熱回路部及び制御回路部を示す回路図である。
実施の形態2に係る加熱部を上方から見たときの斜視図である。
従来の加熱調理器に係る加熱部を上方から見たときの斜視図である。
実施の形態2の変形例に係る加熱部を上方から見たときの斜視図である。
実施の形態2に係る導光板保持部を示す図である。
従来の誘導加熱調理器に係る加熱部を上方から見たときの斜視図である。
従来の誘導加熱調理器に係る加熱部を上方から見たときの分解図である。
従来の誘導加熱調理器に係る点灯器保持部を示す図である。
実施の形態3に係る加熱部を上方から見たときの斜視図である。
実施の形態3に係る加熱部を下方から見たときの斜視図である。
実施の形態3の変形例1に係る加熱部を上方から見たときの斜視図である。
実施の形態3の変形例1に係る加熱部を下方から見たときの斜視図である。
実施の形態3の変形例2に係る加熱部を上方から見たときの斜視図である。
実施の形態3の変形例2に係る加熱部を下方から見たときの斜視図である。
実施の形態4に係る加熱部を上方から見たときの斜視図である。
実施の形態4に係る加熱部を下方から見たときの斜視図である。
従来の誘導加熱調理器に係るインバータ回路部と加熱部とを示す斜視図である。
実施の形態5に係る誘導加熱回路部及び制御回路部を示す回路図である。
実施の形態5に係る誘導加熱調理器の投入火力の制御を説明するための図である。
実施の形態5に係る加熱部を上方から見たときの斜視図である。
実施の形態5に係るコイル温度検出装置及び検出回路を示す斜視図である。
実施の形態5に係る接続パターンを示す斜視図である。
実施の形態6に係る加熱調理システムを示す模式図である。
実施の形態6に係る誘導加熱回路部及び制御回路部を示す回路図である。
実施の形態6に係る加熱部を上方から見たときの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る誘導加熱調理器100を示す分解斜視図である。実施の形態1における誘導加熱調理器100は、電磁誘導を利用して、被加熱物である調理容器及び調理物を加熱する加熱調理器である。なお、以下の説明において、誘導加熱調理器100において、被加熱物が載置される面から底面に向かう方向、又は底面から被加熱物が載置される面に向かう方向を上下方向という。
【0010】
図1に示すように、誘導加熱調理器100は、筐体1、天板2、第1の加熱部10a、第2の加熱部10b、第3の加熱部10c、及びグリル庫20を備える。筐体1は、第1の加熱部10a、第2の加熱部10b、第3の加熱部10c、及びグリル庫20を収納するケースである。筐体1は、中空で上部が開口した形状をしている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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