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公開番号2025119230
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024013995
出願日2024-02-01
発明の名称運転トレーニング装置、運転トレーニング方法、及びプログラム
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人大島特許事務所
主分類B60W 40/09 20120101AFI20250806BHJP(車両一般)
要約【課題】 トレーニング効率を向上させることができる運転トレーニング装置、運転トレーニング方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】 運転トレーニング装置1は、車両の運転状態を含む運転データを取得するセンサ11と、運転データを記憶するストレージ3Cと、ユーザの入力操作を受け付けると共に、ユーザに対して画像及び音声の少なくとも一方によって出力を行うタッチパネルディスプレイ21と、プロセッサ3A、及びプロセッサに通信可能に接続されたメモリ3Bを有する電子制御装置3とを有する。プロセッサは、運転データに基づいて、車両の運転状態に関する質問及び質問に対する正答を生成し、所定の開始条件が成立したときに質問を出力装置に出力させ、タッチパネルディスプレイ21を介してユーザの回答が入力されたときに、正答をタッチパネルディスプレイ21に出力させる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの移動体の運転技能をトレーニングするための運転トレーニング装置であって、
前記移動体の運転状態を含む運転データを取得するセンサと、
前記運転データを記憶するストレージと、
前記ユーザの入力操作を受け付ける入力装置と、
前記ユーザに対して画像及び音声の少なくとも一方によって出力を行う出力装置と、
プロセッサ、及び前記プロセッサに通信可能に接続されたメモリを有する電子制御装置とを有し、
前記プロセッサは、
前記運転データに基づいて、前記移動体の前記運転状態に関する質問及び前記質問に対する正答を生成し、
所定の開始条件が成立したときに前記質問を前記出力装置に出力させ、
前記入力装置を介して前記ユーザの回答が入力されたときに、前記正答を前記出力装置に出力させる運転トレーニング装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記センサは、前記ユーザの状態に関するユーザバイタルデータを取得し、
前記運転データは、前記ユーザバイタルデータを含み、
前記質問は、前記ユーザの状態に関する質問を含む請求項1に記載の運転トレーニング装置。
【請求項3】
前記ストレージには、前記質問のひな型となる複数の質問ひな型と、前記ユーザの属性に関するユーザ属性データと、前記ユーザに対して設定された運転目標とが記憶され、
前記プロセッサは、前記ユーザ属性データと、前記運転目標とに基づいて、複数の前記質問ひな型の内から生成するべき前記質問を選択する請求項1に記載の運転トレーニング装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記ユーザが入力した前記回答が、対応する前記正答と相違する場合に、前記回答の理由を問うための理由質問を生成し、前記理由質問を前記出力装置に出力する請求項1に記載の運転トレーニング装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記正答に関連する追加情報を生成し、
前記入力装置を介して前記ユーザによる前記追加情報の要求入力を受けたときに、前記追加情報を前記出力装置に出力させる請求項1に記載の運転トレーニング装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、前記運転データに基づいて、前記ユーザが行った優良運転を検出し、前記優良運転が行われた地点又は回数を前記出力装置に出力させる請求項1に記載の運転トレーニング装置。
【請求項7】
前記入力装置及び前記出力装置は、タッチパネルディスプレイとして一体に構成され、
前記プロセッサは、地図画像と共に前記質問を前記タッチパネルディスプレイに表示させ、前記地図画像が表示された前記タッチパネルディスプレイへの前記ユーザのタッチ操作に応じた入力を前記回答として取得する請求項1に記載の運転トレーニング装置。
【請求項8】
前記タッチパネルディスプレイは、前記移動体又は前記ユーザが携帯可能な端末に設けられている請求項7に記載の運転トレーニング装置。
【請求項9】
前記ストレージ及び前記電子制御装置は、前記移動体と通信可能なサーバに設けられている請求項1に記載の運転トレーニング装置。
【請求項10】
ユーザの移動体の運転技能をトレーニングするためにコンピュータによって実行される運転トレーニング方法であって、
前記移動体の運転状態を含む運転データを取得し、
前記運転データを記憶し、
前記運転データに基づいて、前記移動体の前記運転状態に関する質問及び前記質問に対する正答を生成し、
所定の開始条件が成立したときに前記質問を出力装置に出力させ、
入力装置を介して前記ユーザの回答が入力されたときに、前記正答を前記出力装置に出力させる運転トレーニング方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転トレーニング装置、運転トレーニング方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、交通参加者の中でも脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて、交通の安全性や利便性をより一層改善するために、予防安全技術に関する研究開発が行われている。
【0003】
例えば、特許文献1は、運転者の運転技能及び安全意識を向上させるために、危険運転を再現する運転トレーニング装置(運転支援装置)を開示している。運転トレーニング装置は、車両の運転状態を記録すると共に、運転状態に基づいて危険運転を検出する。そして、運転トレーニング装置は、ディスプレイに危険運転を再現した映像を表示することによって、運転者に危険運転を認識させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-142984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の運転トレーニング装置のように、危険運転を関する映像を運転者に見せるだけでは、運転者の運転技能及び安全意識を十分に改善することはできないという問題がある。運転者は、危険運転と指摘された運転行動に納得せず、自身の運転行動を改善しないかもしれない。また、運転者は、映像を単に見るだけでは、指摘された危険運転を直ぐに忘れてしまうかもしれない。
【0006】
本発明は、以上の背景を鑑み、本発明は、トレーニング効率を向上させることができる運転トレーニング装置、運転トレーニング方法、及びプログラムを提供することを課題とする。これにより、本発明は、持続可能な輸送システムの発展に貢献することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明のある態様は、ユーザの移動体(2)の運転技能をトレーニングするための運転トレーニング装置(1)であって、前記移動体の運転状態を含む運転データを取得するセンサ(11)と、前記運転データを記憶するストレージ(3C)と、前記ユーザの入力操作を受け付ける入力装置(21)と、前記ユーザに対して画像及び音声の少なくとも一方によって出力を行う出力装置(21)と、プロセッサ(3A)、及び前記プロセッサに通信可能に接続されたメモリ(3B)を有する電子制御装置(3)とを有し、前記プロセッサは、前記運転データに基づいて、前記移動体の前記運転状態に関する質問及び前記質問に対する正答を生成し、所定の開始条件が成立したときに前記質問を前記出力装置に出力させ、前記入力装置を介して前記ユーザの回答が入力されたときに、前記正答を前記出力装置に出力させる。
【0008】
この態様によれば、トレーニング効率を向上させることができる運転トレーニング装置を提供することできる。運転トレーニング装置は、車両の運転状態に関する質問を出力装置に出力させ、ユーザに入力装置に回答を入力させる。このように、ユーザに回答を考えさせ、かつ入力行動をさせることによって、ユーザを能動的にトレーニングさせることができる。これにより、ユーザに自身の運転行動について自己認識(メタ認知)させることができ、正答の納得性を高めることができる。
【0009】
上記の態様において、前記センサは、前記ユーザの状態に関するユーザバイタルデータを取得し、前記運転データは、前記ユーザバイタルデータを含み、前記質問は、前記ユーザの状態に関する質問を含んでもよい。
【0010】
この態様によれば、ユーザは運転時の自身の状態を自己認識することができ、今後の運転行動に反映させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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