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公開番号
2025119567
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024175658,2024014299
出願日
2024-10-07,2024-02-01
発明の名称
遮音壁の植物這い上がり防止金具
出願人
大東金属株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E01H
11/00 20060101AFI20250806BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】遮音壁の支柱に取り付けることができ、植物が遮音壁の裏側の支柱に沿って這い上がることを防止する金具を提供する。
【解決手段】遮音壁の植物這い上がり防止金具10は、H形鋼からなる支柱21と、遮音板22と、で構成される遮音壁20に取り付けられる金具である。また、金具10は、支柱21の正面と接する正面部および支柱21の側面と接する側面部を有する本体金具と、固定具と、を備え、2つの本体金具が、遮音壁20の裏側の支柱21をそれぞれ左右から挟み込むように取り付けられ、固定具が、2つの本体金具の正面部同士を固定することで、植物Pが、遮音壁20の裏側の支柱21に沿って這い上がることを防止するものである。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
H形鋼からなる支柱と、遮音板と、で構成される遮音壁に取り付けられる金具であって、
前記支柱の正面と接する正面部および前記支柱の側面と接する側面部を有する本体金具と、固定具と、を備え、
2つの前記本体金具が、前記遮音壁の裏側の前記支柱をそれぞれ左右から挟み込むように取り付けられ、
前記固定具が、2つの前記本体金具の前記正面部同士を固定することで、
植物が、前記遮音壁の裏側の前記支柱に沿って這い上がることを防止する遮音壁の植物這い上がり防止金具。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
正面視においてH形となるように、前記正面部と前記側面部とが形成されたものである請求項1に記載の遮音壁の植物這い上がり防止金具。
【請求項3】
複数の前記遮音板を上下に連結して構成される前記遮音壁の前記支柱に対して、
上下に連結して複数取り付けられる請求項1または2に記載の遮音壁の植物這い上がり防止金具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物が、道路や鉄道、工場などに設置されている遮音壁の裏側の支柱に沿って這い上がることを防止する金具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
騒音が発生する施設には、騒音が、周辺にある住宅の住居者等の健康や生活環境に影響を及ぼさないように遮音壁が設置されている。騒音が発生する施設とは、例えば道路や鉄道、工場などであり、特に高速道路には、様々な種類、形状、高さの遮音壁が設置されている。そのため、以下、高速道路を例として説明する。
【0003】
遮音壁は、一定の区間ごとに立設された支柱、および支柱間に設けられる遮音板で構成されている。また、遮音壁が設置されている施設の地表面には、雑草が繁殖している場合がある。そして、この雑草(特に、つる性植物)が、遮音壁の支柱に沿って這い上がることが知られている。
【0004】
ここで、図1は、高速道路に設置された遮音壁の支柱に沿って這い上がった雑草の様子を示しており、(A)は高速道路の本線側(道路側)、(B)は高速道路の裏側(住宅側)である。図1(A)に示すように、遮音壁20の支柱21に雑草Pが沿って這い上がり、本線側まで生い茂っていることが分かる。また、図1(B)に示すように、遮音壁20の支柱21に雑草Pが沿って這い上がり(左図)、さらに時間が経つと、支柱間を跨ぐまでに生い茂り、支柱21がすっかり見えなくなってしまっていることが分かる(右図)。
【0005】
このように遮音壁に雑草が生い茂ってしまうと、処理(除草)が非常に大変となる。特に高速道路においては、場所や規模によっては、除草の際に路肩規制や車線規制などを実施する必要もある。そのため、このような遮音壁の除草の高効率化や低コスト化などが求められている。
【0006】
例えば、特許文献1には、支柱における地表面近傍の部分に、雑草が繁殖しないようにすることを目的とした支柱カバーが記載されている。この支柱カバーは、支柱を挟んで対向配置させた一対の支柱カバー単体C1を相互に接近させて、支柱に装着させると共に、各支柱カバー単体C1を構成する支柱被覆部1の下部(地中埋設部1a)を地中に埋設させて、支柱に装着するようになっている(図1~図3参照)。
【0007】
なお、特許文献1には、かかる構成により、各支柱カバー単体を構成する支柱被覆部の地中埋設部が地中に押し込まれるため、支柱における地表面近傍の部分だけでなく、地中に埋設されている部分も保護されること、および、凍結防止剤が溶けた雨水等が地中に染み込んでも、支柱が損傷されるおそれが少ないことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2003-342927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、特許文献1に記載の支柱カバーは、地表面から立設された支柱における地表面近傍の部分を被覆するための支柱カバーであり(明細書の段落0001等参照)、各支柱カバー単体を構成する支柱被覆部の下部を地中に埋設させて支柱に装着する必要がある。そうすると、特許文献1に記載の支柱カバーは、立設された支柱の地表面付近には、支柱カバーを取り付けるための十分なスペースが必要であったり、支柱カバーを取り付ける際に邪魔になるような障害物がなかったりすることが前提となる。また、地面(地中)が固くて支柱被覆部の下部が十分に埋設できない場合もあり得る。
【0010】
よって、特許文献1に記載の支柱カバーを、地表面付近のスペース(取り付けるためのスペース)が狭かったり、取り付ける際に障害物となる遮音板が設けられていたりする遮音壁の支柱に装着させることは難しい。
従って、本発明は、遮音壁の支柱に取り付けることができ、植物が遮音壁の裏側の支柱に沿って這い上がることを防止する金具の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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