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公開番号2025119598
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2025012983
出願日2025-01-29
発明の名称流体補償容器
出願人マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング,MAHLE International GmbH
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01M 10/6568 20140101AFI20250806BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】車両のバッテリを液浸冷却するための流体回路内の冷却流体の体積変化を補償するための流体補償容器を提供する。
【解決手段】冷却流体を収容するための収容室(3)と、この収容室(3)からの余剰の冷却流体を収容するための溢流室(4)とを備えた流体補償容器(1)であって、収容室(3)と溢流室(4)とは、溢流通路(5)を介して流体接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両のバッテリを液浸冷却するための流体回路内の冷却流体の体積変化を補償するための流体補償容器(1)であって、
前記流体補償容器(1)は、前記冷却流体を収容するための収容室(3)を有し、
前記収容室(3)は、前記冷却流体を前記流体回路から流入させるための入口(3a)と、前記冷却流体を前記流体回路内に流出させるための出口(3b)とを有する、
流体補償容器(1)において、
前記流体補償容器(1)は、前記収容室(3)からの余剰の前記冷却流体を収容するための溢流室(4)を有し、
前記流体補償容器(1)は、前記収容室(3)から前記溢流室(4)へと通じる溢流通路(5)を有し、
前記収容室(3)と前記溢流室(4)とは、前記溢流通路(5)のみを介して互いに流体接続されている
ことを特徴とする、流体補償容器(1)。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
前記溢流通路(5)は、前記流体補償容器(1)が作動に適した方向に向けられているとき、前記冷却流体が前記溢流室(4)から前記収容室(3)内に達することができないように成形されており、かつ/または
前記溢流通路(5)は、前記溢流室(4)内の前記冷却流体のそれぞれ異なる充填レベルにより生じる圧力差を前記溢流通路(5)を介して補償することができるように成形されている
ことを特徴とする、請求項1記載の流体補償容器(1)。
【請求項3】
前記溢流通路(5)は、前記収容室(3)へと通じる入口(5a)と、前記溢流室(4)へと通じる出口(5b)とを有し、
前記流体補償容器(1)が作動に適した方向に向けられているとき、前記溢流通路(5)の前記入口(5a)は、前記溢流通路(5)の前記出口(5b)よりも上方に配置されている
ことを特徴とする、請求項1または2記載の流体補償容器(1)。
【請求項4】
前記流体補償容器(1)は、前記溢流通路(5)の前記入口(5a)を取り囲むように成形された壁部と、前記溢流通路(5)の前記出口(5b)を取り囲むように成形された壁部とを有し、
前記入口(5a)を取り囲むように成形された前記壁部と、前記出口(5b)を取り囲むように成形された前記壁部とは、段部(14)を介して互いに一体形に移行し合っており、
前記流体補償容器(1)が作動に適した方向に向けられているとき、前記入口(5a)を取り囲むように成形された前記壁部は、前記出口(5b)を取り囲むように成形された前記壁部よりも上方に配置されている
ことを特徴とする、請求項3記載の流体補償容器(1)。
【請求項5】
前記流体補償容器(1)は隔壁(15)を有し、該隔壁(15)は、前記溢流通路(5)内で該溢流通路(5)の延在方向に対して横切る方向に配置されており、
前記隔壁(15)は、前記溢流通路(5)の前記入口(5a)と前記溢流通路(5)の前記出口(5b)との間に配置されていて、前記溢流通路(5)の通流可能な横断面を縮小している
ことを特徴とする、請求項3または4記載の流体補償容器(1)。
【請求項6】
前記隔壁(15)と前記段部(13)とは、前記流体補償容器(1)の、前記溢流通路(5)を形成する互いに対向した壁部に成形されていて、互いに平行な方向に向けられており、
前記隔壁(15)と前記段部(13)との間には、通流可能なスリット(16)が成形されている
ことを特徴とする、請求項4および5記載の流体補償容器(1)。
【請求項7】
前記流体補償容器(1)はハウジング(2)を有し、前記収容室(3)と、前記溢流室(4)と、前記溢流通路(5)とは、前記ハウジング(2)の内部に形成されている、または
前記流体補償容器(1)は、ハウジング(2)と通路カバー(12)とを有し、前記収容室(3)と前記溢流室(4)とは、前記ハウジング(2)の内部に成形されており、前記溢流通路(5)は、前記ハウジング(2)と前記通路カバー(12)との間に成形されている
ことを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の流体補償容器(1)。
【請求項8】
前記流体補償容器(1)は通気通路(9)を有し、該通気通路(9)は、前記収容室(3)から外側へと通じており、
前記通気通路(9)は、前記流体補償容器(1)が作動に適した方向に向けられているとき、前記冷却流体が前記通気通路(9)内に達することができないように成形されており、
前記溢流通路(5)は前記通気通路(9)の内部に配置されている
ことを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載の流体補償容器(1)。
【請求項9】
前記溢流通路(5)は、前記収容室(3)へと通じる入口(5a)と、前記溢流室(4)へと通じる出口(5b)とを有し、
前記通気通路(9)は、前記収容室(3)へと通じる入口(9a)と、外側へと通じる出口(9b)とを有し、
前記流体補償容器(1)が作動に適した方向に向けられているとき、前記通気通路(9)の前記出口(9b)は、前記通気通路(9)の前記入口(9a)よりも上方に配置されており、
前記流体補償容器(1)が作動に適した方向に向けられているとき、前記通気通路(9)の前記入口(9a)は、前記溢流通路(5)の前記入口(5a)よりも上方にかつ前記溢流通路(5)の前記出口(5b)よりも上方に配置されている
ことを特徴とする、請求項8記載の流体補償容器(1)。
【請求項10】
前記流体補償容器(1)はハウジング(2)を有し、前記収容室(3)と、前記溢流室(4)と、前記溢流通路(5)と、前記通気通路(9)とは、前記ハウジング(2)の内部に成形されている、または
前記流体補償容器(1)は、ハウジング(2)と通路カバー(12)とを有し、前記収容室(3)と前記溢流室(4)とは、前記ハウジング(2)の内部に成形されており、前記溢流通路(5)と前記通気通路(9)とは、前記ハウジング(2)と前記通路カバー(12)との間に成形されている
ことを特徴とする、請求項8または9記載の流体補償容器(1)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前提部に記載の、車両のバッテリを液浸冷却するための流体回路内の冷却流体の体積変化を補償するための流体補償容器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
車両のバッテリは、流体回路において冷却流体、例えば油によって液浸冷却されてもよい。この場合、温度に起因した体積変化に基づく冷却流体の充填レベルが補償されなければならない。この機能を実現するために、流体回路は、通常、流体補償容器を備えている。しかしながら、冷却流体の体積変化はバッテリの劣化に起因することもある。劣化に起因した冷却流体の体積変化は元の状態に戻らず、これによって、バッテリの劣化が進むにつれ、流体回路内に常に余剰量の冷却流体が存在することになる。原理に起因して、こういった体積変化によって、冷却システムにおける補償が必要となるため、流体補償容器の常時の通気が確保されていなければならない。この場合、余剰量の冷却流体は、少なくとも一時的に流体補償容器内に貯留されなければならない。これによって、より大きな流体補償容器が必要となってしまう。この場合、流体補償容器は、理想的には、例えばスロッシングまたは傾斜位置による、作動中の冷却流体の動きに付加的なスペースを付与しないようにするために、底面積の拡大を生じさせず、同時に通気機能が維持されたままとなることが求められる。
【0003】
したがって、本発明の課題は、冒頭に記載した形態の流体補償容器に対して、前述した欠点が解消される改善されたかまたは少なくとも代替的な実施形態を提供することである。
【0004】
この課題は、本発明によれば、独立請求項1の対象によって解決される。有利な実施形態は従属請求項の対象である。
【0005】
したがって、本発明の基本思想は、余剰量の冷却流体を付加的な溢流容器内に収容することである。
【0006】
本発明に係る流体補償容器は、車両のバッテリを液浸冷却するための流体回路内の冷却流体の体積変化を補償するために設けられているかまたは設計されている。冷却流体は、特に冷却液、例えば油であってもよい。この場合、流体補償容器は、冷却流体を収容するための収容室を有する。さらに、この収容室は、冷却流体を流体回路から流入させるための入口と、冷却流体を流体回路内に流出させるための出口とを有する。本発明によれば、流体補償容器は、収容室からの余剰の冷却流体を収容するための溢流室を有する。流体補償容器は、さらに、収容室から溢流室へと通じる溢流通路を有する。この場合、溢流室と収容室とは、専ら溢流通路を介して互いに流体接続されている。
【0007】
本発明に係る流体補償容器では、温度および/または劣化に起因した体積変化により形成された余剰の冷却流体を収容室から溢流室内に案内し、そこに貯留することができる。これによって、余剰の冷却流体を流体回路から取り去ることができ、流体回路内での冷却流体の案内を簡略化することができる。さらに、収容室ひいては流体補償容器を全体的によりコンパクトに形成することができる。
【0008】
空にするために、溢流室は、外側へと通じる出口開口を有してもよい。この出口開口は、好ましくは、流体補償容器が作動に適した方向に向けられているとき、溢流室の最も低い箇所に配置されていてもよい。出口開口を介して、余剰の冷却流体を溢流室または流体補償容器から外側に簡単に案内することができる。余剰の冷却流体は溢流室内ですでに流体回路から分離されているため、溢流室を空にすることは、流体回路内の冷却流体の必要量に影響を与えない。これによって、流体回路からの余剰の冷却流体の取出しを特に簡単に行うことができる。
【0009】
溢流室内の余剰の冷却流体の充填レベルを検出するために、流体補償容器は充填レベル測定センサを有してもよい。この充填レベル測定センサは、好ましくは溢流室内に配置されていてもよく、この溢流室に対する充填時に信号をユーザに送信してもよい。相応して、これによって、溢流室に対する過充填を確実に阻止することができる。したがって、溢流室は、比較的小さな容積または少なくとも収容室よりも小さな容積を有してもよい。
【0010】
流体回路内では、冷却流体が、入口を介して収容室内に流入し、出口を介して収容室から流出してもよい。流体補償容器が作動に適した方向に向けられているとき、入口は、収容室の最も高い箇所に配置されていてもよく、出口は、収容室の最も低い箇所に配置されていてもよい。この場合、収容室の出口は、流体補償容器が作動に適した方向に向けられているとき、溢流室の上述した出口開口よりも低く配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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