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公開番号
2025119923
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024015056
出願日
2024-02-02
発明の名称
空調システム
出願人
株式会社ダイキンアプライドシステムズ
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
F24F
11/84 20180101AFI20250807BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】省エネルギー化を実現する空調システムを提供する。
【解決手段】熱源ユニット(20)及び所定の熱媒体回路(C)が設けられる利用ユニット(30)を備え、対象空間(S)を空調する空調システムであって、熱源ユニット(20)は、熱媒体回路(C)の熱媒体と熱交換し、利用ユニット(30)は、熱媒体回路(C)に接続される、対象空間(S)の空気と熱交換する熱交換器(33)及び該熱交換器(33)を流れる熱媒体の流量を調節する流量調整弁(34)を備え、熱媒体を搬送する第1搬送部(51)と、流量調整弁(34)の開度の上限を制御する制御部(100)とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
熱源ユニット(20)及び所定の熱媒体回路(C)が設けられる利用ユニット(30)を備え、対象空間(S)を空調する空調システムであって、
前記熱源ユニット(20)は、前記熱媒体回路(C)の熱媒体と熱交換し、
前記利用ユニット(30)は、前記熱媒体回路(C)に接続される、前記対象空間(S)の空気と熱交換する熱交換器(33)及び該熱交換器(33)を流れる前記熱媒体の流量を調節する流量調整弁(34)を備え、
前記熱媒体を搬送する第1搬送部(51)と、
前記流量調整弁(34)の開度の上限を制限する制御部(100)とを有する
空調システム。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記制御部(100)は、前記流量調整弁(34)の開度の変化量であるΔMV、及び該流量調整弁(34)の開度の変化後の前記対象空間(S)の温度と設定温度との差の変化量の差であるΔ(PV-SV)に基づいて、前記流量調整弁(34)の開度の上限を制限する
請求項1に記載の空調システム。
【請求項3】
前記制御部(100)は、前記ΔMVに対する前記Δ(PV-SV)の割合の値に基づいて、前記流量調整弁(34)の開度の上限を制限する
請求項2に記載の空調システム。
【請求項4】
前記熱媒体回路(C)は、複数の前記利用ユニット(30)が前記熱源ユニット(20)に並列に繋がるように構成され、
前記制御部(100)は、前記利用ユニット(30)ごとに前記流量調整弁(34)の開度の上限を制限する
請求項1~3のいずれか1つに記載の空調システム。
【請求項5】
前記熱媒体回路(C)は、前記熱源ユニット(20)から流出する前記熱媒体が前記利用ユニット(30)をバイパスするバイパス流路(BP)を有し、
前記熱媒体回路(C)には、前記熱媒体を搬送する第2搬送部(52)が接続され、
前記熱媒体回路(C)のうち、バイパス流路(BP)を介して前記熱源ユニット(20)側に前記第1搬送部(51)が接続されると共に、前記利用ユニット(30)側に前記第2搬送部(52)が接続される
請求項1~3のいずれか1つに記載の空調システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、空調システムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の空調システムは、外気を取り込み調和して対象空間に供給することで、対象空間における冷房、暖房、換気、除湿及び/又は加湿等の空気調和を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-173221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
熱源設備の運転容量が空調機の負荷容量よりも大きい場合は、所定の空気状態を保持しているが、空調負荷の変化により空調機の負荷容量が熱源設備の運転容量よりも大きくなった場合、室温を予め設定された目標温度に保持できなくなり、空調機の流量調整弁の開度を大きくして熱媒体である流体の流量を増大させる場合がある。
【0005】
しかし、空調機の能力には限りがあるため、空調機の流量調整弁の開度を過剰に大きくしても、室温が目標温度に達することができない。このように、室温が目標温度に達することができないにも関わらず、過剰な開度で流量調整弁に流体を流し続けると、その分流体を搬送するポンプの負荷が増大したり、熱源設備のCOPが悪化したりする。
【0006】
本開示の目的は、省エネルギー化を実現する空調システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、
熱源ユニット(20)及び所定の熱媒体回路(C)が設けられる利用ユニット(30)を備え、対象空間(S)を空調する空調システムであって、
前記熱源ユニット(20)は、前記熱媒体回路(C)の熱媒体と熱交換し、
前記利用ユニット(30)は、前記熱媒体回路(C)に接続される、前記対象空間(S)の空気と熱交換する熱交換器(33)及び該熱交換器(33)を流れる前記熱媒体の流量を調節する流量調整弁(34)を備え、
前記熱媒体を搬送する第1搬送部(51)と、
前記流量調整弁(34)の開度の上限を制御する制御部(100)とを有する
空調システムである。
【0008】
流量調整弁(34)の開度の上限が制限されることで、流量調整弁(34)の開度が最大開度となることが抑制される。これにより、例えば、空調負荷が熱交換器(33)の設計能力を上回っている状況下では、流量調整弁(34)を所定値以上開けても対象空間(S)の測定温度が設定温度に達しにくい。このような状況下では、流量調整弁(34)の開度をそれ以上大きくしも、熱交換器(33)の熱交換効率がわずかに向上するだけで、測定温度が設定温度に達することができず、それどころか熱媒体の流量増大による第1搬送部(51)への負荷が増大する。このように、流量調整弁(34)の開度の上限を設定することで、上記のような状況になっても流量調整弁(34)が開き過ぎることが抑制され、第1搬送部(51)のへの負荷増大が抑制され、熱源ユニット(20)のCOPの悪化を抑制できる。すなわち、省エネルギーを実現することができる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様において、
前記制御部(100)は、前記流量調整弁(34)の開度の変化量であるΔMV、及び該流量調整弁(34)の開度の変化後の前記対象空間(S)の温度と設定温度との差の変化量の差であるΔ(PV-SV)に基づいて、前記流量調整弁(34)の開度の上限を制限する。
【0010】
第2の態様では、流量調整弁(34)の開度の変化量と、測定温度と設定温度との差の変化量に基づいて簡便に流量調整弁(34)の開度の上限を制限できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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