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公開番号
2025117214
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011944
出願日
2024-01-30
発明の名称
熱源機
出願人
リンナイ株式会社
代理人
弁理士法人青莪
主分類
F24H
9/00 20220101AFI20250804BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】ハウジング内に、端部にバーナを取付けた、熱交換器を内蔵する燃焼筐が収納された熱源機であって、ハウジングの背板16に、燃焼筐に固定の引掛け部が係合するフック17が設けられるものにおいて、フックの強度を向上させて、且つ、コストアップも抑制できるようにする。
【解決手段】フック17を、ハウジングの背板16の前面に固定される第1基部171aと、第1基部の横方向一方の端部に曲成された前方にのびる第1支え板部171bとを有する板金製の第1フック部材171と、ハウジングの背板16の前面に、第1基部171aの横方向一方に隣接して固定される第2基部172aと、第2基部の横方向他方の端部に曲成された前方にのびる第2支え板部172bとを有する板金製の第2フック部材172とで構成する。第1と第2の両支え板部171b、172bが横方向に重ね合わされ、両支え板部の上縁に引掛け部が係合する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ハウジング内に、端部にバーナを取付けた、熱交換器を内蔵する燃焼筐が収納された熱源機であって、ハウジングの背板に、燃焼筐に固定の引掛け部が係合するフックが設けられるものにおいて、
フックは、ハウジングの背板の前面に固定される第1基部と、第1基部の横方向一方の端部に曲成された前方にのびる第1支え板部とを有する板金製の第1フック部材と、ハウジングの背板の前面に、第1基部の横方向一方に隣接して固定される第2基部と、第2基部の横方向他方の端部に曲成された前方にのびる第2支え板部とを有する板金製の第2フック部材とで構成され、第1と第2の両支え板部が横方向に重ね合わされ、両支え板部の上縁に引掛け部が係合することを特徴とする熱源機。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記第1支え板部と前記第2支え板部との一方に、第1支え板部と第2支え板部との他方に向けて横方向に突出する位置決め用の雄型係合部が形成されると共に、第1支え板部と第2支え板部との他方に、雄型係合部が係合する位置決め用の雌型係合部が形成されることを特徴とする請求項1記載の熱源機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハウジング内に、端部にバーナを取付けた、熱交換器を内蔵する燃焼筐が収納された熱源機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の熱源機として、ハウジングの背板に、燃焼筐に固定の引掛け部が係合するフック部を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。ここで、燃焼筐は、背板に締結固定されるが、フックを設けておけば、メンテナンス時に背板への燃焼筐の締結を解除する際に、フックにより燃焼筐を落下しないように保持することができる。
【0003】
上記従来例のフックは、背板の一部を切起すことで背板に一体に一体に形成されている。然し、このようなフックでは、バーナ及び熱交換器を含む燃焼筐の重量が重くなった場合、変形してしまうことがある。フックが変形しないように、フックの板厚、即ち、フックを一体に形成した背板の板厚を厚くすることも考えられるが、これではコストが高くなってしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-89774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、以上の点に鑑み、フックの強度を向上させて、且つ、コストアップも抑制できるようにした熱源機を提供することをその課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、ハウジング内に、端部にバーナを取付けた、熱交換器を内蔵する燃焼筐が収納された熱源機であって、ハウジングの背板に、燃焼筐に固定の引掛け部が係合するフックが設けられるものにおいて、フックは、ハウジングの背板の前面に固定される第1基部と、第1基部の横方向一方の端部に曲成された前方にのびる第1支え板部とを有する板金製の第1フック部材と、ハウジングの背板の前面に、第1基部の横方向一方に隣接して固定される第2基部と、第2基部の横方向他方の端部に曲成された前方にのびる第2支え板部とを有する板金製の第2フック部材とで構成され、第1と第2の両支え板部が横方向に重ね合わされ、両支え板部の上縁に引掛け部が係合することを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、フックを第1と第2の2個のフック部材を重ね合わせて構成するため、フックの強度が向上し、重量の重い燃焼筐でも問題なくフックで支持できる。そして、ハウジングの背板を板厚の厚いものにする必要がなく、コストアップを抑制できる。尚、板厚の厚い1個のフック部材でフックを構成することも考えられが、このようなフック部材は単価がかなり高くなる。これに対し、本発明では、第1と第2の各フック部材の板厚は薄くてもよく、2個のフック部材を用いても、単価は1個のフック部材を用いるものに比し安く、コストアップを一層抑制できる。
【0008】
また、本発明においては、第1支え板部と第2支え板部との一方に、第1支え板部と第2支え板部との他方に向けて横方向に突出する位置決め用の雄型係合部が形成されると共に、第1支え板部と第2支え板部との他方に、雄型係合部が係合する位置決め用の雌型係合部が形成されることが望ましい。これによれば、雄型係合部を雌型係合部に係合させることで、第1と第2の2個のフック部材を位置決めした状態で組み合わせて1個の部品として取り扱うことができ、組立作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態の熱源機の斜視図。
実施形態の熱源機の前板の一部を切除した正面図。
図2のIII-IIIで切断した断面図。
実施形態の熱源機の要部の拡大斜視図。
(a)実施形態の熱源機のフックの斜視図、(b)フックの分解状態の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1乃至図3を参照して、本発明の実施形態の熱源機は、取外し自在な前板11を有するハウジング1を備えている。ハウジング1内には、バーナ2を前端に取り付けた、熱交換器3を内蔵ずる燃焼筐4が収納されている。ハウジング1内には、更に、バーナ2から下方にのびるガス流入管部21に接続されるファン5が収納されている。ファン5の上流側には予混合部6が接続されている。予混合部6には、その内部に設けられる図外のガス吸引部に接続される燃料ガス用のバルブユニット61が付設されている。そして、ファン5を駆動することにより、予混合部6に一次空気が吸引されると共に、ガス管62からの燃料ガスがバルブユニット61とガス吸引部とを介して一次空気に混入され、燃料ガスと一次空気との混合気がファン5とガス流入管部21とを介してバーナ2に供給されるようにしている。
(【0011】以降は省略されています)
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