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公開番号2025121089
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016301
出願日2024-02-06
発明の名称人工毛髪用繊維及び頭髪装飾品
出願人デンカ株式会社,国立大学法人山形大学
代理人SK弁理士法人,個人,個人
主分類A41G 3/00 20060101AFI20250812BHJP(衣類)
要約【課題】編込み時の編みやすさに優れる人工毛髪用繊維を提供する。
【解決手段】本発明によれば、人工毛髪用繊維であって、30cmにカットした前記人工毛髪用繊維で10gの糸束を作り、試験用人工毛髪用繊維束を得、正弦運動摩擦評価装置を用い、移動距離30mm、垂直荷重0.98N、回転速度2.1rad/s、最大速度30mm/sの条件で、接触子を直線方向に正弦運動させることにより、前記試験用人工毛髪用繊維束の表面摩擦抵抗力を測定し、摩擦プロファイルを得たとき、前記摩擦プロファイルから算出される遅れ時間δが0.0138~0.0200であり、前記遅れ時間δは、下記式(1)で表される、人工毛髪用繊維が提供される。
δ=Δt/T0・・・(1)
(式(1)において、Δtは、前記接触子の速度が0になった時点から、初めて摩擦力が0になる時点までに要する時間を、T0は前記正弦運動一往復に要する時間を示す。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
人工毛髪用繊維であって、
30cmにカットした前記人工毛髪用繊維で10gの糸束を作り、試験用人工毛髪用繊維束を得、
正弦運動摩擦評価装置を用い、移動距離30mm、垂直荷重0.98N、回転速度2.1rad/s、最大速度30mm/sの条件で、接触子を直線方向に正弦運動させることにより、前記試験用人工毛髪用繊維束の表面摩擦抵抗力を測定し、摩擦プロファイルを得たとき、前記摩擦プロファイルから算出される遅れ時間δが0.0138~0.0200であり、
前記遅れ時間δは、下記式(1)で表される、人工毛髪用繊維。
δ=Δt/T

・・・(1)
(式(1)において、Δtは、前記接触子の速度が0になった時点から、初めて摩擦力が0になる時点までに要する時間を、T

は前記正弦運動一往復に要する時間を示す。)
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記試験用人工毛髪用繊維束の前記表面摩擦抵抗力の測定により得られる動摩擦係数μkが0.150~0.600である、請求項1に記載の人工毛髪用繊維。
【請求項3】
前記試験用人工毛髪用繊維束の圧縮エネルギーWCが28.0~40.0gf・cm/cm

である、請求項1又は請求項2に記載の人工毛髪用繊維。
【請求項4】
前記試験用人工毛髪用繊維束の比容積が5.0cc/g以上、25.0cc/g以下である、請求項1又は請求項2に記載の人工毛髪用繊維。
【請求項5】
前記人工毛髪用繊維は、ポリ塩化ビニル系樹脂を含む、請求項1又は請求項2に記載の人工毛髪用繊維。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の人工毛髪用繊維を備える、頭髪装飾品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は人工毛髪用繊維、及び頭髪装飾製品に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
かつら、ヘアウィッグ、付け毛、ヘアーバンド、ドールヘアーなどの頭飾製品においては人毛に代わる人工毛髪の重要性が高まってきている。人工毛髪用繊維を構成する素材としては、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、またはポリエステル系樹脂があり、これらの樹脂からなる人工毛髪用繊維が市販されている。
【0003】
特許文献1には、KES法による曲げ剛性が0.7~2.5gf・cm

である繊維(A)に捲縮加工を施した繊維束にあって、クリンプの波形状が、次の式
1mm≦R≦20mm
(式中、Rはクリンプの波形状の山と谷の長さである。)
を満足する人工毛髪用繊維束が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-47846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の技術では、編込み時の編みやすさに優れる人工毛髪用繊維を得ることは難しかった。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、編込み時の編みやすさに優れる人工毛髪用繊維を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、人工毛髪用繊維であって、30cmにカットした前記人工毛髪用繊維で10gの糸束を作り、試験用人工毛髪用繊維束を得、正弦運動摩擦評価装置を用い、移動距離30mm、垂直荷重0.98N、回転速度2.1rad/s、最大速度30mm/sの条件で、接触子を直線方向に正弦運動させることにより、前記試験用人工毛髪用繊維束の表面摩擦抵抗力を測定し、摩擦プロファイルを得たとき、前記摩擦プロファイルから算出される遅れ時間δが0.0138~0.0200であり、前記遅れ時間δは、下記式(1)で表される、人工毛髪用繊維が提供される。
δ=Δt/T

・・・(1)
(式(1)において、Δtは、前記接触子の速度が0になった時点から、初めて摩擦力が0になる時点までに要する時間を、T

は前記正弦運動一往復に要する時間を示す。)
【0008】
本発明者は、鋭意検討を行ったところ、正弦運動摩擦評価装置により測定される摩擦プロファイルから算出される遅れ時間δを特定の数値範囲内に制御することにより、編込み時の編みやすさに優れる人工毛髪用繊維となることを見出し、本発明の完成に至った。
【0009】
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
[1]人工毛髪用繊維であって、30cmにカットした前記人工毛髪用繊維で10gの糸束を作り、試験用人工毛髪用繊維束を得、正弦運動摩擦評価装置を用い、移動距離30mm、垂直荷重0.98N、回転速度2.1rad/s、最大速度30mm/sの条件で、接触子を直線方向に正弦運動させることにより、前記試験用人工毛髪用繊維束の表面摩擦抵抗力を測定し、摩擦プロファイルを得たとき、前記摩擦プロファイルから算出される遅れ時間δが0.0138~0.0200であり、前記遅れ時間δは、下記式(1)で表される、人工毛髪用繊維。δ=Δt/T

・・・(1)(式(1)において、Δtは、前記接触子の速度が0になった時点から、初めて摩擦力が0になる時点までに要する時間を、T

は前記正弦運動一往復に要する時間を示す。)
[2]前記試験用人工毛髪用繊維束の前記表面摩擦抵抗力の測定により得られる動摩擦係数μkが0.150~0.600である、[1]に記載の人工毛髪用繊維。
[3]前記試験用人工毛髪用繊維束の圧縮エネルギーWCが28.0~40.0gf・cm/cm

である、[1]又は[2]に記載の人工毛髪用繊維。
[4]前記試験用人工毛髪用繊維束の比容積が5.0cc/g以上、25.0cc/g以下である、[1]~[3]のいずれかに記載の人工毛髪用繊維。
[5]前記人工毛髪用繊維は、ポリ塩化ビニル系樹脂を含む、[1]~[4]のいずれかに記載の人工毛髪用繊維。
[6][1]~[5]に記載の人工毛髪用繊維を備える、頭髪装飾品。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る人工毛髪用繊維は、編込み時の編みやすさに優れる。また、本発明に係る人工毛髪用繊維を備える頭髪装飾品は、編込み時の編みやすさに優れる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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