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公開番号
2025120536
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015373
出願日
2024-02-05
発明の名称
模擬臓器
出願人
デンカ株式会社
,
国立大学法人東北大学
代理人
園田・小林弁理士法人
主分類
G09B
23/30 20060101AFI20250808BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】模擬臓器、医療手技訓練用キット、医療手技訓練装置、及び模擬粘液被覆模擬臓器の製造方法を提供する。
【解決手段】 模擬血管及び模擬潰瘍を含む模擬臓器であって、模擬血管の少なくとも外側表面の一部、及び模擬潰瘍の少なくとも一部が導電性を有し、模擬血管の導電性を有する部分の表面抵抗値が、模擬潰瘍の導電性を有する部分の体積抵抗率より低く、模擬潰瘍の導電性を有する部分の体積抵抗率が、1×10
2
~1×10
7
Ω・cmである、模擬臓器とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
模擬血管及び模擬潰瘍を含む模擬臓器であって、
模擬血管の少なくとも外側表面の一部、及び模擬潰瘍の少なくとも一部が導電性を有し、
模擬血管の導電性を有する部分の表面抵抗値が、模擬潰瘍の導電性を有する部分の体積抵抗率より低く、
模擬潰瘍の導電性を有する部分の体積抵抗率が、1.0×10
2
~1.0×10
7
Ω・cmである、模擬臓器。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
模擬血管が熱可塑性樹脂を含む、請求項1に記載の模擬臓器。
【請求項3】
模擬臓器の外側表面の少なくとも一部が模擬粘液組成物で被覆された模擬粘液被覆模擬臓器として使用するための模擬臓器である、請求項1又は2に記載の模擬臓器。
【請求項4】
模擬血管の軟化点が200℃以下である、請求項1又は2に記載の模擬臓器。
【請求項5】
模擬血管の導電性を有する部分の表面抵抗値が、1.0×10
1
~1.0×10
6
Ωである、請求項1又は2に記載の模擬臓器。
【請求項6】
模擬血管の導電性を有する部分の表面抵抗値が、模擬粘液組成物の体積抵抗率よりも高い、請求項3に記載の模擬臓器。
【請求項7】
模擬臓器の外側表面の少なくとも一部が、模擬粘液組成物で被覆されており、
模擬血管の導電性を有する部分の表面抵抗値が、模擬粘液組成物の体積抵抗率以上である、請求項1に記載の模擬臓器。
【請求項8】
模擬粘液組成物の体積抵抗率が1.0~1.0×10
6
Ω・cmである、請求項7に記載の模擬臓器。
【請求項9】
模擬血管が管状の基材層と、基材層の外側表面の少なくとも一部に配置された導電層とを有し、
基材層の外径が0.5~10.0mm、及び/又は基材層の厚みが0.05~2.0mmである、請求項1又は2に記載の模擬臓器。
【請求項10】
模擬血管が、模擬血管内へと模擬血液を供給できる装置と接続されている、請求項1又は2に記載の模擬臓器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、模擬臓器、医療手技訓練用キット、医療手技訓練装置、及び模擬粘液被覆模擬臓器の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、人体に対する負担が少なく、早期の回復が期待できる低侵襲手術、例えば内視鏡や腹腔鏡を用いた手術、に対する期待が高まり、その事例が増加している。例えば、消化管等臓器内部粘膜層に出来た腫瘍を内視鏡下で切除・摘出する(内視鏡的粘膜切除術および内視鏡的粘膜下層剥離術)ことにより、通常の開腹手術と比較して小規模な傷口で手術を行うことができる。また、消化管内の出血を内視鏡下で止血する(内視鏡的止血術)ことにより、出血によるショックを防ぎ、緊急手術や死亡を避けることができる。そのため、患者にとって身体的負担が軽くなり、短い入院期間で早期の社会復帰が期待される。
【0003】
そのため、内視鏡や腹腔鏡を用いた手術に対応した、医師や医学生の手技練習モデルに対する需要が高くなってきており、これまでに技術向上および医療行為の品質向上のため、医療手技訓練用モデルの提案がされている(特許文献1、2、3)。
また、使用される器具として、電気メス等手術用エネルギーデバイスが用いられる事例が増えてきている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-116206号公報
特開2008-197483号公報
特開2015-085017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
生体の粘膜組織に対する電気メス等のエネルギーデバイスを用いた切開や止血等の処置の訓練として、例えば臓器や組織を模した模擬臓器において、模擬血管をエネルギーデバイスの先端で挟み、通電していた。しかし、模擬血管や模擬潰瘍の材料や物性の組み合わせによっては、模擬血管における止血ができなかった。
【0006】
本開示は、模擬血管と模擬潰瘍とを含み、医療処置訓練において、止血処置ができる、模擬臓器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、様々な手段を検討した結果、模擬臓器が、模擬血管の少なくとも外側表面の一部、及び模擬潰瘍の少なくとも一部が導電性を有し、模擬血管の導電性を有する部分の表面抵抗値が、模擬潰瘍の導電性を有する部分の体積抵抗率より低く、模擬潰瘍の導電性を有する部分の体積抵抗率が、1.0×10
2
~1.0×10
7
Ω・cmである模擬臓器とすることで、模擬血管における止血処理ができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
本開示は以下の態様を含む。
[1] 模擬血管及び模擬潰瘍を含む模擬臓器であって、
模擬血管の少なくとも外側表面の一部、及び模擬潰瘍の少なくとも一部が導電性を有し、
模擬血管の導電性を有する部分の表面抵抗値が、模擬潰瘍の導電性を有する部分の体積抵抗率より低く、
模擬潰瘍の導電性を有する部分の体積抵抗率が、1.0×10
2
~1.0×10
7
Ω・cmである、模擬臓器。
[2] 模擬粘液被覆模擬臓器の製造方法であって、
模擬血管及び模擬潰瘍を含む模擬臓器の、外側表面の少なくとも一部を模擬粘液組成物で被覆することを含み、
模擬血管の少なくとも外側表面の一部、及び模擬潰瘍の少なくとも一部が導電性を有し、
模擬血管の導電性を有する部分の表面抵抗値が、模擬潰瘍の導電性を有する部分の体積抵抗率より低く、かつ、模擬粘液組成物の体積抵抗率よりも高く、
模擬潰瘍の導電性を有する部分の体積抵抗率が1.0×10
2
~1.0×10
7
Ω・cmであり、
模擬血管が熱可塑性樹脂を含む、製造方法。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、模擬血管と模擬潰瘍とを含み、医療処置訓練において、止血処置ができる、模擬臓器を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一実施形態について詳細に説明するが、本開示の範囲はここで説明する一実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができる。本明細書に開示された各々の態様は、本明細書に開示された他のいかなる特徴とも組み合わせることができる。また、特定のパラメータについて、複数の上限値及び下限値が記載されている場合、これらの上限値及び下限値の内、任意の上限値と下限値とを組合せて好適な数値範囲とすることができる。また、本開示に記載されている数値範囲の下限値及び/又は上限値は、その数値範囲内の数値であって、実施例で示されている数値に置き換えてもよい。数値範囲を示す「X~Y」との表現は、「X以上Y以下」であることを意味している。一実施形態について記載した特定の説明が他の実施形態についても当てはまる場合には、他の実施形態においてはその説明を省略している場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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