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公開番号
2025121460
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024016858
出願日
2024-02-07
発明の名称
光学系および撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
13/00 20060101AFI20250813BHJP(光学)
要約
【課題】高速フォーカシングが可能な小型の光学系を提供する。
【解決手段】光学系L0は、物体側から像側へ順に配置された、複数のレンズ群を含む正の屈折力の前群Lfと、開口絞りSPと、複数のレンズ群を含む正の屈折力の後群Lrとにより構成される。フォーカシングに際して前群に含まれる第1フォーカスレンズ群L2と、後群に含まれる第2フォーカスレンズ群L4が移動することで、隣り合うレンズ群の間隔が変化する。前群は、最も物体側に配置された正の屈折力の第1レンズと、該第1レンズに像側にて隣り合う負の屈折力の第2レンズとを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された、複数のレンズ群を含む正の屈折力の前群と、開口絞りと、複数のレンズ群を含む正の屈折力の後群とにより構成される光学系であって、
フォーカシングに際して前記前群に含まれる第1フォーカスレンズ群と、前記後群に含まれる第2フォーカスレンズ群が移動することで、隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
前記前群は、
最も物体側に配置された正の屈折力の第1レンズと、
該第1レンズに像側にて隣り合う負の屈折力の第2レンズとを含むことを特徴とする光学系。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1レンズは、単レンズであることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記第2レンズは、単レンズの物体側の面に樹脂層を有し、
前記樹脂層の物体側の面が非球面であることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項4】
前記第1レンズの焦点距離をf1、無限遠物体に合焦した状態での前記光学系の焦点距離をfとするとき、
0.5≦f1/f≦4.0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項5】
前記第1レンズと前記第2レンズの光軸上の空気間隔をLD1、無限遠物体に合焦した状態での前記光学系の焦点距離をfとするとき、
0.02≦LD1/f≦0.15
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項6】
前記光学系の最も像側のレンズ面から像面までの光軸上の空気換算距離をSK、無限遠物体に合焦した状態での前記光学系の焦点距離をfとするとき、
0.1≦SK/f≦0.6
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項7】
前記第1レンズのd線を基準とするアッベ数をνd1とするとき
15≦νd1≦30
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項8】
前記前群は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、正または負の屈折力の第2レンズ群とを含み、
前記第2レンズ群が前記第1フォーカスレンズ群であることを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項9】
前記前群は、物体側から像側へ順に配置された、前記第1レンズ群と、前記第2レンズ群と、正または負の屈折力の第3レンズ群とにより構成されていることを特徴とする請求項8に記載の光学系。
【請求項10】
前記前群は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、正または負の屈折力の第2レンズ群とを含み、
前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から該第1レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をT1、無限遠物体に合焦した状態での前記光学系の焦点距離をfとするとき、
0.2≦T1/f≦1.5
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像に好適な光学系に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
撮像には、大口径比でありながら小型で高い光学性能を有する光学系が求められている。またこのような光学系において、高速でフォーカシング(オートフォーカス)を行うことも求められている。
【0003】
特許文献1および特許文献2には、フォーカシングにおいて光学系の内部に配置されたフォーカスレンズ群を駆動するインナーフォーカス方式の光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-197125号公報
特開2023-120952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
大口径比の光学系では、諸収差の補正が困難である。特に高速でフォーカシングを行うためにフォーカスレンズ群を軽量化すると、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングにおいて収差変動の抑制が困難になる。
【0006】
本発明は、大口径比でありながらも軽量で、かつ高速でフォーカシングが可能な小型の光学系およびこれを備えた撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての光学系は、物体側から像側へ順に配置された、複数のレンズ群を含む正の屈折力の前群と、開口絞りと、複数のレンズ群を含む正の屈折力の後群とにより構成される。フォーカシングに際して前群に含まれる第1フォーカスレンズ群と、後群に含まれる第2フォーカスレンズ群が移動することで、隣り合うレンズ群の間隔が変化する。前群は、最も物体側に配置された正の屈折力の第1レンズと、該第1レンズに像側にて隣り合う負の屈折力の第2レンズとを含むことを特徴とする。なお、上記光学系を備えた撮像装置も、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、大口径比でありながらも軽量で、かつ高速でフォーカシングが可能な小型の光学系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の光学系の構成を示す断面図。
実施例1の光学系の(a)無限遠合焦状態と(b)最至近合焦状態での縦収差図。
実施例2の光学系の構成を示す断面図。
実施例2の光学系の(a)無限遠合焦状態と(b)最至近合焦状態での縦収差図。
実施例3の光学系の構成を示す断面図。
実施例3の光学系の(a)無限遠合焦状態と(b)最至近合焦状態での縦収差図。
実施例4の光学系の構成を示す断面図。
実施例4の光学系の(a)無限遠合焦状態と(b)最至近合焦状態での縦収差図。
実施例1~4の光学系を備えた撮像装置を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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