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公開番号
2025121609
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024017150
出願日
2024-02-07
発明の名称
銀イオン水生成装置
出願人
株式会社ハタノ製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C02F
1/461 20230101AFI20250813BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】一対の電極間に異物が流通するのを抑制できる銀イオン水生成装置を提供する。
【解決手段】本発明は、通水路65に沿って延び、かつ通水路65を挟んで両側に配置される銀製の一対の電極6を備え、通水路65に沿って原料水を流通させつつ、一対の電極6間に直流電圧を印加することによって、電極6から銀イオンを溶出させて銀イオン水を生成するようにした銀イオン水生成装置を対象とする。一対の電極6の周囲を被覆する樹脂製の電極カバー7が設けられ、電極カバー7の内周面に、通水路65の両側縁部における一対の電極6間に対応して、通水路65に沿って延びる異物滞留防止用の第1溝が形成されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
通水路に沿って延び、かつ前記通水路を挟んで両側に配置される銀製の一対の電極を備え、前記通水路に沿って原料水を流通させつつ、前記一対の電極間に直流電圧を印加することによって、前記電極から銀イオンを溶出させて銀イオン水を生成するようにした銀イオン水生成装置であって、
前記一対の電極の周囲を被覆する樹脂製の電極カバーが設けられ、
前記電極カバーの内周面に、前記通水路の両側縁部における前記一対の電極間に対応して、前記通水路に沿って延びる異物滞留防止用の第1溝が形成されていることを特徴とする銀イオン水生成装置。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記一対の電極における前記通水路の下流側端部に、前記電極に通電するための通電部が設けられ、
前記電極カバーの内周面に、前記通水路の下流側端部の両側縁部における前記一対の電極間に対応して、前記細溝よりも間隔が広い異物滞留防止用の第2溝が形成されている請求項1に記載の銀イオン水生成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、殺菌用等に使用される銀イオン水を生成するための銀イオン水生成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年になって、殺菌用に銀イオン水が注目されている。例えば高齢者施設や病院において要介護者や患者の身体の部位、例えば陰部等を洗浄するのに殺菌性のある銀イオン水が使用される場合がある。このような銀イオン水を生成する方法の一つに電気分解を用いた銀イオン水生成装置が周知である。
【0003】
例えば下記特許文献1に示す電気分解方式の銀イオン水生成装置は、流入口および流出口を有する通水ケースを備え、その通水ケースの内部に銀板製の一対の電極が間隔をおいて平行に配置されている。そして流入口を介して通水ケース内に水を流入させつつ、一対の電極に直流電圧を印加して、電気分解反応により銀イオンを溶出させて銀イオン水を生成し、その銀イオン水を流出口から流出させるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5684523号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来の銀イオン水生成装置においては、電気分解反応に伴って、酸化による塩化銀等の異物が発生するが、そのような異物が一対の電極間を繋ぐように滞留すると、その異物によって一対の電極間に短絡が生じることがある。そうすると、電気分解反応を行えなくなり、銀イオン水を安定した状態で生成できなくなるという課題が発生する。
【0006】
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、塩化銀等の異物によって一対の電極間に短絡が生じるのを防止できて、長期間安定した状態で銀イオン水を生成することができる銀イオン水生成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を備えるものである。
【0008】
[1]通水路に沿って延び、かつ前記通水路を挟んで両側に配置される銀製の一対の電極を備え、前記通水路に沿って原料水を流通させつつ、前記一対の電極間に直流電圧を印加することによって、前記電極から銀イオンを溶出させて銀イオン水を生成するようにした銀イオン水生成装置であって、
前記一対の電極の周囲を被覆する樹脂製の電極カバーが設けられ、
前記電極カバーの内周面に、前記通水路の両側縁部における前記一対の電極間に対応して、前記通水路に沿って延びる異物滞留防止用の第1溝が形成されていることを特徴とする銀イオン水生成装置。
【0009】
[2]前記一対の電極における前記通水路の下流側端部に、前記電極に通電するための通電部が設けられ、
前記電極カバーの内周面に、前記通水路の下流側端部の両側縁部における前記一対の電極間に対応して、前記細溝よりも間隔が広い異物滞留防止用の第2溝が形成されている前項1に記載の銀イオン水生成装置。
【発明の効果】
【0010】
発明[1]の銀イオン水生成装置によれば、電極カバーの内周面における通水路の両側縁部に、異物滞留防止用の第1溝が形成されているため、この第1溝内には、電気分解反応に伴って生成される塩化銀等の異物が滞留し難く、溝底面に少量滞留する程度に抑制することができる。このため電極カバーの内周面に滞留する異物は、第1溝の位置で遮断されることにより、異物によって一対の電極間が短絡する等の不具合を確実に防止でき、電気分解反応を効率良く行うことができ、高品質の銀イオン水を長期間安定した状態で生成することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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