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公開番号
2025122419
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024017882
出願日
2024-02-08
発明の名称
システム、画像形成装置、サーバ、及びシステムの制御方法
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ネクスト
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250814BHJP(計算;計数)
要約
【課題】処理可能量の新たな管理方法を実現できる技術を提供する。
【解決手段】サーバ30は、携帯端末装置10からチャージ命令を受信したことに応じてユーザIDに対応する第1印刷可能枚数にチャージ枚数を加算する加算処理と、加算後の第1印刷可能枚数に基づいて、ユーザIDに対応するデバイスIDにより識別されるプリンタ20の第2印刷可能枚数を更新させる第1更新処理と、を実行し、プリンタ20は、印刷部25を用いて画像を形成させる印刷処理と、実行した印刷処理の処理量に基づいて、第2印刷可能枚数を更新する第2更新処理と、を実行し、サーバ30は、実行した印刷処理の処理量に基づいて、印刷処理を実行したプリンタ20のデバイスIDに対応する第1印刷可能枚数を更新する第3更新処理、を実行する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置と、
サーバと、
情報処理装置と、を備えたシステムであって、
前記サーバは、
前記画像形成装置を利用するユーザを識別するユーザIDと、前記画像形成装置を識別する装置IDと、前記画像形成装置によって実行される画像形成処理の処理可能量である第1処理可能量とを対応付けて記憶する第1記憶部、を備え、
前記画像形成装置は、
画像形成部と、
前記画像形成部によって実行される画像形成処理の処理可能量である第2処理可能量を記憶する第2記憶部と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記ユーザIDに対応する前記第1処理可能量に特定処理可能量を前記サーバに加算させる加算命令を前記サーバに送信し、
前記サーバは、
前記情報処理装置から前記加算命令を受信したことに応じて前記ユーザIDに対応する前記第1処理可能量に前記特定処理可能量を加算する加算処理と、
加算後の前記第1処理可能量に基づいて、前記ユーザIDに対応する装置IDにより識別される画像形成装置の前記第2処理可能量を更新させる第1更新処理と、
を実行し、
前記画像形成装置は、
前記画像形成部を用いて画像を形成させる画像形成処理と、
実行した前記画像形成処理の処理量に基づいて、前記第2処理可能量を更新する第2更新処理と、
を実行し、
前記サーバは、
実行した前記画像形成処理の処理量に基づいて、前記画像形成処理を実行した画像形成装置の装置IDに対応する前記第1処理可能量を更新する第3更新処理、
を実行する、
システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記サーバは、
前記ユーザIDに複数の装置IDが対応付けられている場合、前記第1更新処理において、前記複数の装置IDのそれぞれにより識別される複数の画像形成装置の第2処理可能量を前記第1処理可能量に基づいて更新させる、
請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記画像形成装置は、
前記第2更新処理において、実行した前記画像形成処理の処理量に基づいて前記第2処理可能量を更新し、更新した前記第2処理可能量をサーバに送信し、
前記サーバは、
前記第3更新処理において、更新した前記第2処理可能量に基づいて前記第1処理可能量を更新する、
請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記画像形成装置は、
実行した前記画像形成処理の処理量を前記サーバに送信し、
前記サーバは、
前記第3更新処理において、前記画像形成装置から受信した前記画像形成処理の処理量に基づいて前記第1処理可能量を更新し、更新した前記第1処理可能量を前記画像形成装置に送信し、
前記画像形成装置は、
前記第2更新処理において、更新した前記第1処理可能量に基づいて前記第2処理可能量を更新する、
請求項2に記載のシステム。
【請求項5】
前記サーバは、
前記画像形成処理の処理量が前記第1処理可能量を超えた場合、超えた分の処理量に応じた料金を前記情報処理装置に請求する、
請求項1~4のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項6】
前記サーバは、
前記ユーザIDに複数の装置IDが対応付けられている場合、前記第1更新処理において、前記複数の装置IDのそれぞれにより識別される複数の画像形成装置の第2処理可能量を前記第1処理可能量の一部に基づいて更新させる、
請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記サーバは、
複数のユーザIDに特定の装置IDが対応付けられている場合、前記第1更新処理において、前記複数のユーザIDのそれぞれに対応する前記第1処理可能量の合算量に基づいて、前記特定の装置IDにより識別される画像形成装置の前記第2処理可能量を更新させる、
請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記画像形成装置は、
前記第2更新処理において、前記画像形成処理の処理量を前記特定の装置IDに対応付けられた前記複数のユーザIDの数で除して得られた処理量に基づいて、前記第2処理可能量を更新し、
前記サーバは、
前記第3更新処理において、前記画像形成処理の処理量を前記特定の装置IDに対応付けられた前記複数のユーザIDの数で除して得られた処理量に基づいて、前記画像形成処理を実行した画像形成装置の装置IDに対応する前記第1処理可能量を更新する、
請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記サーバは、
前記画像形成処理の処理量が前記第1処理可能量を超えた場合、超えた分の処理量を前記特定の装置IDに対応付けられた前記複数のユーザIDの数で除して得られた処理量に応じた料金を前記情報処理装置に請求する、
請求項7又は8に記載のシステム。
【請求項10】
前記画像形成処理は、着色剤を使ってシートに画像を形成する処理を含み、
前記処理可能量とは、前記シートの量又は前記着色剤の量を含む、
請求項1に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、画像形成装置によって実行される画像形成処理の処理可能量を管理する技術に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、携帯端末装置、プリンタ及びサーバからなる印刷システムが記載されている。具体的には、サーバは、プリンタのデバイスIDと、プリンタに印刷を許可する印刷可能枚数とを対応付けてサーバ管理テーブルに記憶する。携帯端末装置は、プリンタに印刷を実行させる印刷命令を送信する。また、携帯端末装置は、サーバ管理テーブルの印刷可能枚数にチャージ枚数を加算する設定を実行させる許可量設定情報を、サーバに送信する。サーバ及びプリンタは、サーバ管理テーブルの印刷可能枚数と、プリンタ管理テーブルの印刷可能枚数を同期させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-110476号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、サーバとプリンタとの間で印刷可能枚数を同期させる方法は、特許文献1に記載の方法以外にも考えられる。
【0005】
本願は、処理可能量の新たな管理方法を実現できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願のシステムは、画像形成装置と、サーバと、情報処理装置と、を備えたシステムであって、サーバは、画像形成装置を利用するユーザを識別するユーザIDと、画像形成装置を識別する装置IDと、画像形成装置によって実行される画像形成処理の処理可能量である第1処理可能量とを対応付けて記憶する第1記憶部、を備え、画像形成装置は、画像形成部と、画像形成部によって実行される画像形成処理の処理可能量である第2処理可能量を記憶する第2記憶部と、を備え、情報処理装置は、ユーザIDに対応する第1処理可能量に特定処理可能量をサーバに加算させる加算命令をサーバに送信し、サーバは、情報処理装置から加算命令を受信したことに応じてユーザIDに対応する第1処理可能量に特定処理可能量を加算する加算処理と、加算後の第1処理可能量に基づいて、ユーザIDに対応する装置IDにより識別される画像形成装置の第2処理可能量を更新させる第1更新処理と、を実行し、画像形成装置は、画像形成部を用いて画像を形成させる画像形成処理と、実行した画像形成処理の処理量に基づいて、第2処理可能量を更新する第2更新処理と、を実行し、サーバは、実行した画像形成処理の処理量に基づいて、画像形成処理を実行した画像形成装置の装置IDに対応する第1処理可能量を更新する第3更新処理、を実行する。
【0007】
本願のシステムでは、ユーザIDに対応する第1処理可能量に特定処理可能量を加算し、加算後の第1処理可能量に基づいて、ユーザIDに対応する装置IDにより識別される画像形成装置の第2処理可能量を更新させるようにしたので、ユーザ毎に印刷可能枚数を管理することができる。
【0008】
また、サーバは、ユーザIDに複数の装置IDが対応付けられている場合、第1更新処理において、複数の装置IDのそれぞれにより識別される複数の画像形成装置の第2処理可能量を第1処理可能量に基づいて更新させる。これにより、ユーザは、複数の画像形成装置のそれぞれを指定して個別に第2処理可能量を更新する指示をしなくても、サーバが自動的に複数の画像形成装置のそれぞれの第2処理可能量を更新するので、便利である。
【0009】
また、画像形成装置は、第2更新処理において、実行した画像形成処理の処理量に基づいて第2処理可能量を更新し、更新した第2処理可能量をサーバに送信し、サーバは、第3更新処理において、更新した第2処理可能量に基づいて第1処理可能量を更新する。このように、画像形成装置は更新した処理可能量をサーバに送信するだけで、が更新した第2処理可能量に基づいて第1処理可能量を更新するので、画像形成装置のサーバに対する処理量を低減できる。
【0010】
また、画像形成装置は、実行した画像形成処理の処理量をサーバに送信し、サーバは、第3更新処理において、画像形成装置から受信した画像形成処理の処理量に基づいて第1処理可能量を更新し、更新した第1処理可能量を画像形成装置に送信し、画像形成装置は、第2更新処理において、更新した第1処理可能量に基づいて第2処理可能量を更新する。このように、画像形成装置は更新した第2処理可能量をサーバに送信するだけで、サーバが更新した第2処理可能量に基づいて第1処理可能量を更新し、画像形成装置に更新した第1処理可能量を画像形成装置に送信する。そして、画像形成装置は、この第1処理可能量をサーバから受信して第2処理可能量を更新するだけでよいので、画像形成装置の第2処理可能量に対する更新処理を簡単化することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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